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第193話

恐怖の過去に戻らせた。①
重岡side
あの特番は好評やったらしくSNSも荒れたらしい。
全国レギュラーの話はまだ出てないけど
もう間もなくではないかと事務所内では
噂されていた。

そんな中で行われた今日の雑誌の撮影。
俺のペアはあなたで今は楽屋で待機中。
当の本人は俺以外の弟組の相手を器用に対応してる。

そんな中1人のスタッフさんが俺らに移動の指示を
出して俺らもそのスタッフさんの後に続き
楽屋を出た。

撮影は濵ちゃん&神ちゃんから順に
俺ら、小瀧&淳太、流星&照史に。

今は濵ちゃんと神ちゃんの順番で
俺らは近くの椅子に待機していた。
するとさっきとは別の1人のスタッフさんが
あなたを呼び出して撮影スタジオから出て行った。
中間淳太
中間淳太
なんかしたん?あなた。
小瀧望
小瀧望
いくらなんでも
あなたはせえへんやろ?笑笑
桐山照史
桐山照史
…でもこの間もなんか
呼ばれてたよな?
藤井流星
藤井流星
…そう言えばちょっと痩せたよな?
流星が言うように確かに学校ロケの時よりも
あなたは痩せているように見えた。
淳太が照史にいつ頃呼び出されたか聞くと
その学校ロケのスタジオ収録後に呼ばれてたと
言う。
その時のスタッフさんとは違うけどって改めて
言うもんやから俺らは何かあったんやないかって
言う思いで雑誌撮影に挑んでいた。
中間淳太
中間淳太
…あっあなた。
金井
金井
……あっ。ごめっ。
桐山照史
桐山照史
構わへんねん。
構わへんねんけどさ?
…何かある前に俺らに言うんやで?
ここ最近あなたへの被害が
多いねんから。
ストーカーに元ジュニアの嫌がらせに
監督からの嫌がらせ。

確かにデビューして以来こんな悪質な事は
滅多に無かった。
重岡大毅
重岡大毅
…迷惑とかそんなん思わんから。
ただ単に守りたいだけやから
言ってな?
金井
金井
……ありがとう。
隣に座ったあなたにそう声をかけて
濵ちゃんと神ちゃんの撮影を離れた所から
見守っていた。
それと同時に時々隣にいるあなたを見て
小さな違和感を見逃さないような細かく
チェックもした。










スタッフ「重岡さん!金井さん!交代です!」
濵ちゃんと神ちゃんの撮影が終わって
俺らの番になった。
濵田崇裕
濵田崇裕
あなた。
無理やったら言ってな?
金井
金井
…ん。平気。
どうやら濵ちゃんもあなたが気になってたらしく
すれ違いざまにあなたに声をかけていた。
金井
金井
……大毅っ。
重岡大毅
重岡大毅
ん?どうした?
金井
金井
…いやっ。その…っ。
重岡大毅
重岡大毅
何?どないしたん?
濵ちゃん呼ぶか?
何故か分からなけど可愛らしいスタジオに
立った瞬間あなたがソワソワしだして
ちょっと呼吸も整ってない。
俺はピッタリ隣に立って背中を摩った。
金井
金井
……はぁっ。うっ……。
重岡大毅
重岡大毅
……なぁ、ほんまに。
何抱えてるん?
金井
金井
っ……。
そばにおって………。
あなたの返答が俺の質問に噛み合ってないけど
そんな事よりもか弱い声で俺に向けたそばにいて
という言葉に対して俺は大きく頷いた。
重岡大毅
重岡大毅
…置いてけへん。
あなたは置いてけへん。
守ったる。濵ちゃんと同じくらい
その思いは強いから。
やから大丈夫。不安にならんで?
カメラマン「…撮影するよ〜!」
お馴染みのカメラマンさんが俺らに声をかけ
あなたも先程の様子など感じさせず
表情も何もかも変えてカメラマンの指示に
したがって割と直ぐに撮影が終わった。









カメラマン「OK!終わり!交代〜!!」
重岡大毅
重岡大毅
ありがとうございましたー!
最後のカットで俺がセットに寄りかかって立って
その下にあなたが座っているいるカットで
あなたが立ち上がるのと同時に俺は
あなたのを手伝うために背中に手を回し
あなたを支えた。
金井
金井
…ありがとう。
重岡大毅
重岡大毅
平気?
金井
金井
…おん。
濵ちゃん達の方に向かって歩いていると
スタッフ「金井くんっ!」とさっきあなたを
呼び出したスタッフさんがまたあなたの前に現れた。
俺はなんか分からんけどコイツがあなたを
傷付けたり弱くさせてる人なんかなって思って
あなたの前に立った。
するとあなたが俺の背中を叩いて
金井
金井
…今行きますね。
重岡大毅
重岡大毅
あなたっ!!
金井
金井
大丈夫。大丈夫やから。
そのままあなたは俺の背中から抜けて
スタッフさんの後に続いてまたスタジオから離れた。

なぁあなた知っとる?
「大丈夫」って大丈夫じゃない人が言ったら
なんの根拠もないんやで?
解決策がない時の「大丈夫」は何も説得力なんて
何も無いんよ?
濵田崇裕
濵田崇裕
…行ってもうた?
重岡大毅
重岡大毅
…おん。
濵田崇裕
濵田崇裕
…そか。
重岡大毅
重岡大毅
…ごめっ。
濵田崇裕
濵田崇裕
…構わへんよ。
ただそろそろ聞かな
ホンマにあかんな。
濵ちゃん達の方に戻ると直ぐに濵ちゃんが
俺の方に向かって来て2人が出た扉の方を
ずっと見ていた。


それからずっと他のペアが終わるまで
…なんなら最後の流星と照史のペアが終わるまで
あなたはスタジオに戻って来なかった。


















〜作者からです〜
ここから徐々にミステリアスになっていきます。
また暫くはちょっと主人公sideが一旦無くなり
周りのメンバーsideが交代交代で変わっていきます。
よろしくお願いします。