🐻「やぁあなたおはよん」
『あ、スルギか……なんだ……』
🐻「なんだってなによ笑笑まさか…グクが良かった?ㅎㅎ」
『いやいや、ただ……』
🐻「ただ?」
『あの人じゃなくて良かったなって…』
🐻「あぁ、あの例の?ㅎㅎ」
『うん』
🐻「でも、あなたったら例のアレってしか教えてくれなくて名前教えてくれないから誰だか分からんしな~ㅎㅎ」
『うん、別いいじゃん?』
🐻「まぁね」
🐰「おはよ。」
『お?あぁ、おはよ。』
🐰「ねみぃ……」
『なに?昨日もゲーム?』
🐰「なんで分かんだよ…さてはお前……俺のストーカーだな?!」
『いや、違うし( ˙-˙ )』
いや、私がされてる方なの!
大事な事だからもう一度言うけど
“私がされてる方なの!“
隣を見るともう寝る体勢になってるグク。
こいつの口癖はいつも決まって
「ねみぃ」
そんな彼でもモテるっちゃモテる。
でも、こいつの兄は口を開けばおやじギャグばっかで正直癖が強い兄だと思う。
この18年間、よく頑張ったぞグク。
ほら、またグクを求めてあの男がくるよ
🍴「や~!ジョングガ~!」
🐰「なんですかヒョン。」
🍴「今日僕寝坊してお弁当作れなかったんだよね☆」
🐰「はぁ……分かりました…」
🍴「ハハッ!そんな顔するなよ~ㅎㅎあっひゃっひゃっひゃっ」
いや、誰のせいでグクがこんな顔になっているのやら……
てか、相変わらずグクの兄は能天気だ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。