_
「 ジョングクさん?だっけ、...どこだろ 」
私は今、ジョングクさんと約束した場所にいる。
10分ぐらい待ってるんだけどな〜 、
忙しいと思い、帰ろうとしたところ 、
🐰 《 あなた...だよね? 》
振り向いたそこには 、身だしなみが整いすぎたジョングクさんがいた。
「 ...え、あ、ジョングクさん、? 」
🐰 「 そそ! 」
🐰 《 どっか食べに行こっか! 》
と言って、店までエスコートしてくれる。
🐰 《 何食べよっかな〜... 》
_________________
時間が過ぎ 、色々と遠くに行ったため、終電に遅れてしまった。
🐰 《 どっか泊まりに行こっか... 》
🐰《 予約してないからな〜... 》
と、携帯でサーチをするジョングクさん。
5分ぐらいかけホテルが見つかる。
ー ホテル ー
🐰 《 あ、すいません、予約してないんですけど部屋って空いてますか? 》
【 少々お待ちください。......一部屋しか空いてませんがいいでしょうか? 】
🐰 《 あ。全然大丈夫です 》
「 え ... 」
【 901号室をお使いください 】
と、キーが渡される。
ー 901号室 ー
🐰 《 先お風呂入ってきな 、待ってるから 》
「 あ、ありがとうございます 」
お風呂に入り、一息つく私はこの後起きることはまだ知らなかった。
_
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。