無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

前の話
一覧へ
次の話

第1話

立方体
「ここは…?」

裕翔ゆうとが目を覚ますと、
見たことも無い無限に続く白い世界の中の
透き通った群青の箱の中だった。

当たりを見渡せば同じような有色透明な箱が
5つ点在し、箱1つにつき1人が閉じ込められていた。

『ここ…どこなの…?』

『お…母さん…!?お母さん!?』

『っんなのよ!!この箱!!』

『…っくそ!こわれねぇ!』

『やば…ゲームやりすぎた?』

ー…ヴォン……ー

『ヒッ…!』

『…わぁーお、それっぽい』





不安と恐怖とその他諸々が混ざりあった空気は
機械的な音とそれによって静まった。

6人の視線の先にあったのは
どこからか投影されたスクリーン画面

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今あなたがいるのは、1辺2mの立方体です。
そしてこの世界は仮想世界です。

ここから出るためにはまず、
その箱から脱出する必要があります。

脱出しますか? / ここに留まりますか?