第69話

 Jaehyun × Haechan 
9,761
2021/11/08 13:23
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 🌱 haechanside
 🌱 haechan…「」
 🌱 jaehyun…『』
 🌱 r18

 🌱 ハルさんリクエスト

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自分の中の醜い感情









触らないで




話さなで




笑顔を見せないで











ヒョンが僕以外の誰かと話していると

すぐにそんな感情に支配される。






ヒョンは僕のものなのに。


僕だけの恋人なのに。








それでもアイドルとしての


 ジェヒョン


は当たり前だけど

みんなに笑顔を振りまかなくちゃならない。




真剣な表情でパフォーマンスをし、

沢山の同業者と関わり、

時には愛嬌だってする。







アイドルという職業なのだから

仕方がないのは分かっている。









だけど、それでも僕がジェヒョニヒョンの恋人なのに。











「ヒョン」

『どうしたの、ドンヒョガ。』

「きらい。」

『俺はドンヒョクの事好きだけど?』

「好きってみんなに言ってるんでしょ、ふん。」

『酷いな、ドンヒョクにしか言わないのに。』










ヒョンは優しすぎる。




老若男女関係なく 誰にだって平等に優しく

少しでも困っている人がいれば

迷わずその手を差し伸べる。






それに 今だって恋人に

 きらい

と言われたのに

眉を少しさげて僕の頭を撫でている。



まあこれは僕が嘘をついたことを

分かっているからかもしれないけれど。










「ヒョン、僕、可愛い?」

『可愛いよ』

「さっき共演したあの女優さんとどっちが可愛い?」

『えぇ、どっちだろうなぁ。あの女優さん、可愛いよね。』

「…ヒョンのバカ」

『ふふっ、ごめんごめん、ドンヒョクの方が可愛いよ。』

「ほんとに思ってる?」

『勿論。』

「嘘だと怒るよ」

『ドンヒョク意外可愛いって思わない。』

「ほんと?」

『信じて』









微笑むヒョンの頬にできた笑窪に

指をむぎゅう、と差し込む。


するとヒョンは笑って 更に笑窪が深くなる。









「ヒョン、ヒョンの笑窪に指突っ込むのは僕だけの特権なんだから!誰にも突っ込ませたらだめだから!」

『ほかのメンバーもダメ?』

「だめ!」

『そっかそっかぁ』








ヒョンは満更でもなさそうに笑っている。


そんなヒョンに僕は







「絶対だめだからねっ」






と唇をむぅ、と突き出して少し睨む。



するとヒョンは僕の首に手を回し

綺麗に手入れされた唇を僕の突き出た唇に

一瞬押し当てた。







「ん、っ!
 ……何、っ急に!」

『あれ、キスしてほしいのかと思ったんだけど。』

「そういうことじゃない!……こともないけど、、」

『ほら、ドンヒョガ。ヒョンの上にこれる?』

「や、なんでそうなるの!変態!」

『ヒョンの膝の上に座るの嫌なの?』

「それはいいけど、、でも、なんで急に…」

『だって嫉妬したドンヒョクが可愛いんだもん。』







純粋そうな瞳で僕を見つめるヒョン。


でも考えていることは多分、全然純粋じゃなくて

むしろ余裕でいやらしい事を考えているはず。



ほら、僕の背中を撫でる手つきがもうやらしい。









「っ、くすぐったい、ひょん、」

『ドンヒョクは背中も性感帯なの?』

「ちがうっ、ん…くすぐったいだけ、、」

『そのわりにかなりエッチな顔してるけど』

「ひょんのいじわるっ、」








また睨んでみるけれど 多分逆効果。





ジェヒョニヒョンの瞳がぎらりと光った気がした。















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