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第114話

雪じゃなくても願ってる
濵田side
あなたが過呼吸の発作が起きてあなたの部屋から出た。
カバンから携帯を取り出して見れば皆からの連絡が。
〜グループメール〜
あっくん
あっくん
濵ちゃん?どこおるん?
まだあなたの部屋?
しげ
しげ
はーまーだー!!!
のんすけ
のんすけ
のんちゃんに内緒であなたと2人きり!?
ありえへん!!
流れ星
流れ星
はよ来いやー?
hamaーhama
hamaーhama
ごめん、先帰ってて。
帰り一人で帰る。
神ちゃん
神ちゃん
なんかあったん?
hamaーhama
hamaーhama
ちょっと2人きりにさせて。
あなた、発作出てしもうてん。
過呼吸の。
しげ
しげ
あぁーん!?
じゅんじゅん
じゅんじゅん
しげ、うるさい。
あっくん
あっくん
大丈夫なん?
じゅんじゅん
じゅんじゅん
大丈夫か?
hamaーhama
hamaーhama
俺居るから。大丈夫。
のんすけ
のんすけ
行こか?
神ちゃん
神ちゃん
のんちゃん、それは
あなたと居たいからやろ?
今日は濵ちゃんに任そう。
のんすけ
のんすけ
むぅー。
流れ星
流れ星
発作って酷いん?
hamaーhama
hamaーhama
今、先生に診てもろてる。
また連絡する。
お疲れ様。
〜グループメール終〜
打ち終わった後あなたの部屋から先生が出てきた。


医師「今落ち着きました。もう大丈夫です。傍に居てあげてください。」
濵田崇裕
濵田崇裕
ありがとうございます。
先生方に頭を下げて、あなたの部屋に入る。
濵田崇裕
濵田崇裕
あなた〜?
あなたの方に近付けば、酸素マスクをつけて
左腕には点滴やらの管が繋がられている。
濵田崇裕
濵田崇裕
お疲れさん。疲れたな〜。
あなたに近付くに頭を撫でる。
痛々しい左腕を優しく撫でて、
すっかり暗くなった空を病室から見上げる。


あなたが入院している時も
いつも見上げているんかな?
毎日毎日違う空を見上げては考えているんかな。
俺も実際にそうやから。
毎日毎日違う空に向かっておじさんのことを
考えては思って…。
想いを込めてはLIVEやテレビ等が決まった時
おじさんにも届けと空を見る。

あなたには知らない、俺とおじさんとの思い出。
あなたには知らない、俺とおじさんの約束。


空に光り輝く月や星に願いをかけた
こんなにも こんなにも 叶えてみせます。と
共に空を見上げ、きらきらと輝く星を見ながら
あなたのことを語ったあの日々。
街を綺麗に明るく明るく染めるこの星を
おじさんにも見せたい。

今日の星に……今日しか見れない星に願った。
空は違うけどおじさんとの約束を
必ず守ってみせると。
空は違うからこそ見守っていて欲しいと。

空は違うけど… 空は違うけど…

誰よりも頑張っているあなたを見ていて欲しい。
あなたのお父さんはおじさんだけやから。




気が付けば面会時間も過ぎていて
看護師さんに泊まってもいいかと聞けば
快く承諾してくれた。

あなたにかかっている布団をかけ直し
あなたの右手の上に俺の手を重ねる。

あなたの寝顔をもう一度見て
俺もあなたと一緒に寝るように
ベットにうつ伏せの状態で寝る。

あなたのことをちょくちょく確認しながら
起きては寝ての繰り返し。

ちょっと変化でも見逃したくないから。




起きては寝ての繰り返しが続き伸びをして
空を見上げた。
その時の空は、俺が星に願った時よりも
今の方が星が綺麗に輝いているように見えた。
それはまるであなたを見守っている
あの時のおじさんのあなたを見守っている
眼差しのように…。

優しくあなたを俺と一緒に
見守ってくれている様に思えた。


その空にもう一度願いをかけて
あなたの方に目をやり、
今度はあなたを腕枕するように
左手をあなたの頭まで持っていって
優しく撫でながら俺もまた眠りについた。