第105話

101話
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2018/10/28 13:43
 パーン



静かな沈黙を破るように出発の合図がなる。




そして、みんなの応援する声も一気にする。




🐻「ほら!あなたも応援!」


『あ、うん!が、がんばれぇ……!』


🐻「こ〜ら、そんなんじゃだ〜め!」


🐻「もっとこう……がんばれぇぇぇえ!って!」



『いや、そう言われても笑笑』



🐻「あなた……」





🐻「私ね、ほんとはあなたのこと好きだったんだ。」





『…………え?』





🐻「だってさ、あなたったらお人形さんみたいなんだもの。そりゃ私だって……」














🐻「ぐく や じみん や てひょん みたいに」








🐻「あなたのこと想っちゃうに決まってんじゃん……笑笑」










………初めてみた するぎ の涙。









『するぎ……』





🐻「はぁ!すっきりした!」






🐻「さぁて!するぎちゃんはもう!あなたちゃんが大切な人なのは当たり前だけど!」






🐻「胸を張って”大事な大事な友達”だってみんなに伝えることを今日誓います!笑笑」






私に向かってまたニコってしてくる するぎ。








🐻「あなた、ありがとう」













🐻「だから私はあなたが誰を選んだって後悔しないよ!」




『………するぎ』




🐻「さぁて!おうえん!……ね?笑笑」













私がリレーしている3人に目を向けるともう試合は最終戦になっていて









あちらこちらからは




👩「ねぇ!てひょんくん1位だったのに今ぐく君が1位だよ!」



👨「みんなはっえ!笑笑」




👩「じみん君も最後のペース上げてきてる!」





とか聞こえる。









あんなに必死なてひょんの顔は見たことがなかったし、3人もすんごく必死な顔してた。









そして最後













ゴールを手にしたのは












??「ねぇあなた。」






























🐰「俺、1番だったよ!」









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