第35話

🐰🐯🐹🐭(訂)
675
2022/04/03 13:11









そして、いつの間にかテヒョンアも一緒になって


話を聞くことになった













ジョングク
ジョングク
 テヒョンイヒョンは 
この二人の最後知ってますか?
テヒョン
テヒョン
 まぁー、なんとなく 
テヒョン
テヒョン
 詳しくは知らないけど 

















テヒョン
テヒョン
 なぁ、ジョングガ聞いて ~ 
ジョングク
ジョングク
 何ですか?
テヒョン
テヒョン
 ジニヒョン、一度も彼女に会わせて 
くれなかったんだよ?!酷くない??
ジョングク
ジョングク
 そうなんですか 
ソクジン
ソクジン
 あぁ、そうだよ 
ソクジン
ソクジン
 だって、お前に紹介して
好きになられたら困るし
テヒョン
テヒョン
 そんなの勝手に決めないでよ!!
ソクジン
ソクジン
 だって、お前よく俺の"もの"盗るじゃん 
テヒョン
テヒョン
 だからって、ヒョンの彼女盗らないよ 
ジョングク
ジョングク
 あの … 喧嘩しないでもらえます?
ソクジン
ソクジン
 ……… 
テヒョン
テヒョン
 ……… 











そして、お互い冷静になる






ソクジン
ソクジン
 じゃあ、続き話すね 

















                                     _____













もう少しでお互い受験で忙しくなるから


そうなる前にデートに行く約束をした

















そして、その日のネットニュースで
















 ソウル市内で、通り魔事件が多発している 
ようなので
不要不急の外出は控えてください


と書かれてあった










ソクジン
ソクジン
 じゃあ、デートもやめた方がいいのかな 

















だけど、僕はもう待ち合わせ場所に着いていた

















ソクジン
ソクジン
💭 とりあえず、家督してみるか 

















ソクジン
ソクジン
✉️ ソウルに通り魔事件が多いみたいだね 
ソクジン
ソクジン
✉️ 今日はやめとこう 

















しかし、イェリから返信が来ることはなかった

















集合時間から数分経っても返信が来ず、嫌な予感がした

















すると、着信音が
















ソクジン
ソクジン
💭 イェリ?!
イェリ
イェリ
📞 ジ … ン君 … 
イェリ
イェリ
📞 ごめ … んね … 
イェリ
イェリ
📞 そっち … に … 行けない … 
ソクジン
ソクジン
📞 今どこ??
ソクジン
ソクジン
📞 僕がそっちに行くから!
イェリ
イェリ
📞 ソウル … 駅の … 前 … 
ソクジン
ソクジン
📞 分かった、すぐ行くから!


















電話の痛々しい声で分かった


通り魔の被害にあったということが
























そして、ソウル駅に着いた時には

















ソクジン
ソクジン
 イェリ!
ソクジン
ソクジン
 しっかりして!
イェリ
イェリ
 ……… 




















気を失っていた





















女性
 彼氏さんですか?
女性
 もうすぐで救急車来ると思いますので 

















イェリが倒れているのを目撃した人が


救急車を呼んでくれたらしい

















ソクジン
ソクジン
 ありがとうございます 
ソクジン
ソクジン
 心から感謝します




















それからはあまり思い出したくない

















本当に辛かったのは


医者に「誠に残念ですが … 」と言われたこと


あともう少し早く要請していれば


生きていた可能性があったらしい

















ユンギや は泣いていた













ユンギ
ユンギ
 ヌナ … ヤンコチ食べに行ってない 
ユンギ
ユンギ
 行こうよ、今からでも … ㅠㅠ 

















とてもじゃないけど、見ていられなかった

















その時に強く決めたんだ



















医者になった時は、


イェリみたいな人を増やしたくないって



















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【裏話】

キム家は代々お医者様になる家系だった

だから、ソクジン達の両親はどちらも医者で

ソクジン自身も小さい頃から医者になりたいと

思っていた





しかし、テヒョンは医者になろうとは思わず

人に教えるのが好きだからという理由で学校の教師

を目指す

でも、最初は親にめちゃくちゃ反対されてた



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