第18話

―18― 勘違い。
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2018/12/11 14:06
シルク
...あ。
あなた

あっ...

















ん?待てよ...後ろから音が...した...?
隣人
あらまぁ、こんばんわ。
シルク
あ、こんばんわ~
あなた

え、あっ、こんばんわ!

隣人
こんな夜遅くに...お出かけ?
あなた

いえいえ!帰ってきたところです!
叔母様は...何処へ?

隣人
私はそこのコンビニに用があってね。
暗いし行きたくないんだけどねぇ...
いつどこから不審者が来るか
わからないでしょう?
シルク
じゃあ僕がついて行きますよ!
不審者に襲われては
大変ですからね...!
あなた

っ!!

隣人
ええ!?でも...悪いじゃない?
シルク
いえいえ!身の安全が1番ですから
隣人
...ならお願いしようかしら!
彼女さん、嫉妬しないでよねっ?
あなた

.....えっ、ぇぇええええ!?
わ、わわ、私彼女じゃないです!

シルク
ただの友達ですよw
隣人
んまぁ...!てっきり恋人同士
なのかと...失礼したわね...?
あなた

全然大丈夫ですw
じゃあシルク...バイバイ!

シルク
おうっ!!!
手を振りながら叔母様とシルクを

目で追う。

シルクが叔母様の手を手に取り誘導するかのようにして

エレベーターへ乗り込む。






あなた

...はぁぁ...。

ドアを開るのが...怖い。

どっと気分が重くなる。

あなた

全力で謝ろう...

鍵を開け、ドアノブに手を置き

下へ押す。


ガチャッ

と音がなり、思わずびくっとなる。

あなた

...ただいまぁ......?

玄関に入ると、廊下は暗く

リビングも電気が着いては居ないようだった。

そんな...まだ寝てるの?


あなた

...よかった...。

安堵の息を漏らし、私はドアの鍵を閉め

靴を脱ぎ、廊下を渡ってリビングへ行き

電気をつける。

ふとテーブルに貼ったふせんを見る。




無い。

と思えばそのふせんはビリビリにされて

その辺に捨ててあった。

あなた

......ぁ...

やっぱり起きてた。

きっと起こってビリビリに破いたんだ。



でもなんで電気が着いてないの...?

2度寝...?


モトキは2度寝するようなタイプじゃ無い。











今もきっと...起きて...
モトキ
あ、あなた...おかえり。
あなた

ッ!!!た、ただいま!

するとモトキがニコッと微笑んで

私の方へ近づきそっと抱きしめる。


...?
モトキ
体...冷えてるね...
あなた

外寒かった...から.....

モトキ
...そっか。
いつもと変わらない声のトーン



だけど







きっと裏では













恨んでいるに違いない。







―――




18話見ていただきありがとうございます!

前回辞めようかなすごく迷ってたんですが...

予想以上にコメントしてくれた方が多く、

申し訳ない気持ちになりました...。

なのでこのまま続けようと思います!

皆様のいいねやコメントで毎回癒されております。

どうかこれからも私のこの「君の本性。」の

応援、よろしくお願いします...!

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