第32話

STORY31
841
2021/01/31 03:37



※ この回は意外とヤバいかも、
見ない方がいいかも…?

『 仕事だぁぁぁぁあ((( 』

というわけで、日本に帰ってきました。
メンバーに会えるね✨
大野智 「 王子〜❤️ 」
『 久しぶり〜!!! 』
松本潤 「 体調大丈夫?? 」
『 うん、絶好調!!! 』
マネ 「 王子、何かプロデューサーが
呼んでる 」

なんかって…うちの番組の
プロデューサーじゃないってこと?

コンコン 🚪
『 失礼します、堂本です、 』

ドアを開けると、
男の人と女の人が裸で抱き合ってた。
嬌声をあげていた。
多分、プロデューサーとスタッフだろうと
思って出て行こうとした。
プロデューサー 「 王子ちゃん、
君、番組欲しくないの? 」
『 はっ…? 何言うとんねん、 』
プロデューサー 「 この女の子みたいに
王子ちゃんも僕にしてくれるなら、
いくらでも番組あげるのに、」
『 ………呆れた、 』
プロデューサー 「 そんな口聞いて
いいのかな?俺、意外と権力あるんだけど 」
プロデューサー 「 ねぇ、王子ちゃん?
長い物には巻かれろって言うし… 」
プロデューサー 「 この世界に
いるなら、覚悟は出来てるはずだよね? 」
『 断る。』
プロデューサー 「 無理矢理が好き
なんだね 」
『 は…? 』
カメラ起動しないとっ…
咄嗟に私は携帯のカメラをこっそり
付けて、動画を撮った。
『 ちょっ、これ取って下さいよっ、 』
プロデューサー 「 俺は気持ちよくなって、
王子ちゃんは番組もらえるんだよ?
Win-Winでしょ?だからさ、大人しく… 」
服を脱がせようとしてきた、
ていうか、脱がせてきた、
プロデューサー 「 肌、綺麗だね 」
『 ……ふざけんな、 』
私は怒った。腕や首を舐めてきて、
限界に達した。
バンッという音と一緒に、
プロデューサーの怒鳴り声が聞こえた。
プロデューサー 「 お前っ、何してんだ!
蹴るなんて犯罪だぞ!!! 」
プロデューサー 「 何様のつもりだ!! 」
『 ごめんなさいね、けどね、
これ、" 正当防衛 "っていうの、
お前こそ何様のつもりだよ、 』
『 小学生から道徳やり直して来い 』

私はロープを引きちぎって、
服を着て、携帯を拾って部屋を出た。

泣きたくなった。
大人が、あんな奴だなんて、呆れた。

どうしてこんな事してるんだろう…

『 くっそ… あんな奴なんて死んじまえ… 』
『 汚い大人なんて…っ、(泣) 』

? 「 王子…? 」
『 あ、智くんっ、 』
『 ごめん、今日無理だ、私帰るっ、 』
大野智 「 待って王子っ、 」
大野智 「 泣かないで、涙ふいて 」
『 ねぇ、智くん、 』
大野智 「 ん? 」
『 私、どうしてここにいるの、?(泣) 』
『 どうして、1人なの、? (泣) 』
大野智 「 ……、王子。王子がここに
いること、俺がここにいることは
わからない。運命としか
言いようがないけど 」
大野智 「 王子は1人じゃない。
5人、ずっとそばにいるよ。 」
『 ……本当?(泣) 』
『 何も変わらない…?(泣) 』
大野智 「 何も変わらないよ。」
『 ……ごめんっ、。 』
大野智 「 あっ、王子!!!! 」




怖い、怖い、怖い…………。


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