今日も相変わらずクラスメイトと一言も話さず、
学校が終わった。
まぁ、そんなことはどうでもよくて、
今から初部活である。
村元さんとは、ビームライフル経験者の一人である。
面識はあったのだが、向こうから話しかけてくるそぶりはないし、仲良くしようという意欲も感じられなかったので、気まずい関係である。
先輩と仲良くできるかよりも、そっちの方が心配だ。
コンコン
何回か学校が始まる前に来ているので、先輩とはそこそこ話せる。
問題は村元さんだ。
村元さん"達"?
今日は村元さんと二人じゃない?!
誰?
恐る恐る女子部屋に入る。
化け物の部屋にでも入るかのような登場の仕方だったが、あまり心配いらなそうだ。
荷物を置いてきて、一息つくと、
という焦りが来た。
そんな焦りも先輩の登場によって打ち消された。
据銃とはフォームの確認などのために銃を構えること。弾は出さない。
枕打ちは、テーブルの上に銃を置いた状態で、的を狙うことである。
ようやく話し合いが終わった。
ふふふと小野さんは笑った。
心の内でそう喜びながら練習に向かった。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。