第31話

 Haechan × Renjun 2 
17,448
2021/06/18 16:29












床は思っていたよりも柔らかくて、

これならロンジュンの腰が痛くなることもないかな、

なんて。






🦊「どんひょが…ほんとにするの、?」

☀️「うん、…脱出しなくちゃ、だめだから。」

🦊「でも…怖い、んだけど…」

☀️「じゃあ、手でも繋いでおく?」






俺はほぼ冗談のつもりでそう言ったのに、

ロンジュンはこくこくと頷いている。



俺は所謂いわゆる恋人繋ぎをした。

指と指を絡ませて、少し擦らせて。




指を絡ませているだけなのに、

恥ずかしそうにしているロンジュン。

そんな彼をさらに俺はいじめたくなっちゃう。







☀️「、ロンジュナ。今からほぐすよ、」

🦊「えっ……、できる、かな。」





ロンジュンは明らかに戸惑っている。

そんなロンジュンに目もくれず、

俺は服を1枚1枚脱がしていく。





ついに全ての服を脱いだ、裸体のロンジュンは

今までも着替えの時なんかに見ていたはずなのに

状況が状況なだけあって、

ものすごく卑猥に見えてしまう。



…いや、本当に卑猥だ。


華奢な腰や、雪のように白い肌、

ミッションなんか無かったとしても

こんな状況に置かれたら きっと俺は

ロンジュンを襲ってしまうんだろうな。







☀️「指挿れるよ?」

🦊「…出来るだけ早く済まして、よ。」

☀️「うん、がんばる。」






後孔に指をゆっくり挿れる。

ロンジュンは一瞬、苦しそうな表情をしたが、

すぐに俺を安心させるようためか 笑顔を見せて、





🦊「ん…いけそう、もうちょいほぐして…」





と呟いた。

俺はできるだけ優しく、痛くないように

着実に後孔をほぐしていく。




初めは苦しそうな声を出していたロンジュンも、

次第に甘い声に変わっていった。


こんなロンジュン、初めて見たかも。






☀️「ロンジュナ、挿れても大丈夫?」

🦊「…ん、多分。」

☀️「痛かったらごめんな?」





既に反り勃っている俺のモノをロンジュンのナカに

ゆっくりと、優しく挿れ込む。






🦊「ぃ…た、……」

☀️「大丈夫、?」

🦊「っ、、…ぅ、…ん、いける、」






返事を聞いて、俺はロンジュンの腰を掴み、

ゆっくりと肌と肌をぶつかり合わせる。




真っ白な、何も無い部屋に

2人の吐息と小さな喘ぎ声、

そして、肌が重なり合う音だけが

響き渡っている。







🦊「…、んぁ…ぁ…っ、ど、んひょ…が…っ、、」

☀️「なに、っ…ろんじゅん、っ…」

🦊「ぁ、あん…っ、、…こん、なの…っ、はじめてっ…、ふ、ぁ…、どうしたら、っぁ、…、いい、か…っ、、わか、んな…」






なにそれ、気持ちよくて

どうしたらいいか分かんないってこと?


可愛すぎるでしょ、






☀️「ろんじゅなっ、もいっかい…手、…繋ぐ、?」

🦊「ん、っ、…つなぐ、ぅあ…、…」






自身の腰を動かしながら、

またロンジュンの手を握る。




腰を掴まなくなったから少し動きづらいが、

繋いだ手から、友情とも愛情とも

なんとも言えないような気持ちが

溢れ出てくるようで、自然と頬が緩む。






🦊「ぁ、…なんか、っ…ん、、どんひょく、と…っ……1つになった、みたい…っ」

☀️「…まじ、煽ってんの、?っ…」

🦊「へ、?ぁ、ああぅ、ぁっ…!おく、っ…つかない、でっ…ぇ、あ…っ…!」

☀️「突いてほしい、のっ、間違いじゃなくてっ…?」





無意識なんだろうけど、性行為をしている最中に

そんな煽るような事を言われた

こっちの身にもなって欲しいもんだ。


俺はロンジュンの奥まで届くように

1回1回、強く腰を打ち付ける。

その度に、ロンジュンは高く、綺麗な声で喘いでいる。






🦊「むり、ぃっ…どんひょ、くっ…いく、っ……いっちゃう、ぅあ…」

☀️「っ、ろんじゅな、…ぁ、…っ!」

🦊「ぁあ、…だめ、っ…んぁ、っ、…ぁああっ、!!」







俺たちは、お互いの手を握りあったまま

身体を震わせて達した。




普段使わない筋肉を使ったからか、

達したあとは 意識がぼんやりとしてきた。





遠くで、ミッション成功、

というスピーカーの音が聞こえる気がする……
















……………















目を覚ますと、今度こそ DREAMの宿舎に俺たちはいた。





☀️「夢、?」






さっきのは夢だったのか?

よく分からないや。



それにしてもなんだか暑い。



ふ、と隣を見ると ロンジュンが寝ている。



そして俺は気がついた。


まだ、手は繋いだままだということに。










☀️「…や、起きろ!ロンジュン!」







にやけが抑えきれないまま、

俺はまた、手を繋ぎ直した。










プリ小説オーディオドラマ