じみんside
僕にとっての恋愛とは____
凄く簡単なものであり__
でも、僕の恋愛というのは
どこか不確かなものであった。
僕が恋愛の本当の意味を知る前に行っていたものというとお世辞にもいい事とは言えない。
むしろ、逆のこと。
でも、そこから興味本位であなたちゃんを見てきて、 あぁ、好きだな って思った。
てひょんには少しの罪悪感と共に
負けたくないってどこかで自分が焦っていた。
あなたが泣いている時の僕といえば他の人よりもヘタレで
出来損ないだし、何も彼女にしてあげられない。
そんな僕がただただ悔しかった。
🐥「最初から僕にすればいいんじゃん」
なんて、言葉
僕が言えたような言葉ではないのも知っていたけど
僕の口は隠し事が出来ないみたいで___
僕は本当の愛を知らない悲しい男から
ある1人の女性に愛して欲しい身となった。
どうかこんな僕を愛して
僕のこの生まれた新しい感情を全て受け止めて。
そして、僕をひとりにしないで___
愛とは時に簡単であって__
時に苦しいものだ
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。