第69話

 Jaehyun × Haechan 2
19,811
2021/11/15 17:16















キスをしながらもつれるようにベッドに沈む。





ジェヒョニヒョンは僕の服を邪魔そうに脱がし、

そして顕になった僕の秘部を優しく撫でる










「っんん、ぁ、っ…ひょ、んっ」

『ん、なぁに。』

「すき、っ…」

『ほんと、ドンヒョクは可愛いね。』









ヒョンへの溢れ出る気持ちを隠すこと無く伝えると

それに気を良くしたヒョンは口角を上げ

また僕のを触るスピードを早める。




1人でする暇もないほど忙しくて

しばらく性とは距離を置いていたこの身体。




それが急に快楽に、それも愛する人に触れられたら

この単純な身体はすぐに限界になってしまう。








「っ、あぁ、んんぅ、…ひょんっ、、!」








小さく背中を反らせ 目をきゅ、と閉じると

身体中には微かに電気が流れたような

そんな刺激が駆け回った。









肩で息をし、自身のモノから溢れ出る白濁液を

ぼうっと見つめる。



ジェヒョニヒョンはそんな僕にフレンチキスを落とし

そして白濁液を指で掬い

そのまま僕の後ろに擦り付けた。









『痛かったら言うんだよ、』

「ん、…わかった、」










ゆっくりとヒョンの指が僕のナカに入り込んできた。





少し角張った、でも細くて、長い指。








綺麗なあの指が 決して綺麗とは言えない

僕のナカに入っているという事に

さらに興奮してしまう。













「じぇひょ、に…ひょんっ、、」

『ん、くるしい?』

「んーん、…好きだなって…」

『俺も好きだよ、ドンヒョク。』












ヒョンは僕のナカでゆっくりと指を動かす。



ゆっくり、優しく、焦らすように。









指の腹が前立腺に当たりそうで当たらないような

微妙な位置の肉壁をぐにぐにと押す。






荒々しくない手つきが 余計に僕の身体を焦らして

そのもどかしさに生理的な涙がうっすら浮かぶ。











「ひょんのゆび、っ…や、だっ、、」

『ヒョンの事、嫌なんだ。』

「ちがっ、、そゆことじゃ…な、ぁっ、、!」

『ヒョン馬鹿だからちゃんと言ってくれなきゃ分かんない。』




「だ、から…っ、、」











ヒョンを軽く睨むが ニヤニヤされて終わり。

チャームポイントの笑窪が今は恨めしくて仕方がない。







この気持ちよくなりそうなのになれない

生き地獄ような状況で

意地を張る余裕なんて僕にはなかった。


ヒョンと目を合わせたまま、
















「はやく…ひょんので気持ちよく、なりたい、の…」

















そう言うと 少しの痛みと圧迫感が押し寄せてきた。


でも、それ以上の快楽と幸福











「っはあ、ぁんっ、、!!」













指では全く触れられなかった奥が

今はヒョンのモノでいっぱいだ。








後孔の痛みも徐々に快楽に変わり

ヒョンが動きやすい体勢になろうと動くだけで

僕の身体はぴくりと跳ねる。










「っひ、ぁ…んん、、」

『あぁ、もう。こんなにだらしない顔して…』

「ごめん、なさ…っ、あぁ、っん、っはぁ、、」

『ほんと、やらしい…』

「ぁ、っ、、んん…いや、らしく…な、ぁ、い」

『へぇ、自分から腰動かしてるのに?』

「ちが、ぅ…んっ、ぅあ、、っ…」












確かに今の僕は奥深くまで入ったヒョンのを

僕は腰を動かして

僕のナカにごりゅ、と擦りつけている。




でも、自分から腰を振ってるなんて、

なんだか恥ずかしいから 強がっちゃう。






まぁきっとジェヒョニヒョンには

恥ずかしがってる事すらお見通しなんだろうけど。















『ぁ、…っ、、』

「ひょんっ…すきっ…なの、、あいしてるっ…」

『俺もだよ、ヘチャナ…っ』

「っは、ぁ…っふ、、やめてっ、、」

『え、?』

「へちゃん、じゃなくて…っ、、んんっ、、いま、は…ぁ、、どんひょく、だからっ……」












そう言うと ヒョンは一瞬動きが鈍くなった。



かと思えば数秒前よりも

かなり早いスパンで腰を打ち付けてきた。















「っあ゙ぁ、、!!ひょ、んっ、、っ、あぁ、んっ…や…っ、、な、に…っ………きゅ、うに…ぃ、、」

『どんひょがっ…っ、、あんま、ヒョンのこと煽んないで…っ、』

「んぅ…っ、どゆ、こと…っ、、は、っ、…ぁん、、」

『ほんと、っ…へんなとこで鈍感…』














ヒョンは目にかかるくらいの長さの前髪をかきあげ

そして僕の唇に荒いキスを落とした。
















「っん、!?…んんっ、…!…んー、、!!」


『ぁ、、っ、…』





「っ、んんっ、ひょ、ん…っむり、、さんそ、、っ…うごかないでっ、、」












ジェヒョニヒョンは器用に腰を動かしながら

僕の口内も犯す。













「ぁっ、、ひょ、…だめ、、っ!!」

『いいよ、っ…どんひょく、、っ』









身体中が熱くなる


ヒョンの身体を僕に引き寄せる











「っぁ、あぁっ、、あっ、、〜〜!!!」

『っ、、!!!』











目の前が真っ白になり、身体がびくびくと痙攣する。












お腹には生暖かくて どろっとしたものの感覚がする。





頭がぼんやりして、何も考えられない。


そのまま転ぶように僕達は2人でベッドに倒れ込む。





抱きついたまま、顔を見合わせると

自然と笑みがこぼれた。














「ひょん…はげしすぎ、、」

『ごめんごめん、ドンヒョクが可愛すぎたから。』

「んもう、…反省してないでしょ…」

『でも気持ちよかったでしょ?』

「…それは、まあ…」

『ほんと、急に素直になられたら困るんだけどなぁ…』

「え?」










ヒョンは鼻と鼻が当たるような距離で

僕の瞳を見つめながら










『だって、また襲いたくなる。』












と言った。

そして、ヒョンはゆっくりと目を瞑った。












『もう疲れたでしょ、ほら、ヒョンの胸が空いてるから。ここで寝な。』



「…そういうとこ好き」















ヒョンの少し火照っている胸に

顔を埋め そしてヒョンの



 おやすみ



という声と共に 意識を手放した。



























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