私の彼氏は全くといっていいほど嫉妬をやい
てくれたことがない。
男友達と飲み会もすんなりOKするし
仲良く喋ってたりしてもなにもいってこない
こんなこともしょっちゅう考えてしまう。
ソファに座りながら本を読んでる。
私は隣に座ってみる。
だけどオッパは私に見向きもしない。
多分普通のカップルならここでイチャイチャ
したりするんだろうなー
私はオッパに抱きついてみた。
えーーーーーー。
そこは「なんだよ〜」的なこといって
イチャつき始めるんじゃないの?
絶対私のこと飽き始めてるよね、、、
毎日こんなの辛すぎるよ、、、
そこは別れたくないって言わないんだ、、
なんか私だけが好きみたいでバカみたい、、
思わず聞いてしまった、、。
私は辛すぎてその場から立ち去り寝室に
逃げ込んだ。
泣きたくないのに涙がポロポロ出てくる。
たくさん泣いてオッパとの思い出の写真や
動画を見てしまう。
数少ない写真、、、彼氏の写真がこれぽっち
しかないなんて、、、
大きなため息が出てくる。
きっと今ごろオッパは私のことなんか気にも
しないで本を読んでいるだろうなー
冷静になって考えてみる
もういいや、、、
別れよう。
私はアタッシュケースに荷物を詰める。
多分私もこんなことを考えたのが初めてで
頭の中がよくわかんないけどとりあえず
ここから早く逃げ出したいという考えが
出てきた。
目の前に付き合ったばっかの時の写真が
飾ってあった。
思わず手にとってしまう。
ガチャッ
ほっぺに触れるだけのキスをした。
オッパが起きる前に出ないと、、
私は早々と家を出る。
私はウジに電話をした。
ウジにはオッパのことで色々とお世話に
なっていた。
ピンポーン
ウジの部屋はきれいに掃除されていた、
私はウジに全て話した。
ウジの優しさにジーンとする。
そう言ってウジはバイトに行った。
ケータイを開いてみると、
通知OFFにしてたから全然気づかなかった、
でも待って、
「もういい」ってある、
また、私は泣いてしまう。
ピンポーン
忘れ物かな?
ガチャッ!
そこにはオッパがいた
しかもめっちゃ汗かいてる
オッパはすごく必死に話している、
はじめて私はオッパに歯向かった。
オッパが、謝った、
そう言ってオッパは手を繋いでくる、
しかも恋人繋ぎで、、。
帰るときオッパはずーーーっと手を離さないで
帰った、
お家到着
なんかぎこちない。
見慣れた家なのに初めて来たみたい、
自分の隣に座らせた
オッパのはなしを聞いているうちに涙が
ボロボロ出てきた。
ギューーーー
私はオッパに思いっきりハグをした
オッパは私の鎖骨に吸い付いた
ひさびさだこんなの、
私はオッパにまた抱きつく
寝る準備をしてベットに向かう。
ずっとてを繋いでいる
いつもオッパは背を向けて寝ているけど
今日は私の方を向いた。
オッパはわたしのてをスリスリしながら言う
オッパからこんなこといってくれたの初めて
私のオッパは実は嫉妬深いひとでした😁
ウジにはちゃんと事情を話しておきました
こうしてオッパと私は再スタートとして
素晴らしい日々を過ごすのでしてた!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。