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第7話

2日目ー午後ー

何も無いまま時は流れた。
思えばここに来てから何も飲み食いしていないことに裕翔は気がついた。


「ねぇ。みんなおかな空いたりしない?」


投げかけた問にはやはり言葉は返って来ず、
みんな首を横に振るだけだ。

かくいう裕翔もお腹も空いてなければ
喉もかわいていない、やはりここは
仮想世界なのだろうか。

そんなことを考えていると
侑沙がポツリと呟いた。


「…人って、水がない状況だと
4〜5日程度で死んじゃうらしいよ。」


その言葉を聞いて、小さな悲鳴があがった
それに対して蒼葉が


「ここって仮想世界なんだろ?ワンチャンあり」


と、蒼葉なりに落ち着かせようと声をかけるが
清香がそれに対して反論する


「何も無いここで何がワンチャン?
よく冷静でいられるねぇ、引きこもりが。」


一気に場の空気が先程にも増して悪くなる。
どうにかしようとした結果として


「まぁ、まぁ。無駄に体力消耗すんなって。」


と裕翔は言ってしまった。
しかし、それもそうだとでも言うように
清香はため息を着いて座り込んだ。


とりあえず落ち着いたと思い、
一息つこうと思っだその時、異変に気づく。


「陽葵…?」