第20話

 Taeyong × Yuta 2 
19,661
2021/05/19 13:50












🐙「うわぁ、真っ赤やん…っ、つめたっ!」

🔥「…ゆたの手は、あったかいね、」

🐙「うん、よお言われるわ 」





ユウタは僕の手を、優しく握ってきた。


まただ。

そんな事されたら、勘違いしてしまう。

止まれなくなっちゃう。





🔥「ゆた、……」

🐙「ん、どうしたんや?」





優しい笑顔が、今は僕を苦しめる。









🔥「、ごめん……」





僕はそれだけ言って、

ユウタの唇に自分の唇を押し付けた。





🐙「んっ……っぁ、…、、」

🔥「っ……嫌なら、拒否、して………」




もう一度、ユウタにキスをする。



僕を突き放さないで、



そう思うが、もし拒否されなかったら

本当に止まれなくなる。

ただのメンバーではいられない。

だから、…ちゃんと、突き放して。




だけど、ユウタが発した言葉は正反対で。






🐙「っ…ぁ、……てよ、んやったら…いい、っ…」

🔥「………、なんで、っ…」




つい唇を離して、ユウタの顔を見る。

ユウタの表情は いつもの笑顔じゃなくて、

真剣な、表情。


そして、ふわりと笑みを浮かべる。





🔥「なんで…僕、……だめだよ、ゆた、、」

🐙「ううん、俺はテヨンがいい。」

🔥「っ、…ぅ、……ぼく、っ…嫉妬とか…して、醜い…、のにっ…」





堪えていたものが溢れ出す。

顔を手で隠して、必死に涙を我慢する。



それでも言葉は止まらない。

僕の本音が溢れ出す。





🔥「っ…僕は、ゆたにとって なんなんだろって…恋人みたいな…特別な存在じゃないのにっ、」

🔥「ただのメンバーなのに…嫉妬ばっかりしちゃって、…そんな自分が、嫌でっ、、」





ユウタは僕を抱きしめて、

大きな手で、優しく背中を撫でてくれる。


そして、ぽつりと呟いた。





🐙「…もう俺の中では、とっくに特別な存在やったんやけどな、」

🔥「えっ…?」

🐙「そら、マークとかも勿論 好き やけど、テヨンに対する 好き はちょっと違うで?」

🔥「それって……」

🐙「うん、俺 テヨンのことが好き。」





心臓がバクバクと音を立てて鳴る。

目線もどこに向けたらいいのか分からず、

あちこちさまよっている。


そんな様子の僕を見て、ユウタはまた笑った。






🔥「な、なんで笑うの…」

🐙「いや、挙動不審のテヨンがおもしろかったから 笑」

🔥「っ、もう!」





僕は脱衣所の鍵をカチャリ、と閉め

ユウタを壁際に押し寄せる。





🐙「…ここですんの?」

🔥「ゆたが僕のこと笑ったから、」





そんなのは口実。

ほんとはもっとユウタを感じたいだけ。





🐙「しゃあないなぁ、」






ユウタはそう言いながら僕の首に腕をまわし、

ちゅ、と音を立ててキスをした。


半分開いているユウタの口に舌を入れ込む。





🐙「ん、…んぁ、、、っ…ぁ、、」





唇と唇の隙間から、熱い吐息があふれる。

気がつけば、ユウタのズボンに手を入れていた。





🔥「…かたくなってる、」

🐙「や、…その、テヨンがキス…上手やったから…」

🔥「ほんと、かわい。」

🐙「っん、…んぁあ、…っ、、う、ぁ……てよ、んっ」






ユウタの固くなったのを直接撫でると、

ユウタは声を発するのを我慢して 必死に耐えている。






🔥「可愛すぎるよ、ゆた。我慢できない、もう挿れてもいい…?」

🐙「い、痛い……?」

🔥「ちょっと痛いかも…できるだけ優しくするよ、」

🐙「ありがと、…」





ユウタに力が入っていたから、

なんとかリラックスしてもらおうと、キスをする。



🐙「っ………てよ、ん…ぁあ、っ…ぁあ、っ」



ユウタの前を触りながら、後ろにも指を挿れる。

キツくて、指一本が精一杯なほど。


しばらくほぐして、

やっと指三本が入るくらいにはなった。




やっぱりユウタは苦しそうで、

でも気持ちよさそうな声を出すから

僕のも大きくなってきた。






🐙「も、テヨンおっきなってるやん、…挿れる、?」

🔥「…いいの、?」

🐙「ん、…いいよ、、きて、?」

🔥「挿れるよ、……」





壁に手をつかせて、ユウタをバックの体勢にする。

うわ……えろ、




ずず、とユウタの中に自分のを挿れる。

…キツくて、意識が持っていかれそうになる。





🐙「ぃ、た……てよん、の…っ、でか、ぃ、…」

🔥「っ動いて大丈夫…?」

🐙「、うん、」






ぬちゅ、という音が洗面所に響く。

鍵はかけたけど、メンバーが来ないか心配だな…






🔥「ゆた、声抑えなきゃ みんなに聞かれちゃうよ、」

🐙「っ…うん、我慢するわ、」





ユウタがそう言ったのを聞いて、

僕はゆっくりと腰を動かし始めた。





🐙「っ…ぁあ、……変なっ…かんじ、、」

🔥「はじめはね、多分そのうち気持ちよくなると思う…」

🐙「っ、ほんまに、?…、、」

🔥「ちょっとまってね……」





浅く出し挿れをして、

ユウタのナカの固くなっている部位を探す。



ここかな、という部分をこすると、

ユウタは今まで俯き気味だったのに

一気に腰を反らせた。






🐙「ぃ、あっ!…な、ん…いまの…っ、、…ぁあ、っ」

🔥「前立腺、だよ。…きもちいい?」

🐙「っ……へん、な、っぁ、……ぁあ、ん…ぁうっ…」

🔥「っ、すごい…締め付ける、っ…僕のゆた…」





ユウタはたまに足の力が かくっ、と抜けている。

僕はユウタの腰に手を回して

なんとか倒れないよう支える。




…でも、バックだと ユウタの

感じている顔が見れないじゃないか。



いや、この輪郭と長めの髪が垂れているだけでも

十分かっこよくて、いけない気分にしてくれるけど。






🔥「ゆた、…こっち、向ける?」

🐙「っんぇ、……っぁあ、てよ、んぁ…っ、、っ…このたいせ、い……きっ、つ…ぁあ、」





なんとか首をねじって

僕と目を合わすようにしているユウタの表情は

眉毛を下げて、うっすらと涙の膜が張っていた。






🔥「っ、ごめん!痛かった……?」

🐙「ちが、ちがうんっ……」






僕は慌てて動きを止めてユウタの頬を撫でる。

泣くくらい痛かったのか、不快だったのか。



オロオロしていると、

ユウタが少し恥ずかしそうに






🐙「…きもちいい、から…やめんといて、、」






と言った。

ユウタの頬と耳はほんのり赤くて、

腕で顔を隠している様子がとても愛おしかった。






🔥「ユウタ、大好き。」






僕はまた、さっきよりも少し強めに動き始めた。

ユウタは僕が身体を打ち付けるたびに

声が途切れ途切れになっている。






🐙「ゃ、…ぁあっ、ぁんっ……っ、ぁ、っふ、ぁ…」

🔥「ゆた、っ…あいしてるっ…」

🐙「んぁあっ…おれ、もっ……、ゃあ、っ……ぅんぁっ、……も……いき、そぅ…ど、したら……っいい、ん、?」

🔥「…っ、だいじょぶ、イって、いいよ。」

🐙「っ、む、り…ぁあ、ああんっ、」





ユウタは足をガクガクと揺らして達した。

僕もほぼ同時に、

締まったユウタにつられるようにナカに出した。






🔥「…シてる時のゆた、かわいすぎるよ。」

🐙「っ…テヨンはかっこよすぎ、ずるい。」

🔥「も、だいすき!」

🐙「俺の方が好きな自信あるんやけど?」

🔥「絶対ぼく!」







少し恥ずかしそうに、照れたような、その笑顔。



僕だけが見れる表情だと思っていいんだよね。




大好きだよ、




心の中でそう言いながら、僕も笑顔を浮かべた。










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