...
🐨「ひょん、……?」
ジェミンが恐る恐る問いかける。
そんな問いかけを俺は無視して、
鍵をガチャ、と閉める。
🐨「ヒョン…あの…んっ…!んぅ、ふっ……んぁ…」
俺は何かを言おうとしたジェミンの言葉を遮り、
ジェミンの後頭部を支えながら、濃いキスをする。
🐨「んんっ、…ひょ、っ……ん、、んぁあ、っ」
支えている手とは逆の手でジェミンの
スラックスに手を入れる。
…キスだけで、大きくなっちゃってる。
かわい。
そろそろ限界かな、と思い唇を離すと
ジェミンの唇の端からは唾液がツー、と垂れていた。
とろんとした瞳も相まって、とても卑猥だ。
🍑「ほんと…ジェミンは悪い子だね、」
🐨「ひょん…急に、どうしたの…?」
🍑「ジェミンは俺を嫉妬させて楽しい?」
🐨「えっ……?しっと、…?」
全くこの子は、全部無意識だし悪意もないんだから
叱ろうにも叱れない。
困った子だ。
🍑「そう、ヒョンはね、嫉妬したの。ジェミンがチソンとイチャつくから悲しくなっちゃった。」
正確には悲しくなったんじゃなくて苛立ったんだけど
…まあ少し悲しくもなったからいいや。
🐨「ご、ごめんなさい…ひょんのこと何も考えずに…」
🍑「でもなあ…俺、まだ悲しいなあ。」
俺はジェミンのを下着越しに撫でる。
優しく中指と薬指で撫でるたびに、ジェミンの肩は
ぴくっ、と跳ね 息も熱くなる。
🐨「っ……ひょ、ん…ここ、っ…じゃ、ぁあ…だめ、ですっ、…んぅっ、、」
🍑「ふふ、ジェミン、興奮しちゃったの?また大きくなった。」
🐨「ちが、いま…すっ…んぁあっ、、だめ、っ……ぁあっ、っふ、ぅあ……」
目と口をきゅっと閉じて、必死に
快楽に抗おうとしているジェミンの姿を見ていると、
もっといじめたくなる。
ふ と目に付いたジェミンの耳をはむっ、と噛んでみる。
すると、予想的中。
🐨「ひ、ぃっ!!…っあぁ、ぁ…ら、めっ…みみ…ぃ、、へん、なっ…ぁあっ、かんじっ……!」
🍑「ふぅん、耳、敏感なんだ。」
🐨「やっ、……みみもとで、っ…んぅ、…はなさ、ないでっ……ひ、…ん」
薄暗いこの部屋でも分かるほど、ジェミンの顔は
真っ赤に染っていた。
…もう我慢できないや。
俺はジェミンのスラックスを下着ごと下げて、
後ろを解し始めた。
🐨「ひっ、ひょんっ!!ここでするの…!?」
🍑「うん、ジェミンも気持ちよくなりたいでしょ?」
🐨「そ、そうですけど……」
🍑「じゃあ決まり、」
流石にジェミンをこの無機質な床に
寝かせる訳にはいかないから、
ジェミンの手を壁につかせる。
つまり、バックの体勢。
🍑「いい眺めだよ、ジェミン。」
🐨「うぅ……恥ずかしい…、はやく、してください…」
🍑「言われなくてもそのつもり。」
ジェミンに自身のモノを突き刺す。
それと同時にジェミンのいやらしい声が溢れる。
🐨「っ、ぁあん…っ、くる、し……んぁ、…っ」
🍑「きっつ……久々だから よく締まってんね…」
🐨「っぁあ、…ぁ…っ、ひょ、んっ…ぅあ、ぁっ…」
🍑「しーっ、練習室にいるみんなに…っ、聞こえちゃうよ…、?」
🐨「やっ、…それは…ぁあんっ、だ、めぇっ……んっ」
練習室なんて、当たり前だけど防音なんだから
聞こえるわけないじゃん。
そんな事を考える隙なんてないくらい
快楽に夢中になっているんだろうね。
🍑「みんなにも…淫乱なやつって、っ…思われちゃうね、?」
🐨「やっ、やだっ……やぁあっ、ぁんっ…んっ、く、…ぁあん…」
🍑「さっきからイケなくてっ、もう限界なんでしょっ…?」
ジェミンはこくこく、と必死に頷いている。
ほんと、こんな可愛い子を
野放しにしてたらそのうち喰われちゃいそう。
まあ、今ジェミンを抱いている俺が
言えることじゃないけど。
🐨「もっ、だめぇ、っ…イっちゃう…っぁあ、!
ああぁ、っあ、ぁぁ…!」
ジェミンは結局大声を出して果たしてしまった。
コンクリートで出来た壁には、
白いものがベタっとくっついている。
膝から崩れ落ちたジェミンを咄嗟で支える。
🍑「ジェミン、あんまり嫉妬せたら もっといじめてあげるから。…覚悟してね?」
🐨「…には、…いかな…」
🍑「えっ、なんて言った?」
🐨「だから…その、…たまにはこういうのもいいかな、って……いいまし、た…」
🍑「じゃあ今日の夜、イリチルの宿舎においで。」
🐨「っ!!…はい、楽しみにしてます……」
そんなに嬉しそうな顔されたら、
きゅと今日の夜も手加減できないんだろうな。
なんて思いながら、ジェミンの瞼にキスを落とした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。