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第123話

女性恐怖症の壁
金井side
携帯でさっき先生から教えてもらったものや
先生から貰った資料を詳しく調べていた。


「女性恐怖症」
女性に対して恐怖心を抱いてしまうもの。

「女性恐怖症 主な症状」
女性を信じることが出来ない
触られると険悪感がある
頭の中が真っ白になる
汗が止まらない
手が震える
女性からの視線を感じる

「女性恐怖症が起こる原因」
女子からのいじめ
元カノの浮気
姉や妹からの酷い扱い
母親の厳しい教育
強い劣等感

「女性恐怖症を克服する仕方」
自分自身と向き合う
イメトレをする
決めつけずに1人の人として理解に努める
専門家に相談する
当てはまるものや当てはまらないものも幾つかある。
金井
金井
はぁ。
何してんねん俺。
仕事上、女性と関わることが多い為
何とかしてても早く克服しなきゃ行けない。

また、ネット配信のドラマもまだ
撮り始めてないため余計克服しなきゃ行けない。
女優さんや俳優さんも多く携わるこの作品に
迷惑をかけられない。
監督さんも俺がいいと言ってくれているため
降板もせず、退院したら打ち合わせが始まると
だけマネージャーから聞いた。

入院まであと1週間。
傷口も段々小さくなってきた。
でも、それとは逆に俺の心の気持ちは
どんどん大きくなって不安や焦りが目立つ。



「早くしなきゃ」「早く早く」
が俺を余計苦しめている。
でも、あと一週間で何をすればいいんやろうか。
金井
金井
はぁ…。
出したくないため息もつい出てしまう。
医師
「幸せ逃げますよ?」
悩み過ぎて入ってきた先生にも気が付かなかった。
金井
金井
あっ、先生。
すみません。気が付かなくて…。
医師
「構いませんよ。私ももう少しノックの音を大きくすれば良かったですね。」
先生はベットの近くの椅子に腰掛け
傷口を見てきた。
医師
「焦らずゆっくり行きましょう。
割と、多いんですよ。最近。
女性恐怖症になってしまう男性。
あと一週間じゃなくて1週間もあるんです。
あなたさんらしく行きましょう。
それにあなたさんには素晴らしいメンバーがいるじゃないですか。
ゆっくりでいいんです。
ゆっくりの方が確実に治ります。
僕もサポートしますのでゆっくり治していきましょうね。」
先生は俺の考えが分かったのか
先生は俺に言ってくれた。
傷口を見終わった後にまた薬を塗りに
また来ると一言残し、部屋を出ていった先生。



ゆっくり、俺らしく、確実に。


俺にはメンバーがいる、着いている。
そう思えば、なんか大丈夫って思えた。


「1週間しかない」じゃなく「1週間もある」
そう思えばなんか俺ならやれるって思えた。
金井
金井
大丈夫、大丈夫。行ける。
夏空に変わっていく梅雨空に掲げた。

「俺なら乗り越えられる」と。