前の話
一覧へ
次の話

第1話

 Johnny × Jisung 
11,898
2021/09/15 13:56
ーーーーーーーーーーーーーーー

 🌱 johnnyside
 🌱 johnny…「」
 🌱 jisung…『』
 🌱 r18

 🌱 勿忘草🌱さんリクエスト

ーーーーーーーーーーーーーーー











今日は珍しくNCTの大半のメンバーが練習室にいた。



俺の可愛い可愛い恋人のチソンもいて自然と口元が緩む







あんなに小さかった体も、

体のラインは細いけど身長は高くなった。


幼さとあどけなさが残っていた愛くるしい顔は

かっこよく成長して でもまだまだ幼さが残っていて

とにかく全てが可愛い。




つまり気分がものすごくアガる。


周りには分からないようにしてるけど。






でも分かるやつには分かるようで、







ten「あれ、ジャニヒョンなんか嬉しそう!」

「そう?…そうなのかな、」

ten「ヒョン、テンと久々に会えたから嬉しいの?」

「はは、それもあるかな。」

ten「それだけじゃないって…なに、ヒョンひどい!」

「ごめんごめん、ひどいなんて言わないで?」





テンの頭を少しだけ撫でて そしてすぐに離れる

あんまりほかのメンバーと近づいて

俺の可愛い恋人が嫉妬したら悪いしね。




チソンをちらりと盗み見ると 相変わらず

DREAMのみんなと仲良さげに話していた。




そりゃあチソンはDREAMだけじゃなくて

NCT全体のマンネだし、

あの可愛さとかっこよさのギャップを持っているから

ジェミンやジェノがあれだけ可愛がるのも分かる。


だけどやっぱり少し嫉妬するな。







taeil「あれ、ジャニがうわの空?」

「…そんなに今日の俺変かな、」

taeil「うん、ぼーっとしてる。具合わるい?」

「いや、そういうわけじゃないよ。心配かけてごめん。」

taeil「ふぅん、ならいいけど。あ、ウィンウィン」

「いってらっしゃい」







テイリヒョンはウィンウィンにハグをしに走っていった。





やれやれ、そう思いながらまた無意識でチソンを見る。


するとチソンも俺のほうを見ていたようで

ぱちんと目が合った。





チソンは恥ずかしいのか周りにバレるのが嫌なのか

ふい、と目を逸らしてしまった。







前にチソンは自分で


 僕は愛想がないから冷たいって勘違いされる事が
 たまにあるけど、ヒョンの事、本当に大好きです


なんて、嬉しいことを言ってくれた。





その話を聞いてからは

自信過剰と言われるかもしれないけれど

チソンの行動全てが照れ隠しに思えてしまう。







口元の緩みが隠しきれず、ふふ と笑みを零すと

今度はテイリヒョンに抱きつかれた状態の

ウィンウィンが歩いてくる。







winwin「ヒョン、助けてください。」

「はは…ちょっとその状態のヒョンは難しいかな、」

winwin「離れてください」

taeil「やだ」

「ほら、ヒョン。ウィンウィン嫌がってるよ?」

taeil「嫌がってないもん。」







駄々をこねるヒョンをなんとか引き剥がし、

ごめんねと一応謝る。


するとヒョンは、







taeil「ウィンウィンが駄目ならジャニぃ、」

「わっ、」






と言って 後ろからぎゅうっと抱きついてきた。



やばいぞ、これをチソンに見られたら…





慌てて目線だけチソンの方に向けると、

完全に俺の方を向いているチソンと目が合った。







「っあ、」







チソンは目線をふらふらと彷徨わせ、

そしてあまり力が入っていない様子で

練習室を出ていってしまった。










やってしまった、、






自然と頭を抱えてしまう。






taeil「じゃに?」

「ヒョンごめん、ちょっと、」






俺の体に回っているヒョンの腕をほどき、

練習室を飛び出す。




愛するあの子を1人にしないために。














プリ小説オーディオドラマ