じみんside
ねぇ、みんな聞いてよ、僕最近ひますぎて困るのよね( ˙-˙ )
ホントやになっちゃうって( ˙-˙ )
んでさ、今日は校内の陸上大会(?)だったかな
なんかあったからさ、一応俺もリレーの選手になっちゃったし?
だから、頑張ろってひとりで呟いてたわけよ
そしたらさ、ピンポイントにあなた発見しちゃったからさ、俺
”こりゃ行くしかねぇ”って張り切ってあなたの所に近づこうとしたらさ
いきなりあの兎来たじゃん?
だからさ、普通に今じゃなくて良くね?!
てか、俺にも話す機会与えようぜってなってさ( ˙-˙ )
もうなんか心がぎゅんぎゅんして痛いんだわ( ˙-˙ )
あ、ちな、あれから てひょん は無駄に張り切ってるし誰も一緒にいてくれる人いねぇから今日は近くにいた野良猫に話そうの会を実施しようと思ってるよ
🐥「やぁ、猫君。こんにちは」
🐱「………………」
🐥「はぁ…やっぱり猫は猫だよな〜笑笑」
『え、猫と話してるの?笑笑』
この声は……
🐥「あなたッ!」
『うおッ!いきなり何よ笑笑』
🐥「いや〜、俺今めっちゃ暇してたからさ、」
『そっか笑笑私もなんだよね笑笑自分が出る競技まで まだまだ時間があるから。』
🐥「へぇ、てかさ、今回の実況席の人みてよ」
🐥「そくじん先輩だから」
『あ、やばいやつじゃん』
🐥「だよなぁ、笑」
まぁ、こんな雑談だけでも楽しいってことはきっと誰よりも信頼してるんだろうなって
それか、
好きなのか____
自分の気持ちがわからない僕にはまだまだ先の話だけどね笑笑
じみんside end.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!