第4話

部活にいく彼
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2018/08/15 13:45



やっと下校時間となり部活している人は
部室に移動したり教室で着替えていったり
みんなそれぞれすることがバラバラ。




そんな中私は教室に残り黒板を消す
当番に当たっていた。
あなた
はぁ...黒板消し係って地味に疲れるんだよね...帰っちゃいたいわ


1人でぶつぶつ独り言を言っていると
横から覗いてくる人の姿。
涼介
なにぶつぶつ言ってんの?笑
あなた
あ、なんだ涼介か
涼介
なんだって何だよ 笑
手伝おうか?



涼介はサッカー部に入っていて
ユニフォームに着替えていた。
あなた
ううん、大丈夫!それより
今から部活だよね?頑張ってね!
涼介
あぁ...うん、つか、待っててよ。
部活終わるまで。
あなた
え...でも帰り遅くn
涼介
家まで送るから...それでいい?
あなた
う、うんッ...分かった、待ってる


そう答えると涼介はにこっと笑って
頭に手を優しく置いてから部活に向かった。
あなた
ッッ///


小さい頃からそうだったっけ。



涼介に触れられるだけでこんなに
ドキドキして胸がキュンってなるの。



そんな時に思い出してしまう涼介との
小さい頃に交わした大切な約束のこと。




涼介が教室から出ていったすぐ、私の顔は
耳まで真っ赤だったのを必死に隠した。

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