あの日は、確か中学2年生の夏だった
その事件は朝突然起こった
私はお父さんを幼い頃に亡くしていて(設定です)今お母さんが1人で私を育ててくれてる
私もお母さんももちろんお父さんのことが大好きだった
けど、私は
帰る途中で私はどこかに落としたのかな、そう思った
お母さんは諦めなさいっていった
けど、私にとって大切なものだから、無くしちゃいけないから、
どうしても諦めきれなくて私は走って海辺に戻って夜暗くなるまで探した
真っ暗で視界が暗いからか全く見えない
お母さんも心配するだろうし、もう諦めるしかない、そう思った時だった
背後から低めでどこか落ち着くような声がした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。