...
夜になり、
シャワーを浴び終え、部屋に戻ると
ジェノが電気をつけたまま眠っていた。
🐨「………ほんと、無防備。」
ジェノのベッドに座り、
無防備な唇に ゆっくりと自分の唇を近づける。
あと、数cmで唇と唇が触れる、、
😇「寝込みを襲うつもり?」
🐨「…!……起きてたの?」
😇「うん、ばっちりね。」
なんか、起きてたとか恥ずかしい…
そう思っていると、ジェノに手を引かれた。
😇「もう、いつまでそんな端っこに座ってんの。」
ほら、と言いながら何故かジェノは
僕の上に跨っていた。
…跨っていた、、?
🐨「えっと…ジェノくん…?」
😇「ん、どうかした?」
🐨「この体勢は、なんでしょう…」
恐る恐る、そう聞くと
ジェノは満面の笑みで
😇「ふふっ、もう僕、我慢の限界なんだぁ」
🐨「我慢の限界…?なにが?」
僕がそう尋ねた途端、
ジェノは首筋に舌を添わせてきた。
🐨「ひ、ぁっ…!!」
😇「…首、感じるんだ?」
🐨「へ…?、いや、ちがう…よ、、」
ジェノは体勢を変えずに、また首筋を舐めてきた。
くすぐったいようで、変な気持ちになってしまう。
😇「これ、良いんでしょ。ほら…もっと感じて?」
🐨「ひゃ……っ、くすぐ、った……ぃ」
快感のようなものを何処かへ逃がすために
身を捩っていると、
ジェノが僕のベルトをカチャカチャと外してきた。
🐨「ちょ、っ…待って、!!じぇの…、ジェノっ!」
😇「…まだ怖い?もうちょっと待つ?でも僕、そろそろ我慢できないの。」
🐨「ちがくて…そうじゃなくて…」
きっと、この流れでいくと、ジェノに僕は……
いやいやいや、それはない。
だって僕がジェノを抱くんだから、
😇「…もしかして、ジェミンが抱く側だと思ってた?」
僕は必死にこくこく、と頷く。
すると、ジェノはぷっ、と吹き出して
僕の耳元に顔を近づけてから
😇「ジェミンみたいな子、俺、いじめたくなっちゃう。」
と、囁いた。
そして、ベルトは乱雑に投げ捨てられ、
ズボンもベッドサイドに追いやられた。
つまり、僕の下半身は下着だけ。
😇「だいじょうぶだよ、雌にしてあげるから、」
🐨「な、っ!!なにいってんの…!!」
僕が抵抗しようと、ジェノの胸板を押すが
筋肉があるからか、上にいるからか、
ジェノの身体はビクともしない。
🐨「ジェノっ……っんん!」
もう一度大きく息を吸って、ジェノの胸板を
押そうとすると、
急に僕の唇とジェノの唇が触れ合った。
あの奥手なジェノが、自分からキス……?
驚きすぎて、かたまっていると
口内にジェノの舌がぬる、と入ってきた。
初めての体験に頭がついて行かないし、
酸素も足りない。
ジェノは余裕そうなのに…
😇「…もう限界なの?ふふ、ジェミンのこんなにとろけた表情見れるんだったら もっと早く襲っておいたらよかったかも。」
🐨「……、?」
ジェノは僕の下着を剥ぎ取ったかと思えば、
前戯も何もしないまま 思いっきり、
ジェノの 太いモノを挿れてきた。
🐨「っ、あ"あ"っ!!いっ……た、ぃ…」
😇「ジェミンって自分ではSとか思ってるかもしれないけど、実際かなりのMだよね?」
🐨「ち、が……ぅ、」
😇「だって見てよ、こんなに痛がってるのにここは大きくなってるんだよ?」
🐨「や、ぁ……みない、で…」
😇「ふふっ、襲おうとして襲われるなんて。そんなドジなところも可愛くて好きだよ。」
ずぷぷ、とジェノのモノが奥まで届く。
痛い、けど………
少し、気持ちいいと感じてしまう自分もいる。
😇「もう、ジェミナったら。腰動いてんじゃん。」
🐨「ちが、ぅの…っ、ぁあ、ぁ…っ、」
😇「そんな焦んなくても気持ちよくしてあげるから、」
僕がゆるゆると動いていただけだったのに、
ジェノが動き出すと、僕の身体も一緒に
徐々に激しく動くようになっていった。
🐨「っんぁあ、…じぇのっ…ぁ、、んぅっ…ぁあ…」
😇「まじ、っ…かわいい、すごくえっちな表情してるよ、っ…?」
🐨「や、ぁあっ…みな、ぃ…でっ…、ぁっ、ぁあっ…」
😇「こんな状態なのに…抱くなんて…ふふっ、笑っちゃう。」
🐨「んぁあっ……じぇの、っあ、すき、ぃ…っ…、ぁ、い…してるよ、っ……んあぅ…っ…」
😇「っ、ほんとさ、煽りすぎ…」
🐨「ひゃあっ!!ぁああんっ…っ、ぁあ、…、っ!」
ジェノは僕の腰を掴み、更に強く 腰を打ち付けてきた。
😇「っ…ほんと、誰にも渡したくないや、っ…」
🐨「ぼく、はぁ…ぁあ、…じぇのだけっ…の…ものだよ、……ぁあ、ん……」
😇「すきだよ、っ…じぇみな、…」
ジェノの前髪がジェノの目にかかっていて
その姿にどうしても惹き付けられる。
僕で、興奮しているのかな。
😇「っ、じぇみんのナカ…締まったね?」
🐨「じぇの、っ…のこと、っ……ぁあ、ん……かんが、え…てたら……っ、ふ、ぁ……」
😇「ほんとうれしいこと、言ってくれるね…っ」
ジェノはラストスパート、とでも言うように
強く深く、僕に肉棒を打ち付けてきた。
🐨「ぁああんっ、…っ、ひゃ、ん……すきっ…じぇの、っ…ぁあ、……すきぃ、っっ!!」
😇「おれも、っ…あいしてるっ…!」
狭いベッドの上で、抱きしめ合いながら2人で達した。
カラダとカラダは、汗でベタついている。
だけど、何故か愛が感じられて 心地いい。
ジェノはまだまだ体力に余裕があるのか、
起き上がってテキパキと事後の処理を始めた。
😇「じぇみなぁ、気持ちよかったー?」
🐨「…うん、」
😇「もう抱かれる側じゃなきゃ、気持ちよくなれないんじゃない?」
だんだん意識が遠のく中で
不敵な笑みを浮かべたジェノに
また、心奪われる。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。