大きいお店が並ぶ街 。
ひとつのお店の前に着くと 、
女性の声がたくさん聞こえた 。
そう言い私の前に出るバンチャンさん 。
リアも一緒に行くって駄々こねてたけど
バンチャンさんに止められてた 。
そしてチャンビンさんは裏からお店に入って行った 。
案内された席には先ほどと見間違えるくらい
真っ黒なスーツで髪をかき上げている
チャンビンさんが座っていた 。
リラックスして欲しいって言われたから
気楽に話す姿勢をとる 。
チャンビンさんを ヒョン と呼ぶ
顔立ちの良い子が 、私の隣に座った 。
ちぇ~ と嫌な顔をしながら
席を立つ彼 。
と 、私の耳元で言って去っていった 。
そんなこんなで 、強いお酒を口に運んだ 。
歳下扱い してほしくないから 。
お酒弱いけど 、強いと言い張った 。
そう私の腕を軽く引くチャンビンさん 。
触れられた部分が物凄く熱い 。
少しお話をしながら飲んでいると 、
お客さんに声をかけられるチャンビンさん 。
そう言われても頑なに帰ろうとしないオバサン 。
埒が開かないことを悟ったのか 、
私の手を引いてお店の奥へと進んでいく 。
サラッと沼発言するチャンビンさんに
ドキドキしたのは内緒 。
見張りをしていたバンチャンさんに声をかける
少し警戒しながらも
腰のあたりから鍵を出してくれた 。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。