第8話

 Yangyang × Xiaojun 
16,568
2021/04/29 08:53
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 🌱 xiaojunside
 🌱 xiaojun...🦖
 🌱 yangyang...🐏
 🌱 r18
 🌱 1話完結

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🐏「ヒョン、今日も、いい?」

🦖「また来たの?…まあ、……いいけど、」

🐏「そう言ってくれると思った、ありがと。」





ヤンヤンは土曜の夜、

必ずと言っていいほど 俺と遊ぶ。





そう、“たのしいあそび” をしに。










🐏「ヒョン、ちゃんと解しておいた?」

🦖「まあ、…軽くだけど、、」

🐏「えらいね、じゃあもう挿れれるの?」

🦖「いや、一応、解して、?」

🐏「ふふ、ヒョンは僕に触られるの好きだもんね。」

🦖「ちがっ……うことも、ない……けど、」





ヤンヤンは俺の返事に機嫌を良くしたのか、

俺の頭を優しく撫でる。





俺たちの関係は、所謂いわゆる


  “セフレ”


っていう、友達…いや、

メンバー以上恋人未満のような変な関係。

俺は…その、ヤンヤンのこと、恋愛的な感情で

ちゃんと好き、なんだけど、ヤンヤンはそうじゃない。



ヤンヤンにとって、俺はただの性欲処理のメンバー。




いや、ヤンヤンに悪意はない。

だって俺も、そういう気持ちでこの関係を始めたから。


俺の上で、雄になっているヤンヤンを見ていたら、

…だんだん惚れてしまっただけ。





🐏「なに考え事してんの、僕以外の男のこと考えてたとか?」

🦖「いや、ほんとなんでもない。ごめん。」

🐏「変なヒョン。」





ヤンヤンは無自覚でさっきみたいな

思わせぶりなことを言うから、本当に振り回される。


本当に無自覚なのか、それとも確信犯なのかは、

分からないけど。





🐏「ヒョン、指、挿れるね。」

🦖「うん、痛くないようにして…」

🐏「はいはい、」





ヤンヤンの体温で少し暖かくなったローションが

俺の穴に塗られる。

いつまで経っても、この感覚には慣れない。



そして、ヤンヤンの細長い指が、つぷ、と入ってくる。





🐏「指1本、余裕だね。もう慣らすの終わって、挿れてもいいんじゃない?」

🦖「っ、うん…きて、」





俺がそう言うと、ヤンヤンはゆっくりと

ソレを穴に押し当ててくる。

ぬぷ、と卑猥な音が 静かな部屋に響く。

ものの数秒で、俺たちは合わさりあった。


こんなにも距離は近いのに、

ヤンヤンは俺の事想っていない。


なんだか切ないや。





🐏「ヒョン、動くね。」

🦖「う、んっ…ぃ、あっ……っ、ぁ………あぁ、、」

🐏「ほんとヒョン、かわい…っ、、」

🦖「っんぅ、、…やぁ……っあ、ん……は、ずか、し ぃ…っぁん、…」





自分の、この女性みたいな声にももう慣れた。

前にシている時の表情を撮られて、

それを見た時の自分の顔のトロけ具合には驚いた。





🐏「しーっ、ヒョン、あんま声出したらっ…メンバーに、聞こえちゃうっ…」

🦖「ぁんっ…じゃ、っあ、…てか、げんっ…して…」

🐏「じゃあ、優しくしてあげるっ…」





そう言うと、ヤンヤンは動きをゆるくして、

首筋をツーッと舐めてきた。

俺は人よりも少し 敏感だから、更に声が出るわけで。





🦖「っんう、……ふぁ…ぁあっ…ぞく、っ…ぞく…しちゃ、ぁ…うっ、…」

🐏「優しくしてあげたのに、そんなに感じちゃって。ほんとヒョンってば淫乱だね。」

🦖「ち、がぁ…っひゃ…ぁんっ…、、んぅ、ふ、ぁ…」

🐏「この状態で動いたらどうなるんだろうね、」

🦖「やっ、あっ……んぁ、やめ、っん、…ぁあっ…ぅ、あぅ、……」




ヤンヤンはさっきとは打って変わって、

1回1回の動きを強くしてきた。


俺の奥に、ヤンヤンのがトントンと当たる感覚がして

そのたびに意識が飛びそうになる。


ヤンヤンと、こんな関係になったのはかなり前。

だから、前立腺の位置だって勿論把握されている。





🦖「ひゃ、…ぁ、わ……やん、や…んっ…んぁっ、ぁあっ…んっ、、…んぁあっ…」

🐏「ここっ、気持ちいいんだよねっ…?ほら、いじめて、あげるっ…」

🦖「っんん、ぁ…ぁあっ…もっと、…っ、んぅっ…っぁあん、…や、ん やん…っ、ぁあ、、」

🐏「ほんとっ、いんらん、っ…、しめつけすぎっ…」

🦖「ねっ…も、ぅ…むりぃ…んぁあっ…い、くっ…」

🐏「っ、だすよ、、…っ!!」

🦖「っぁあっ、ぁ、…ぁ、ぁああ…!!」





俺のナカで生暖かい液が広がっていくのが分かった。

ヤンヤンのがナカに広がる瞬間、

好きな人の、ということもあり 幸せになれるが、

それと同時に所詮こんな関係、と嫌な気持ちになる。



俺、なんて面倒なんだろう。





🐏「…ひょん、なんで泣きそうなの、、?」





気がつくと、視界がぼやけていた。





🦖「ね、眠いから…その…あくび、?」

🐏「違うよね、?ごめん…痛かった?激しすぎた?」





本当にヤンヤンは、さっきまで雄だったのに。

俺が泣きそうになった瞬間、こんなにも

しおらしくなってしまった。


てか、この関係から抜け出せないことが悲しくて

泣くとか、俺、女々しすぎるだろ…





🦖「ヤンヤンは悪くないから、な?そんな悲しそうな顔すんなよ……」





ヤンヤンの、挿れられたままなんだけど…


そう思いながらも、ヤンヤンが悲しそうな顔をするのは

俺が嫌だから頭をよしよし、と撫でる。




すると、心做こころなしか

ヤンヤンの耳元が赤くなった気がした。





🐏「ヒョンがいいなら大丈夫、…でさ、」





そして、俺のナカで、何かが体積を増した。





🦖「…や、ヤンヤン?…あの…もしかして、、」

🐏「ヒョン、もう1回…いや、もう2回くらい、いい?」





微妙な距離の俺たちの夜は、

まだまだ続くみたい。








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