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第9話

2日目ー午後ー
ただひたすら何か向けて謝り続ける陽葵に侑紗が

「陽葵ちゃん、どうしたの?
陽葵ちゃんは何にごめんなさいしてるの?」

と声をかけると、先程とは違い反応があった。

陽葵はその体を抱え込むようにしていた腕に
ギュッと力を込めて、一瞬躊躇うような動きを
見せたが、ゆっくりと口を開いた。 ピキッ

「私…ね。保育園の時からずっと一緒だった
幼馴染の友達がいたの。ずっと友達でいられるって…ずっと仲良しだって勝手に思い込んでた…」

「うん。」

「でも中学校になった時に、急に無視されるようになった…ううん、嫌味…かな。
私から声をかけても無視されるし、すれ違う度にわざとぶつかられて…
根も葉もない噂まで流されて…。」 ピシッ

「うん…。」

「…私なにかしちゃったんじゃないかって
それで……謝ってみたけど、ダメで…」

「そっかそっか……」

「それから私、訳分からなくなっちゃって
どんなに仲良くなっても…信じられなくて
ずっと申し訳なさと、不安でいっぱいで…」 ピキンッ

「怖かったね…寂しかったね…」

「うん……怖かった…つらかった…。
ずっと1人な気がしちゃって…
寂しかったよ……」ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ パリン

「じゃあ…陽葵ちゃんはどうしたい?」

「どうしたいって……?」

「これからどうなりたいの?」

「私……私は…友達を信じたい……。
信じれるようになりたい……っ!!」


__パシャンッ!!