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第155話

メンバー代表
金井side
しげ
しげ
なぁ、飯行かん?
仕事終わりに携帯開けば大毅から一言メールが。
内容は飯行かないかと。
俺も特に予定がなかったから返信して
良く俺らが行くいつもの居酒屋で待ち合わせをした。

俺は仕事終わりでそのまま来たから
大毅と待ち合わせの時間まで余裕があった。
重岡大毅
重岡大毅
よっ!お疲れさん。
金井
金井
おぉー!お疲れ。
しばらくすると個室の扉が開き
外から大毅が入ってきた。

久しぶりに大輝に会って見ると
前よりかは大毅の顔は疲れていて
その上からマスクと帽子をつけていた。

俺からしたらバレて欲しくないって感じで…。
重岡大毅
重岡大毅
…なんか頼んだん?
金井
金井
頼んでへんよ。
大毅が来てからの方がええかなって
思って。
重岡大毅
重岡大毅
ほうか。
ならいつもの感じでええな?
金井
金井
おん笑
ビールとおつまみ、それから焼き鳥。
ここの焼き鳥はほんまに上手いから
みんなで来た時も必ずと言っていいほど頼む。

全員男やから量もすごい。
ただ今日はいつもより少し量を少なめに頼んだ。
重岡大毅
重岡大毅
…ごめんな。急に飯行こって。
金井
金井
ええよ。俺も暇やったから。
重岡大毅
重岡大毅
…分かるよな?
俺の言いたいこと…。
金井
金井
…おん。何となく。
ただ、それを、
ちゃんと大毅の言葉で聞きたい。
重岡大毅
重岡大毅
…不安やねん。
嬉しいことなんやけどな?
やらなきゃ!頑張らなきゃ!って
思えば思うほど…
上手く出来るか不安やねん。
24時間テレビのメインパーソナリティを
グループ代表として大毅が選ばれた。

俺ら全員も自分の事のように喜んで
大毅から聞かれた瞬間皆で
ハイタッチしたり良く食いこんだと背中を押した。

更に大毅は番組内で放送される
スペシャルドラマにも出演することが決まり
グループメールもお祭り騒ぎ並に盛りあがった。

24時間テレビのメインパーソナリティは
俺らも夢の1個でもあった。
それをメンバー代表としてあの大きな会場に
立つ大毅を俺らはホンマに誇りに思う。

いつもとは違う新しい24時間テレビに
大毅はメインパーソナリティとして
番組を支えていく。盛り上げていく。

近くにはもちろん、俺らはおらんから
周りのスタッフさんや先輩方に支えられながら
本番に挑むしかない。

生放送なんて滅多に出させてもらうことは
歌番組などしか俺らはなかった。

そりゃ俺も不安になると思う。
大毅の立場やったら。

でもな?大毅…?
金井
金井
大毅の周りには
井ノ原くんとか増田くん、北山くん
それに…岸が居るやろ?
大毅は1人なんかやない。
本番は直接会いに行くことは
出来ひんけど
俺らはちゃんとテレビ見とるから。
テレビ越しに俺らがいるって思ったら
気が楽ちゃう?
重岡大毅
重岡大毅
…ふは。せやな笑
金井
金井
…望とか騒ぐと思うで?
オープニングで大毅がでてきた瞬間
しげーー!って。
俺らにとって最高の瞬間や。
それは大毅にとってもちゃうか?
凄い仕事を貰ったんや。
そりゃ誰だってプレッシャーや不安になる。
俺もそうやで。
でもな、隣見ろ。周り見ろ。
大毅は1人ちゃうで。
先輩方がいて、プロの人もおる。
徳さんや、羽鳥さんだって居る。
誰も大毅は1人やって言ってへんよ。
重岡大毅
重岡大毅
おん…。やな。
金井
金井
ジャニーズWESTの重岡大毅
こんなことできるんです!って
アピールしてこい。
大毅は大丈夫。絶対できるで。
やりたくて仕事受けたんやろ?
とりあえず、本番は
グループの貢献とかそんなん
考えやんでええ。
男、重岡大毅を見せてこい。
笑って、泣いて、頼って、頼られろ。
心に余裕があったら俺らのこと考えて。
グループの貢献を考えて。な?
最初はそんなんでええから。
重岡大毅
重岡大毅
…おん。おおきに。
金井
金井
大毅を励ませること
出来たか分からんけど…笑
重岡大毅
重岡大毅
…いや、結構元気くれてる。
なんなら入ってきた瞬間から
安心した。
金井
金井
なんや。良かった。
重岡大毅
重岡大毅
それとさ…?
金井
金井
んっ?
重岡大毅
重岡大毅
24時間テレビ終わったら
飯行きたい。
金井
金井
ふは。せやな。
お疲れ会やろか。
重岡大毅
重岡大毅
おん!
その為にも頑張らな!!
金井
金井
まさか大毅
お前これ目的か?
行きたかっただけやろ?
交渉しに来ただけやろ?笑笑
重岡大毅
重岡大毅
ふぇー!!
なんのことですか〜!!
あなたくーーーん!!
金井
金井
うわっ。最悪やわ。
重岡大毅
重岡大毅
アハハハハハ笑笑
まぁでも笑える余裕があるなら大丈夫やな。

大丈夫やから。
大毅ならいけると思ってる。
大毅ならやってくれると思ってる。

井ノ原くんから聞いたで?
重岡くんって最高だね。
ちょっとなミスでも綺麗にカバーしてくれるし
頼りになるよ。本番も楽しみ。

廊下であった時、大毅のこと
凄く笑顔で褒めてくれてたから。

先輩が言ってるんやで。
後は本番大毅が楽しめるかや。
金井
金井
頑張れよ。大毅。
重岡大毅
重岡大毅
…おう。見とけよ?
俺マジでやってくるから。
そのまま飯とビールも飲んでお開きにした。

店を後にした時
俺と大毅で一緒にタクシーを待ってる時やった。
重岡大毅
重岡大毅
ありがとうな。ほんまに。
あなたにはいつも助けて貰ってる。
金井
金井
なんやいきなり笑
重岡大毅
重岡大毅
いや、ほんまに。
心軽なった。
タクシーが1台店の前に止まって
後ろに2人で乗り込む。
車内はあまり話さなかった。
大毅も時々厳しい顔をしては外を見て
考え事を紛らわせたりしていた。




タクシーは先に俺の家に着いた。
そのまま会計も済まして
大毅に声をかけ外を降りようとした時
重岡大毅
重岡大毅
あなた。
金井
金井
んっ?
大毅も一緒に降りてきた。
タクシーはそのまま止まったままやったから
きっと待っててくださいと大毅が言ったのだろう。
重岡大毅
重岡大毅
男、重岡大毅見せてくるわ。
だからちゃんと見守っといて欲しい。
ドラマも今まで以上に熱入れて
頑張ったから。
だから…見といてな。
金井
金井
…大毅に言われなくても
ちゃんと見とくわ。
だって、俺らの最高のメンバーが
出てるんやから。
重岡大毅
重岡大毅
っ…。
金井
金井
やってこい、大毅。
重岡大毅
重岡大毅
おう!
じゃあなと
再びタクシーに乗り込む大毅の顔は
店であった時の疲れきった顔ではなく
凛々しく逞しい覚悟を決めた
重岡大毅、本来の顔をしていた。




















家に入って俺は
もう少し大毅の力になるべく
色々なことをした。


大切なメンバーやから
大切な瞬間やから
俺も、俺らも立ち会わせてや?大毅。