第17話

―17― 嬉しさ。
812
2018/12/03 13:46
あなた

...モトキ起きてるよね...

怒っててLINE返してないのかな...

確かに直接話もせずにそして起きたら

「LINEしてね!」

とか呑気に書いて行った私が馬鹿だった...。







何...されるのかな。

手が震える。


きっと寒いからだ。

きっと。



...きっと。












シルク
っあなた!!!!
あなた

へっ...?

後ろか声がした途端に振り返る。

闇の中を掻き分けるかのようにシルクが

こっちに向かって走ってくる。

な、何しに...!?
シルク
はぁ...っはぁ...
あなた

ど、どうしたの?忘れ物?

シルク
いや...違う...っ
膝に手を付き肩を上下に動かしながら

荒くなった息を整えるシルク。

そんな急いでまで知らせたかったことでも

あるのかな...
シルク
はぁっ...い、家まで...送ろうと...
あなた

.....はぁ!?!もしかして...
そのために走ってきたの!?

シルク
おっ、おう...
あなた

.....ぷっw

シルク
んなっ!!なんで笑うんだよ!!
あなた

ほんと馬鹿なんだから...ふふっww

シルク
...ははっwそれもそうかもな...
って誰が馬鹿だ!!ww
わざわざ私のことを気にかけて

家まで送ろうとするなんて...



ほんとに、昔っから馬鹿なんだから。

あなた

ちゃんと守ってよね~?

シルク
ん~、相手によるかな!
あなた

はぁ!?じゃあなんのために来たのw

シルク
...何となく?
あなた

何となくって...w
寒いし帰ればよかったのに。

シルク
いーの!!!
エレベーターに乗り

4階のボタンを押す。




なんか...楽しいな。

シルクといれる時間が少し増えただけで

こんなに嬉しいことは無いなぁ...。

そしてシルクのそのさり気ない優しさ...

どんな女の子でもすぐ惚れちゃいそう......



あれ?なんでこんなこと考えてるんだろ...

シルク
着いたぞ~?
あなた

うん...!

エレベーターから降りて

右側にあるドアの前へ向かう。


そこが私たちが住む部屋である。
シルク
じゃ、オレはここら辺で!
あなた

うん!ありがとねわざわざw

シルク
大した事ねえよw
あなた

帰り気をつけてね!

シルク
おう!じゃあ.....な...



ガチャッ

















その瞬間

ドアが開く音が

廊下に響き渡った。






――――――



最近投稿が遅くてすみません...

期末テストやら風邪やらで色々ありまして...w

今回は少し自分が考えてることがあるので

少し話させていただこうと思います!

私この通り投稿が遅くなってしまうことが多々

ありまして...

この作品でプリ小説を辞めようかな...と...

少し考えてるのですが...

私の作品を読んでくれている皆様に

是非意見を聞きたくてっ!!!

皆様是非ご意見お願いします...🙏



by ミクチャン

プリ小説オーディオドラマ