🐥「最初から俺にすればいいんじゃん」
『いや……それは違うかな』
🐥「え、なんで?」
『だってじみんの事、利用したくないしきっとそれだけ じみん が大切だからだよ』
🐥「…………そっか」
そういうと彼はいきなり大声で
🐥「あ~、やっぱり叶わねぇな~!ㅎㅎ」
なんて言ってきた。
でもその後、
🐥「俺、諦めないから!」
🐥「あと……」
🐥「ずっと傍にいてやるから!!」
そう言っていつもみたいに笑ってきた。
『じみん……ありがとう』
🐥「ううん!あなた、さらんへㅎㅎ」
そう言って手で大きなハートマークを作るじみん。
『フフッㅎㅎ』
🐥「びっくりしたでしょ~ㅎㅎ」
🐥「でも、あなたが笑ってないと僕もつまんない!!ㅎㅎ」
『ありがとうㅎㅎ』
🐥「帰り、送ろうか?」
『いや、大丈夫!』
🐥「ほんとに?やっぱり送っていったほうがいいよね?」
『ううん!大丈夫だから!』
🐥「そっか……知らない人にはついていくなよ?!」
『いや、大丈夫だからㅎㅎ』
そう言ってじみんとはハイタッチして教室をでた。
でもその帰り道………
“誰かに付けられてる?“
もしかして………てひょん?
そう思い、少しの期待を寄せて後ろを振り返ると
🐭「なんだよ。」
ゆんぎおっぱ………( ˙-˙ )
いや、 なんだよってなんだよ!
こっちがなんだよって( ˙-˙ )
『今日は早かったの?』
🐭「まぁな。」
『んで、わざわざなんで私の後ろを?』
🐭「ストーカーしてみた。」
はい、なんとここであなたちゃんのストーカー第2号現る( ˙-˙ )☜は
『す、ストーカーしてたの( ˙-˙ )』
🐭「いや、真面目に引くなよ( ˙-˙ )違うから」
『だ、だよねぇ!』
🐭「早く帰んぞ。」
『うん』
ストーカー第2号よ………
なんか かっこいいわ( ˙-˙ )☜は
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。