第14話

cb . 2
3,595
2023/01/28 06:07

 大きいお店が並ぶ街 。

 ひとつのお店の前に着くと 、
 女性の声がたくさん聞こえた 。




bc
bc
 ここからは僕がご案内致します 。  



 そう言い私の前に出るバンチャンさん 。

 リアも一緒に行くって駄々こねてたけど
 バンチャンさんに止められてた 。


 そしてチャンビンさんは裏からお店に入って行った 。








bc
bc
 こちらの席へどうぞ 。  
u
u
 ありがとうございます 





 案内された席には先ほどと見間違えるくらい

 真っ黒なスーツで髪をかき上げている
 チャンビンさんが座っていた 。






cb
cb
 いらっしゃい 。あなたちゃん 
u
u
 こんばんは 。  
cb
cb
 そんな緊張しないで ?? ㅎㅎ 
cb
cb
 僕まで緊張しちゃうよ 



 リラックスして欲しいって言われたから
 気楽に話す姿勢をとる 。





sm
sm
 ヒョン 。その子は ?   



 チャンビンさんを ヒョン と呼ぶ
 顔立ちの良い子が 、私の隣に座った 。





cb
cb
 今日は指名だから 。  
cb
cb
 お前早く戻んないと 、怖いお姉さんに 
 いじめられるよ ??


 ちぇ~ と嫌な顔をしながら
 席を立つ彼 。




sm
sm
 じゃあまたね 。ヒョンの彼女さん 



 と 、私の耳元で言って去っていった 。



u
u
 ちがうし … !! ///   
cb
cb
 ごめんねあなたちゃん 。
 あいつ結構押してくるの ㅎ 
u
u
 あ 、いえ 。大丈夫です 



cb
cb
 じゃあ少し飲もっか 



 そんなこんなで 、強いお酒を口に運んだ 。
 
 歳下扱い してほしくないから 。



cb
cb
 ちょ 、あなたちゃん大丈夫 ??   
u
u
 だいじょぶれす !    



 お酒弱いけど 、強いと言い張った 。




cb
cb
 あ ~ ほら 。  
cb
cb
 グラス持ててないし 、
 本当は弱いんでしょ ??



 そう私の腕を軽く引くチャンビンさん 。
 触れられた部分が物凄く熱い 。





 少しお話をしながら飲んでいると 、

 お客さんに声をかけられるチャンビンさん 。

cb
cb
 ごめんね 、また今度指名して ??    

 そう言われても頑なに帰ろうとしないオバサン 。

 埒が開かないことを悟ったのか 、
 私の手を引いてお店の奥へと進んでいく 。

u
u
 どこ行くんですか ??   
cb
cb
 VIPルーム 。  
cb
cb
 そこなら僕たちの時間 
 誰にも邪魔されないでしょ ??



 サラッと沼発言するチャンビンさんに
 ドキドキしたのは内緒 。




cb
cb
 ヒョン 。VIPの鍵ください 


 見張りをしていたバンチャンさんに声をかける


bc
bc
 … 手出すなよ 




 少し警戒しながらも
 腰のあたりから鍵を出してくれた 。





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