第33話

 Jaemin × Haechan 2 
18,339
2021/06/25 17:55
















足音をあまり立てないようにして部屋に近づき、

静かにドアを開けると

小さく嗚咽が聞こえてくる。





やっぱり泣いちゃったんだ、





そう思うと自然と口角があがる。


が、ドンヒョクの声は嗚咽だけじゃなく、

小さく喘ぎ声も混ざっていた。







☀️「っ、うぅ……ぁ、あ…っ、じぇみ、な…」

🐨「…名前呼んでんじゃん、






部屋に入り、静かにドンヒョクの近くまで行く。

僕の予想通り、ドンヒョクは泣きながら

自慰行為をしていた。

それも、僕のベッドで。






僕はドンヒョクのうしろからゆっくりと手を伸ばし、

自慰行為を行っているドンヒョクの手に

自分の手を添える。






☀️「っ、じぇみな、……、?」

🐨「人のベッドで何してるのかと思ったら…」

☀️「、ご、ごめんなさい…っ、、」





ドンヒョクはさらに涙を溢れさせて

必死にベッドにうずくまっている。





🐨「ねぇ、ドンヒョク。そんなに可愛い事されたらいじめたくなっちゃうんだけど?」

☀️「ぇ、…?」

🐨「たとえば…前みたいに抱いてあげるとか?」






僕がそう言った瞬間、ドンヒョクは

少し期待したような、でも不安そうな目で

僕をじっと見つめてきた。



ドンヒョクの考えていることは手に取るようにわかるが

ドンヒョクの口から言わせなくちゃ意味がない。

僕のこういうところが

ジェノに呆れられる原因なんだろうな。






🐨「ちゃんと言葉にしないと分かんないでしょ?」




ドンヒョクは少し困惑したような表情で

聞こえない程度の声でつぶやく。






☀️「……この前、みたいに…抱いてほしい、です…?」

🐨「へぇ、ドンヒョクはまた僕に抱かれたいんだ?」






そう言うと、今度は頬を赤らめる。

照れ屋なところも全部、全部、愛おしい。






☀️「、じぇみな…」

🐨「……いいよ、抱いてあげる。」

☀️「えっ、ほんと、!?」

🐨「うん、ほんと。だから今から自分でうしろ解してみて?」

☀️「じ、自分で、?」

🐨「この前してあげたんだから大体分かるでしょ?ほら、早く。」

☀️「わかった、……」







ドンヒョクはゆっくりとベッドから出てきた。

僕はドンヒョクにローションを渡す。

あまり使ったことがないんだろう、

ぎこちない手つきでローションを手に垂らしている。






☀️「これで指 挿れたらいいんだよね、?」

🐨「そ、四つん這いの方がやりやすいかも。」

☀️「四つん這い…四つん這い、か……」






ドンヒョクは尻を浮かせて指を恐る恐る挿れ込む。

やはり異物感が襲ってくるのか、顔をしかめて

苦しそうに息を吐いている。





☀️「ふ、…っ、は、ぁ…じぇみな、、…くるしぃっ…」

🐨「自分で気持ちいいところ探せるよね?」

☀️「が、んば…る、……」





ドンヒョクは時折苦しそうな声は出すが、

気持ちよさそうな声のほうが多く溢れている。







🐨「気持ちよくなってきた?」

☀️「ん、ぅうん、っ…でも、…なんか、むずむず、するっ…」

🐨「でもドンヒョク、後ろほぐすの上手だよ。それに凄くいやらしいね。」

☀️「は、ぁ…じぇみな、、むり…っ、きもちよく、ぁ…なれな、いっ…イイとこまで、っ…届かない…」





うしろにイイところがある時点で、

もうドンヒョクはメスになってるようなもんだ。






🐨「じゃあ可愛くオネダリしてみて?」






ドンヒョクが僕のベッドで自慰行為を

しているだけでも最高に可愛いけれど、

きっとオネダリをしたら更に可愛いんだろうな。



ドンヒョクは素直に僕と目を合わせて







☀️「じぇみなぁ、っ…おねがい、…きもちよく、させて…?」





と言った。






🐨「ふふ、ドンヒョクは変態なんだね、」

☀️「ちがうもん……」





軽く頭を撫でて、ドンヒョクの腰を掴む。

ドンヒョクの体勢はそのまま尻を突き上げた形にして

僕とドンヒョクはひとつになる。






☀️「っ、あ、あ…!おく、まで…くる、っ…」

🐨「っ…ナカ、締まってんね、」

☀️「ぁあ、あ…じぇみな…っ、んぁ、っ」

🐨「なぁに、…っ、、気持ちいいのっ、?」

☀️「ぁあ、うんっ、ぁ、きもちいい、っ…おくっ、とどいて、っ…きもちいい、のぉ…っ」







ドンヒョクの感じている顔が見れないのは嫌だから、

繋がったまま ドンヒョクの身体をぐるっと回して

正常位になる。







🐨「んふ、かわい。…っ、ドンヒョガ…っ」

☀️「んぁ、ぁ…じぇみな、すきぃ……すき、なのっ…、ぁあん、っ…」

🐨「ありがと、っ…」






ドンヒョクは僕にありのままの想いを伝えてきた。

僕もドンヒョクと同じ気持ちだよ。



だけど、言葉には表さない。


もっと僕に依存させるために。







☀️「ぅ、あ…じぇみな、ぁ…っ、いっちゃ、う…ぁあっ、ん、!」

🐨「ナカと外、どっちに、出したらいいっ、?」

☀️「なかっ、なかに…じぇみなの、きてっ……!
   ぁ、ああ…っ、あぁあっんん、!!」

🐨「っ、〜 !! 」








ドンヒョクは力いっぱい僕を抱きしめている。

背中に爪が引っかかって鈍い痛みが襲うけど

ドンヒョクがつけた傷ならむしろ僕は喜んでしまう。





汗と体液で身体をベトベトにしたドンヒョクは

ぐったりとしながら僕に尋ねてきた。







☀️「じぇみな、俺、じぇみなの事が好き。じぇみなは、俺の事…どう思ってるの、?」

🐨「……さぁ。ほら、精液出さなくちゃ。シャワー浴びに行くよ、」

☀️「…じぇみなの事が分かんないよ、…好きなのに、







ドンヒョクが僕の事を想う気持ちよりも

僕がドンヒョクの事を想う気持ちの方が

きっと大きい。


だけど、こんな関係の方が

ドンヒョクの頭の中は僕でいっぱいになるでしょ?



ごめんね、素直に愛せなくて。




もうドンヒョクは、僕から離れられないよ。













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