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第162話

疲れた心に癒しを
金井
金井
ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ
重岡side
朝から夜まで雑誌の撮影が入っている今日の仕事。
いつもより少し早めに家を出て
今日は何故か胸騒ぎがしたから自分の車を使って
撮影場所まで向かった。












重岡大毅
重岡大毅
おはよう〜!!!
中間淳太
中間淳太
しーーーーー!!!
重岡大毅
重岡大毅
うぇ!?
いつもなら一番最初に来る俺。
まだ時間はあるものの楽屋には
淳太と濵ちゃんと照史の荷物が置かれていたが
楽屋には照史は居らず、トイレかなと思っていた。
濵田崇裕
濵田崇裕
おぉー!しげ。おはよう。
今、あなた寝てるから
静かにな?
重岡大毅
重岡大毅
あ、ごめっ!!
よく見ると濵ちゃんがいた近くのソファーには
毛布やら上着などを被せて帽子を深く被って寝ている
あなたの姿が見えた。
重岡大毅
重岡大毅
…喘息?過呼吸?
濵田崇裕
濵田崇裕
喘息以上過呼吸未満。
あなたが1番最初に来とってん。
俺らが来た時には
ぜぇーぜぇ言ってて、酷かった。
重岡大毅
重岡大毅
…照史は?
濵田崇裕
濵田崇裕
スタッフさんの所に行ってるで。
後体温計も貰ってくる。
桐山照史
桐山照史
遅くなった〜!
っておお!おはよう!しげ!
重岡大毅
重岡大毅
おぉ、おはよう。
桐山照史
桐山照史
濵ちゃん、あなた起こす?
濵田崇裕
濵田崇裕
いや、ちょうど落ち着いて
寝てたとこやん。
次起きたら熱計らせるわ。
体温計を照史から受け取った濵ちゃんは
そのままソファーの近くにパイプ椅子を持ってきて
そのまま座った。

照史はスタッフさんからの伝言を俺らに伝えると
そのまま別のスタッフに呼ばれ楽屋を後にした。

それから程なくして
徐々に他のメンバーも集まり、
皆ソファーで寝ているあなたを見ては
心配そうな顔をしていた。
神山智洋
神山智洋
濵ちゃん大丈夫なん…?
濵田崇裕
濵田崇裕
おん。
万が一のことがあるとあれやから
撮影の順番は神ちゃんとあなたが
最初やって。
…撮影の時見とって?
神山智洋
神山智洋
…おん、それは当たり前やけど。
神ちゃんも神ちゃんで心配なことがあると思う。
もし実際に自分の目の前で発作が起きたら…。
俺も何度も2人の時は心がけるようにはしてるけど
いざとなると恐怖心が勝って
これで合ってるのか
これをすればちゃんとあなたを救えるのかが
分からない。
濵田崇裕
濵田崇裕
…不安でどうすればええか
分からなかったら
携帯持って行ってええからな。
連絡さえしてくれれば
俺とか照史とか淳太とか行くから。
神山智洋
神山智洋
…おおきに!
神ちゃんが思っていたことが
濵ちゃんに伝わったらしく、濵ちゃんは
神ちゃんにそう優しく伝えていた。
金井
金井
ハァハァ…ハァハァ…。
崇…ハァハァハァハァ裕…ハァハァ…
濵田崇裕
濵田崇裕
はいはい。
あなた〜?大丈夫大丈夫。
やっと寝れたはずのあなたは
酷い過呼吸をして飛び起きた。
過呼吸を起こして咄嗟に小さい声で濵ちゃんの
名前を呼び助けを求めたあなた。

あなたのその声やら顔色が
ほんまに悪くて見てる俺も心が痛くなった。
濵田崇裕
濵田崇裕
あなた〜?
聞こえる〜?
金井
金井
ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ
濵田崇裕
濵田崇裕
大丈夫大丈夫。
皆おるからな?1人やないで。
ゆっくりゆっくり。
スーハー、スーハー、
桐山照史
桐山照史
あなた?
濵ちゃんの真似してみ?
金井
金井
ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ
スー…ハァハァ…ハー…ハァハァ…ハァハァ
濵田崇裕
濵田崇裕
大丈夫大丈夫。
優しくあなたの手を握っていた濵ちゃんは
その手を濵ちゃんの心臓近くに持っていき
呼吸を落ち着かせるため鼓動をあなたに聞かせた。
濵田崇裕
濵田崇裕
ゆっくりゆっくり。
…‪…あかんな。
照史、毛布ちょうだい。
桐山照史
桐山照史
おん。
肩からかけていた毛布やら上着が
全て床に落ちてしまい
あなたはずっと震えていた。
濵田崇裕
濵田崇裕
ちょっとごめんな〜?
金井
金井
ビクッ!!
濵田崇裕
濵田崇裕
ごめんごめん!
怖かったな〜?
金井
金井
うぅ〜…ハァハァ…ハァハァ…。
過呼吸は治まるどころか中々治まらず
気付くと濵ちゃんはあなたを抱きしめていた。
濵田崇裕
濵田崇裕
大丈夫大丈夫。
怖ないよ。
金井
金井
ハァハァ…ハァハァいや…ハァハァ…ハァハァ
濵田崇裕
濵田崇裕
んっ?何が嫌なん〜?
金井
金井
いや…ハァハァハァハァハァハァなの。
濵ちゃんの腕の中でちょっと激しく暴れ出したあなた。
重岡大毅
重岡大毅
…あなた。
「何かを抱えている。」
それは直ぐにあなたの反応で気がついた。
他のメンバーもあなたの反応を見て
ソワソワしている。
濵田崇裕
濵田崇裕
どないしたんよ〜?あなた。
ついには腕の中でさえ暴れだした。
濵ちゃんは最初は驚いていたが
逃げるあなたを逃がさないよう強くあなたを抱きしめた。
濵田崇裕
濵田崇裕
大丈夫やから。
大丈夫大丈夫。
濵ちゃんが強くあなたを抱きしめても暴れるあなた。
あんなん見たこと無かったから俺も含めた弟組は
呆然としていた。

一方で兄組はと言うとスムーズに動いて
濵ちゃんと一緒にあなたを落ち着かせたり
背中を摩ってあげたり、声をかけている。



兄組全員のお陰でなのかあなたは少し経ってから
濵ちゃんの腕の中で暴れなくなり
呼吸も安定していき、気が付けば濵ちゃんの腕の中で
静かに寝ていた。
濵田崇裕
濵田崇裕
…ふぅ。寝たな。
中間淳太
中間淳太
…久しぶりに見たな。
またなんか抱えてるんか?
桐山照史
桐山照史
それもそうやと思う。
最近仕事続いてると思うし
現場でなんか色々あったんやろな…。
小瀧望
小瀧望
〜〜〜〜あなた!!
神山智洋
神山智洋
のんちゃん!静かに!
寝てるから!!
小瀧望
小瀧望
やって〜〜!
小瀧の気持ちも分かる。
何も無かったかのように今は濵ちゃんの腕の中で
寝ているあなたは何かを抱えたままにしたせいで
発作を起こした。

俺らが居ない仕事現場で起きたことは
俺らは見れてないから何があったか分からんし
誰が本当のことを言っているのか
誰が嘘をついているのか分からん。

でも俺たちはもしあなたが
俺らが居ない仕事現場で
嵌められたりいじめにあったり嫌なことされてたら
俺らは全力で守って味方になるし
あなたを信じる。


俺らが集まる仕事の時は甘えて欲しい。
俺らで癒させるかは分からないけど
でも確実にその心の中に抱えている真っ黒の物体を
俺らは色々な形で取り除くことが出来ると思ってる。

濵ちゃんみたいに癒し系で取り除いたり
淳太や流星みたいに話を聞いてもらって取り除いたり
小瀧みたいに甘えて取り除いたり
神ちゃんみたいにどこか出かけて取り除いたり
照史みたいに食って取り除いたり
俺は…歌で真っ黒の物体を取り除く

あなたの心を癒せる方法は
こんなに種類があるんやで?
だから迷わず癒しが欲しい時
仕事が疲れたり 上手くいかない時には
俺らを使って気分を取り戻して
また明日と仕事を頑張ってもらいたい。
頑張って欲しい。

そのために、メンバーが必要なんやで?




仕事で疲れた心には…
この7色の癒しが居るんやから。
重岡大毅
重岡大毅
…頼れよ。あなた。














この時はまだ知らんかった。
あなたが抱えているものが
どんなに大きくて黒いものなのか…。