そして、いつの間にかテヒョンアも一緒になって
話を聞くことになった
そして、お互い冷静になる
_____
もう少しでお互い受験で忙しくなるから
そうなる前にデートに行く約束をした
そして、その日のネットニュースで
だけど、僕はもう待ち合わせ場所に着いていた
しかし、イェリから返信が来ることはなかった
集合時間から数分経っても返信が来ず、嫌な予感がした
すると、着信音が
電話の痛々しい声で分かった
通り魔の被害にあったということが
そして、ソウル駅に着いた時には
気を失っていた
イェリが倒れているのを目撃した人が
救急車を呼んでくれたらしい
それからはあまり思い出したくない
本当に辛かったのは
医者に「誠に残念ですが … 」と言われたこと
あともう少し早く要請していれば
生きていた可能性があったらしい
ユンギや は泣いていた
とてもじゃないけど、見ていられなかった
その時に強く決めたんだ
医者になった時は、
イェリみたいな人を増やしたくないって
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【裏話】
キム家は代々お医者様になる家系だった
だから、ソクジン達の両親はどちらも医者で
ソクジン自身も小さい頃から医者になりたいと
思っていた
しかし、テヒョンは医者になろうとは思わず
人に教えるのが好きだからという理由で学校の教師
を目指す
でも、最初は親にめちゃくちゃ反対されてた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。