第62話

61話
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2018/08/21 15:50


てひょんside





🍇「せんぱ~い!」





そういって手を振ってくるのは、僕が本当に愛していない子。







🦁「あぁ、いぇりちゃん。」



🍇「せんぱい、一緒にお昼食べましょうね!」





そう言ってぐいぐい引っ張ってくるいぇりちゃん。








あ、あなただ









🍇「…………せんぱい?」




🦁「あっ、ごめん。なに?笑笑」



🍇「なんかいっつもいっつも……」














“あなたせんぱいの事見るじゃないですか“









🦁「あ、え、ごめ…」





🍇「私、せんぱいの一番の人ですよね?」







🦁「え、あの……」








🍇「そうですよね?」







🍇「そうじゃないと許さない……」










🍇「だって てひょん先輩は私のものだもの……」











🍇「ぜ~ったいに……」














🍇「逃がしてあげないんだから………」









そう、この彼女は1度頭に血が上ると止まらなくなり、毎回のように同じことをいう。








🦁「ごめんねいぇりちゃん。」






🦁「もう見ないようにするから」








🍇「はいっ、それでいいんです……」







そう言って僕の手を握ってきた。








正直いって いぇりちゃんの手が触れると怖くなる












僕はあなたを守るためにいぇりちゃんといるのに……








なんか僕だけ____









取り残されたみたいだね___








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