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第30話

あの日の大晦日⑤
濵田side
あなたから事務所に行くと連絡が来て、
嫌な予感がしたのは事実。
あいつが辞めるなら俺も辞めると思い、
早く起きて、事務所へ向かう準備をした。
そんな時、照史と淳太からメールが来た。
「11:00、事務所近くのコンビニ前」
ここに、あなたは来るだろうか…。
もし、あなたが居なくて7人やったら…。
俺は2度も大切な人を目の前で失う事になる。
俺の知らないところでまた消えていくのだろうか。

俺はあなたに会いたい。
あなたを失いたくない。
あなたを1人にしたくない。

あいつを守れるのは俺しかない。
あいつは生まれつきのハンデを持ちながらも
俺らと一緒に歌ったり踊ったりしてる。
たまに本当にこいつは持病持ちかと
驚く事が沢山ある。
日に日にダンスの質が上がり、歌も上手くなった。
それと同時にこいつがいじめられた。
あなたが上手すぎての嫉妬。
お前らにあなたの何が分かんねんと、
犯人を見つけては毎回怒ってた。

あなたのいじめも無くなって来た頃に
重岡大毅というスーパースターが事務所に来た。
あいつはほんまに過去のあなたと重なった。
ダンスのキレと甘い歌声。

こいつはもしかしたらあなたみたいに…

あなたはいち早くその事を気にして
影で重岡のことを守っていた。

でも、あなたの体は正直で
たまに倒れることもしばしばあった。
それでもあなたは、自分の体よりも
重岡を優先し、重岡が1人で練習している部屋のドアから優しく見守り続けた。
俺は1回、なぜドア越しからなのかを聞いたことがある。
そしたら、あなたはこう答えた。
金井
金井
俺の力で強くなって欲しくない。
自分の力で何度も何度も練習して、
自分が納得の出来る物をあいつであいつの力で作って欲しい。
そしたらきっと今後も励みになると思うから。
それと、俺よりも確実に上手い。
俺が教えることがないってのも、あるかも笑
そう言ったあなたの横顔と眼差しを
今でも覚えてる。
俺も頑張らなと焦るあなたと
あいつなら関西Jrを託せるという覚悟。
あなたは周りのいい所を吸収して
自分を強くなるために何度も何度も鏡の前に立って自分を磨き続ける。

俺は何度もあなたのその姿に
俺も頑張らなと思ったか。

それは今でも思う。
あなたがマイク持ったら顔が変わる所
あなたが歌う前に小さく深呼吸する所

全部全部好き。
俺もあなたと色々な景色を見たい。
だからまだ居なくなって欲しくない。





俺は不安の気持ちを早く安心させたいため
待ち合わせの時間よりも早く事務所前に着いた。
案の定まだ俺だけしか居らへんかった。
濵田崇裕
濵田崇裕
あなた…。
呟いた言葉は冬の風と共に消えていった。

でもそれと同時に右肩に誰かの手が置かれた。
顔上げると照史と淳太が立ってた。
桐山照史
桐山照史
あなたは来る。絶対。
中間淳太
中間淳太
濵ちゃんが信じなあかんで?
あなたは濵ちゃん置いて辞めたりせえへんやろ?
濵田崇裕
濵田崇裕
そうやな。
俺、あなた信じる。ここであなた待つわ。
桐山照史
桐山照史
おん。
中間淳太
中間淳太
俺ら、望としげ待ってるねん。
濵田崇裕
濵田崇裕
そうなんや。
少し気まずい…
気を使ってるのか…。
濵田崇裕
濵田崇裕
いつもみたいに笑ってや?
気が狂いそう。
中間淳太
中間淳太
そ、そやな。
桐山照史
桐山照史
やな。
それでも沈黙は続いた。
そのまま10分後に小瀧が藤井を連れて
そしてその後、神山も来た。

あともう少しで待ち合わせ時間の11:00。
まだ来てないのは、重岡とあなただけ。
小瀧望
小瀧望
遅いな。しげ。
そんな時やった。
重岡大毅
重岡大毅
遅くなりました。
俺らに走りながら近付く重岡と…
濵田崇裕
濵田崇裕
あなた…
後ろからあなたが着いてきた。
金井
金井
俺は辞めへん。諦めへん。
皆で夢叶えたい。
皆で見たい景色があるから。
皆でてっぺん取りたい。
俺の目を見て真剣に答えるあなた。
桐山照史
桐山照史
あなた…。
俺が答える前に
照史が答えた。一言。「あなた」
照史は思ったんやろうな。
この先あなたにとっては辛い事が沢山あるかも知れないって事。
それから小瀧の言葉で社長室に向かう。
それまで歩く時隣にはあなたが居た。
金井
金井
崇裕…。
小声であなたは俺の名前を呼んだ。
今にも消えそうなか細い声で。
濵田崇裕
濵田崇裕
んっ?
金井
金井
もし、思い通りにならない結果だったら
ごめんな。
その言葉はあなたも覚悟をしている様にも思えた。
前を歩いてた淳太と照史もあなたの声に気が付いて、俺らの方を向き、ちょっと悲しそうな
顔をして、また前を向き歩いた。
社長室が見えてきた時、俺は緊張が増してきた。
中間淳太
中間淳太
行くで?
JW
JW
おん。
🚪コンコン
ジャニーさん「はい。」
中間淳太
中間淳太
中間淳太です。
ジャニーさん「入りたまえ。」
中間淳太
中間淳太
失礼します。
JW
JW
失礼します。
ジャニーさんに「今日はどうした。」
中間淳太
中間淳太
神山、藤井、濵田、金井を入れた8人で
デビューさせてください。
重岡大毅
重岡大毅
8人でてっぺん取りたいんです。
桐山照史
桐山照史
こいつらが居ないと、俺らは俺ららしく
輝けません。お願いします。
小瀧望
小瀧望
お願いします。
神山智洋
神山智洋
お願いします。
藤井流星
藤井流星
お願いします。
濵田崇裕
濵田崇裕
お願いします。
金井
金井
お願いします。
皆で頭を下げる。
皆でデビューしたいから。

でも、ジャニーさんは深いため息をついて
こう言った。
ジャニーさんに「金井を除いた7人なら考えても構わない。」
中間淳太
中間淳太
何でですか?
何が行けないんですか?
なんで…、なんで…、
濵田崇裕
濵田崇裕
おかしいやろ…
重岡の方を見たらもう絶望している。
俺も心がボロボロ。
なんで、なんで、あなたを除くねん。
濵田崇裕
濵田崇裕
俺はあなたが居ないと
デビューしたくないです。
なんで、あなたを除くんですか?
理由教えて下さい。
心当たりはある。あなたが俺たちとデビュー
できないこと。
でも、それが理由でデビュー出来ないなら
そんなん、理不尽すぎる。
金井
金井
…俺が普通の人間じゃないからですか?
社長が答える前に、あなたが答えた。
その答えに俺と照史と淳太は唇を噛んだ。

でも、弟組は何のことって感じの表情。

きっと、あなた自信がこんなこと言いたくなかったやろうな。
あなた、社長に言う時にちょっと涙声だったから。
ジャニーさん「あぁ。そうだ。」
金井
金井
俺は皆と夢を叶えたいんです。
こいつらとデビューしたいんです。
お願いします。
ジャニーさん「もし、デビューしたらYouの魅力のダンスも歌も制限される。それに忙しくなったら余計発作が出て苦しむのはYouだよ。
それに、もし発作が出たらYou以外のメンバーはYouを守れるの?」
そんなん…
そんなん…
濵田崇裕
濵田崇裕
俺らであなたを守ります。
守りたいです。俺が、俺らが。
金井あなたという存在を。
金井
金井
崇裕…
濵田崇裕
濵田崇裕
俺にはあなたが居ないとダメなんです。
あなたが居たから、辛いことも全部
乗り越えられました。
それと同時にあなたが苦しい時、辛い時
俺がそばに居てやりたいって思うんです。
1番そばであなたのことを見てきた俺だから。
これからも1番近くで、そばであなたを守りたい。ダメですか?
あなたが平等にパフォーマンス出来るように
俺らも合わせます。
お願いします。
こいつを1人にできません。
こいつが1人になったら、それこそこいつを守ってくれる人がいません。
お願いします。
俺はあなたへの思いを社長に言った。
それと同時にまた深く頭を下げた。

俺の周りにいた照史や淳太、重岡、神山、小瀧、藤井も一緒に頭を下げた。

あなたも俺を見て
俺の隣に来て、一緒に頭を下げた。
ジャニーさん「君たちが好きなようにしなさい。君たちが決めたことだ。頑張れよ。」
金井
金井
っそれって。
ジャニーさんに「8人でデビューしてもいい。
ただし、Youはちゃんと周りを頼り守ってもらいなさい。いいね?」
金井
金井
…っはい。
ジャニーさん「じゃ、僕はこの後用事あるから。」
中間淳太
中間淳太
はい、失礼しました。
JW
JW
失礼します。
皆、一礼をして社長室を出る。
小瀧望
小瀧望
っっっっしゃ!
やったな!やったな!流星!!
藤井流星
藤井流星
ありがとうな。望。
桐山照史
桐山照史
はぁー、よかった〜〜!
なぁ!淳太くん!
中間淳太
中間淳太
せやな。一安心や。
重岡大毅
重岡大毅
神ちゃん…。
神山智洋
神山智洋
しげ、ありがとうな。
ありがとう。
重岡大毅
重岡大毅
神ちゃん〜〜〜!!!
全員がこの8人でのデビューに喜んだ。
俺もその1人。
金井
金井
崇裕…?
濵田崇裕
濵田崇裕
ん?
金井
金井
ありがとうな。
やっぱ、俺崇裕が居ないとダメやわ。
俺な?ジャニーさんに7人でって言われた時、
ちょっと覚悟したんだ。やっぱりなって。
でも、崇裕がああやって言ってくれた時
凄く嬉しかった。
ありがとう。やっぱり、崇裕は最高のシンメや。
俺の隣に来てそんなことを言ったあなた。

そんなん、俺やってそうやで?
俺やって、あなたがシンメで良かったって
思ってるで。
濵田崇裕
濵田崇裕
俺もやで。
あなたがシンメで良かったって思ってるで?

だから、ちゃんと俺はシンメとしてメンバーはとして、家族としてあなたを守るから。
金井
金井
俺そんな弱ないで?
桐山照史
桐山照史
何言ってるん?
お前は十分弱いわ!
金井
金井
はぁー!?
どこが!
中間淳太
中間淳太
よぉー、1人でコソコソ泣いてたやん。
それにさっきもちょっとは諦めてたって。
ほんま弱いわ〜。
金井
金井
1人で泣いてたのは…
その、迷惑かけたくなかったからや!
ってか、なんでコソコソ泣いてる知ってんねん!
桐山照史
桐山照史
バレバレや!
濵田崇裕
濵田崇裕
そうやで?
俺らをバカにしてたら痛い目に合うで?
金井
金井
うっ……。
中間淳太
中間淳太
なんやねん。うって。
重岡大毅
重岡大毅
あなたくん…
金井
金井
んっ?どうした?
重岡大毅
重岡大毅
俺はあなたくんが抱えていることを知りません。
でも、これからはメンバーやから守ります。
そう言って、神山の所に戻った重岡。
金井
金井
あいつらにも言わないとな…。
俺の爆弾。
濵田崇裕
濵田崇裕
爆弾て…。
別に死ぬんちゃうから。
金井
金井
まぁな。
でも、LIVEとかで急に起こったら、焦るやろ?
桐山照史
桐山照史
せやな。
早い内に言っとかなな。
金井
金井
なぁ、今大毅メンバーって言ったよな?
中間淳太
中間淳太
言ってたで?それがどうした?
金井
金井
いや。
そう言って、俺の横から離れ
弟組の方へと歩いていくあなたを見守る。
金井
金井
なぁ、大毅。
今さっき、俺にメンバーやからって言ったやんな?
重岡大毅
重岡大毅
言いましたけど…。
金井
金井
なら、それやめろ。
重岡大毅
重岡大毅
どれです?
金井
金井
敬語や。
重岡大毅
重岡大毅
えっ!?
何言ってるんです!?
金井
金井
あのな?
メンバーになったって言うことは、夢に向かって歩いていく仲間やねん。
これから長い間ずっと、何があっても一緒やねん。そんなヤツらが上下関係気にしてずっと敬語やったら、夢が叶えられへん。お先真っ暗や。やから、敬語禁止令な?
夢が叶った時、笑顔でタメ語の方が達成感ないか?笑
神山智洋
神山智洋
確かにそうですけど…
金井
金井
智洋も。流星も。望も。
俺の事自由に呼んでくれて構わん。
敬語で喋ったら筋トレやらすからな?
小瀧望
小瀧望
えっ!それは嫌や!!
藤井流星
藤井流星
筋トレ…
金井
金井
ん、じゃそういう事やから。
まぁ、他の兄組はどうなのかは知らんけど。
俺は構わんから。
弟組と混じってああやって話しているあなたを見て、あいつも弟やなって思ったのは
ここだけの話。

隣の淳太も照史も、同じこと思ったんかな?
優しく笑って、あなたを見てた。

俺らなら大丈夫。
絶対、夢叶えられる。
俺らが集まれば無敵やから。