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第200話

桐山side
ゆっくりと俺の腕の中で寝ているあなたを
ベットに下ろして目にかかっている前髪も流して
やった。
濵田崇裕
濵田崇裕
…ありがとう。
桐山照史
桐山照史
軽なったな。あなた。
前々のかっこいい鍛えられた身体は
どこに行ったのか…。
今は腕も細なって入院時のあなたみたいやった。
濵田崇裕
濵田崇裕
…抱え込ませたな。
悪ぃ。あなた…。
濵ちゃんは写真立ての写真を人通り見てから
あなたの方まで来て頭を優しく撫でていた。
桐山照史
桐山照史
…濵ちゃんって
あなたのことどう思ってるん?
濵田崇裕
濵田崇裕
……何があっても
命懸けて守りたい
大事な相棒かな。
昔もよく濵ちゃんに質問をしたことがある。
その時は必ず濵ちゃんは
「大事な相棒」って言ってた。

でも今日初めて
「何があっても命懸けで守りたい」っていう言葉を
付け足した。

それはどういう意味で言ったかなんて
まぁ大体は分かるけど…。
桐山照史
桐山照史
……今回は俺らも居るから。
もう2人だけの世界やないんやで?
濵田崇裕
濵田崇裕
…おん。ありがとう。
……とりあえず皆に
あのスーツの男を話さなな。
あなたの頭を撫でてゆっくりと立ち上がった
濵ちゃんの後に続くように
あなたを起こさないように静かに出て扉を閉めて
リビングに出た。
濵田崇裕
濵田崇裕
……話さなあかんことあるんやけど
皆今ええ?
濵ちゃんの横に立つと皆それぞれ自由に
過ごしていた。
しげは険しい顔でソファに座ってて
その隣に淳太くんが座ってて
インターフォンのカメラ前には流星が立ってて
その隣に望が立って
神ちゃんは台所で水を飲んでいた。
重岡大毅
重岡大毅
……おう。あなたのことやんな。
濵田崇裕
濵田崇裕
…うん。
「あなた」という名前を出しただけで
皆がソファの周りのダイニングテーブルに集まり
床に座った。
濵田崇裕
濵田崇裕
…皆が気になってる
スーツの男のこと話すわ。
皆が待ち望んでいた正体が明かされる。
それを知り俺も含めたメンバーの背筋が良くなった。
濵田崇裕
濵田崇裕
…アイツらは元警察官やった。
あなたの事件もずっと調べて
くれてて
何か分かったら必ずと言っていい位
あなたと俺に連絡入れたり
教えてくれたんや。
でもな…。
ある日それがパタリ無くなって
俺もあなたも不審に思って
アイツらが働いていた
警察署に行ったんよ。
…そこで聞いたんや。
「アイツらは偽警官やった事が分かった」
って。
速攻クビやった。
ただ恐ろしい事に当時の事件が
的確に示された書類が全部
アイツら持って出て行きよった。
…その教えてくれた人が言ったんや。
「あなたのお父さんを殺した犯人と
グルかも知れない。
もしかしたら殺した犯人に命令されて
潜入してきたんだと思う」
って…。
重岡大毅
重岡大毅
…なんやねんそれ。
小瀧望
小瀧望
…でもなんで
あなたまだ狙われてるん?
中間淳太
中間淳太
……本来の狙いや。
神山智洋
神山智洋
…えっ?どういう事…?
濵田崇裕
濵田崇裕
…そのまんまの意味。
多分犯人を含めたアイツらの狙いは
情報を少し知っている
あなたと俺や。
でも殺したい方は俺やない。
「遺族」や。
藤井流星
藤井流星
…そんな理由で殺すん?
濵田崇裕
濵田崇裕
犯人の顔を見られてたら
ってなるやろ?
小瀧望
小瀧望
……濵ちゃんとあなたは見たん?
犯人。
濵田崇裕
濵田崇裕
人数多かったから
誰が殺したかなんて分からんし
それに撃たれた瞬間は
俺らは見てへん。
神山智洋
神山智洋
…そか。
山降りてる時に銃声鳴ったもんな。
濵田崇裕
濵田崇裕
…おう。
あなたには聞かんとってな?
パニクってまうから。
重岡大毅
重岡大毅
…分かった。
俺は頭が混乱で何も喋れなかった。
偽警察官?
あなたが狙い?
濵田崇裕
濵田崇裕
…照史。大丈夫?…やないよな。
最初は驚いてまうよな?
皆もごめんな。
桐山照史
桐山照史
…いや、ちょっと…
混乱してるだけやねん。
濵田崇裕
濵田崇裕
構わへんよ。しゃあないしゃあない。
濵ちゃんが俺の隣に来て背中を摩ってくれた。
濵ちゃんは俺よりもずっとずっと傷付いてきた
はずやのに俺よりもずっとずっと強かった。

俺も強くならなきゃなって思ったら
1番奥の扉がガチャと鳴りあなたが
リビングに来た。
濵田崇裕
濵田崇裕
…どうした?体調悪なった?
金井
金井
んーん。
…ここで寝てええ?
寂しなってん。
今見れば枕とブランケットを両手で持って
ソファに寝っ転がった。
ソファの下にいた望としげが寝る準備を
一緒に手伝ってた。
金井
金井
……おおきに。
重岡大毅
重岡大毅
…ゆっくり休み。
小瀧望
小瀧望
俺らここ居るから
なんかあったら言ってな。
金井
金井
…なぁ、望。
小瀧望
小瀧望
…ん?
金井
金井
……頼もしくなったな?笑笑
おやすみ。
望の手を握って背中を俺らの方に向けて
寝たあなた。
小瀧望
小瀧望
えっ…!えっ、えっ!?
重岡大毅
重岡大毅
うるさいわ!
あなた、起きてまうわ笑
濵田崇裕
濵田崇裕
望はそのままやな笑
いつの間にかソファの周りには
俺らが集まった。
可愛らしい寝顔を見て何度も思う。


あなたはやっぱり俺らにとったら大事な弟で
あなたは弟組にとったら大事な兄貴で
あなたはグループ全体からしても
大事で大切なメンバーなんや。

やからこの白い手あなたの手と
あなたの居場所は何があっても
手放しては行けないんや。