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第159話

いつもとは違う撮影に…①
重岡side
カメラマン
「穂乃ノさん!もっと笑って〜!」
穂乃ノ(ほのの)
穂乃ノ(ほのの)
すみません…!
今はan・anの撮影中。
俺と神ちゃんの間に穂乃ノさんが居る。
この女性は今人気が出ている女優さんの1人。

俺らの撮影にはなかなか女優さんと一緒にと言う
撮影は今回が初めて。

でも何故こうなったのかにはちゃんとした理由が
あった。
〜1時間前〜
in 楽屋
濵田崇裕
濵田崇裕
あっ!
事の発端はこの濵ちゃんの一言から。
濵ちゃんは大きな声を出したと同時に勢い良く
座っていたソファーから立ち上がった。
重岡大毅
重岡大毅
っるさいな笑笑
なんやねん笑笑
濵田崇裕
濵田崇裕
あっ!ごめん!
いや、今日そういえば
あなた撮影来れるんかな…。
小瀧望
小瀧望
えっ?来ないん!?
濵田崇裕
濵田崇裕
…おん。
だって今日打ち合わせと撮影や!
ってメールきた。
中間淳太
中間淳太
なら全員ちゃうくて
あなただけ合成かもな。
小瀧望
小瀧望
そんなんいやや!!
神山智洋
神山智洋
もぉ、わがまま言わんの。
のんちゃん。
小瀧望
小瀧望
そう言ってる神ちゃんだって!
ほんまは嫌なんちゃう!?
神山智洋
神山智洋
…そりゃ嫌やけど。
桐山照史
桐山照史
仕事なんやし
あなたが合成ってわからないように
俺らも頑張らなあかんやろ。
小瀧望
小瀧望
うっす。
小瀧も機嫌を取り戻して行ったちょうど位
楽屋の扉がノックされそのままスタッフさんが
中に入ってきた。


スタッフ
「あなたさんの代わりが今日来てて…。」

そのスタッフさんの言葉で楽屋の空気は悪くなった。
藤井流星
藤井流星
代わり?
スタッフさん
「はい…。女優さんです。」
あなたの代わりが女優ってなんやねん。
俺らには代わりなんて居らんねんけど。
神山智洋
神山智洋
すみませんけど
俺らにはあなたの代わりは
要りません。
濵田崇裕
濵田崇裕
合成とかできますよね?
なんで代わりが居るんですか?
なんでしかも女優さんなんですか?
中間淳太
中間淳太
…撮影はこの7人で行うことは
もうできませんか?
スタッフ
「もう相手の方の準備が整ってしまっていて…。」
それはつまり…
重岡大毅
重岡大毅
…俺らが嫌だって言っても
相手はやる気満々でやりたがってる。
俺らの意見なんてどうでもええ。
まぁ相手の女優さんはan・anだから
代わりやなくて一緒にやりたいって
事やろ?
藤井流星
藤井流星
…ごめん、どういうこと?
中間淳太
中間淳太
…あなたの代わりじゃなくて
俺らと一緒に共演したいって事や。
小瀧望
小瀧望
しかもan・anやからって…。
桐山照史
桐山照史
やりたいって事か…。
神山智洋
神山智洋
はぁ…くだらな。
俺ら全員最悪の気分になっていた。
あなたの代わりとして俺らと撮影して
1人だけ楽しんで舞い上がって…。
下手したらあなたがしないようなことを
その女優さんは普通にすると思う。
重岡大毅
重岡大毅
スタッフさん。
何があってもメインは俺らなんで
その女優さんは仮にあなたの
代わりなんで。
だからそういうオーダーは俺らは
しないので。
それだけは伝えときます。
女優さんが変なこと言っても
女優さんが何かオーダーしても
全部断ってください。
そう、あくまであなたの代わり。
あなたが合成する時にどこにどう映るのかという
場所の代わり。
つまり、あなたが合成する時の立ち位置の代わり。

だからその女優さんが
オーダーしたり変なことするなんて
ありえない。あったら行けないから。
スタッフ
「分かりました。」
まだまだ不満が残っている中
スタッフさんは楽屋を退出しその後直ぐに
また俺たちを呼びに楽屋に来てくれた。





そして冒頭に戻る。
彼女は俺たちと共演したいって言ってた割には
…いや、やからだと思うけど
緊張していた。

やから笑顔でいなきゃいけない所も
彼女の表情は強ばっていた。

中々撮影も進まずにいると彼女のマネージャーから
休憩の指示が出た。

俺らは一箇所に詰まって今まで撮った写真を
マネージャーと一緒に確認しながら
汗を拭いたり、水分とったりとしていた。

俺の隣は神ちゃんと濵ちゃん。
2人の顔は結構厳しい顔つきやった。
神山智洋
神山智洋
うっわ…。
濵田崇裕
濵田崇裕
馴れ馴れしいなぁ…。
立ち位置は撮影のイメージによって全員変わる。
今3人で見てるのは、
穂乃ノさんが小瀧の腰や流星の手を
いやらしく触っている。
藤井流星
藤井流星
…俺こんなに触られてたんや。
神山智洋
神山智洋
流星…。
俺らの後ろに小瀧と流星が立っていて
2人とも俺らが確認していた写真を見ていた。
流星は強がっていた感じだが小瀧は…
小瀧望
小瀧望
…‪…ごめっ。
恐怖だったのだろう。
写真を見るなり急にしゃがみこんでしまい
泣きながら震えていた。
濵田崇裕
濵田崇裕
望〜?大丈夫やで。
小瀧望
小瀧望
ハァハァ…ハァハァ…。
思い出してしまったのか
過呼吸気味になってしまった小瀧。
神山智洋
神山智洋
のんちゃん、ゆっくりやで。
スーハー、スーハー。
小瀧望
小瀧望
スーハー、ハァハァ…、スーハー。
神山智洋
神山智洋
そうそう。
上手やで。
小瀧望
小瀧望
ごめっ。
重岡大毅
重岡大毅
小瀧、1回楽屋行こか。
濵田崇裕
濵田崇裕
俺ちょっとスタッフさん達に
行ってくるわ。
小瀧望
小瀧望
ごめん、ほんま…。
重岡大毅
重岡大毅
小瀧は悪ないから。
1回空気吸いに行こ。
まだ床にしゃがみこんでいる小瀧を
ゆっくり立たせて、撮影場所を出る。
楽屋までもうちょっとという所で…
穂乃ノ(ほのの)
穂乃ノ(ほのの)
あ!お疲れ様です!!
小瀧望
小瀧望
!?
重岡大毅
重岡大毅
…ん。
穂乃ノさんが楽屋近くにいて
俺らの姿を見つけた瞬間声をかけたきた。
小瀧は声を聞く度に体がビクッと驚き
元々俺は小瀧を支えながら歩いていたが
更に小瀧は俺の方に体重をかけてきた。

すると俺らの楽屋から扉が開いた。
そこから出てきたのは…
金井
金井
お前…
何してくれてんねん!!!
仕事中のはずのあなたが楽屋から出てきた。
あなたが怒るのなんてデビューしてからあまりない。

穂乃ノさんもあなたの大きな声に怖がっていた。
穂乃ノ(ほのの)
穂乃ノ(ほのの)
…なんでいるの…?
金井
金井
居たら悪いかよ…。
穂乃ノさんをしばらく睨んだあなたは
後ろを振り返ってあなたは小瀧を見た瞬間
自分を責めているような顔をした。
金井
金井
……望貰うわ。
俺が支えていた腕を解き、
あなたは背中に小瀧を乗せた。
金井
金井
…二度と俺の前に現れるな。
メンバーにも近付くな。
それだけ言って直ぐに楽屋に戻ったあなた。
俺も早足で楽屋に入った。
横目で見た穂乃ノさんは下を向いて唇を噛んでいた。