第5話

本当
12,050
2019/05/12 12:04
家を飛び出してすぐに座り込んでしまう。
自分
ほんとはあんなこと亜嵐くんに言いたくないよ…
小森隼
小森隼
あなた…
side隼
ランニング終わりにあなたの独り言を聞いてしまい声をかけてしまう。
自分
…なんで…
小森隼
小森隼
ちょっとこっち来て
俺のかりている家に連れて行く。
小森隼
小森隼
ちょっと龍友くん聞いたでしょ?
小森隼
小森隼
今から行くから
小森隼
小森隼
俺の家集合ね
通話中だった龍友くんにもいって向かう。
小森隼
小森隼
ここ俺がかりてる家だから。はいって
自分
…うん
数原龍友
数原龍友
おじゃましてんでー
龍友くんはすでにいた。
数原龍友
数原龍友
座っておしゃべりしよ
うながされるままあなたは座った。
自分
なんのはなし??
数原龍友
数原龍友
あの子の嘘やねんやろ?
自分
え、ほんとやで
小森隼
小森隼
あなたがしゃがんでるとき通話中だったから龍友くん聞いてるよ
自分
…私…やってない
sideあなた
その瞬間2人の顔が晴れたけどまたすぐにくもった。
数原龍友
数原龍友
なんで言わんかったん
自分
…脅されてたの
今日あったことを全て伝えるとたまたまビデオを撮っていたみたいでまりかの声が録音されているものを聞かせた。
数原龍友
数原龍友
…つらかったな…ごめんな
自分
うん…みんな信じてくれんかった…涼太くんも…
龍友、隼
…っ…
自分
でもこのことは内緒にして!みんなで私を責めて!お願い…
小森隼
小森隼
わかった…俺らはヤンキーって分かっても味方だから
自分
うん!ありがとう!
自分
じゃあ仕事行かなきゃだから!
泣きそうになるのをこらえて足早に家を飛び出す
side涼太
ランニングから帰ってくるとあなたを連れて行く隼を見かけた。
急いで追いかけると隼のかりている家からでてくるあなたを見つけた。
片寄涼太
片寄涼太
あなた!
叫ぶとあなたは俺を見た。
泣いていた。
片寄涼太
片寄涼太
…っ…
そのまま走り去って行った。
片寄涼太
片寄涼太
あなたが泣くなんて…

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