無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第26話

あの日の大晦日 ①
中間side
2013年の大晦日。
そろそろ俺もデビューしたいなと思ってた頃に
その話は来た。でもちょっと嫌な方法で。


あの日、ジャニーさんに集められたのは
俺、照史、しげ、のんちゃんの4人やった。

なんで、濵ちゃんとあなたと神ちゃんと流星が居らんのやろう。
皆で集まる度に言ってたやん。
8人でデビューしよう。
8人で絶対てっぺん取ろうな。って…

なんでこんな形で一気に崩れてまうんやろう。

横を見れば照史は悔しいながらもどこか
腹を括った顔をしていて、
しげは動揺が隠せない感じ。
のんちゃんはずっと泣いていた。

俺は、放心状態やった。
桐山照史
桐山照史
こんなん、絶対ちゃうやん。
大きい部屋に
静かに照史の声が響いた。
涙を我慢しているんやろうな、声が少し震えていた。
中間淳太
中間淳太
俺やって、納得してへんよ?
でも、ジャニーさんが言った以上
俺らの今日のカウコンはこの4人で出なきゃ
あかんねん。
携帯の写真を開けば、どれも全部
8人で笑ってアホなことをしている
いつもの俺ら。
でも今は、そんな俺ららしさが全くない。

この4人にどうやって伝えればええん?
あいつらはどう思うんやろう。
重岡大毅
重岡大毅
俺はまだ諦めません。
俺は8人でデビューしたいです。
8人じゃなきゃ俺らがもしてっぺんとっても
納得出来ません。
桐山照史
桐山照史
いやでも、何すんねん。
もし、変なことしたら俺ら自体のデビューが
無くなるかもしれへんねやで!?
中間淳太
中間淳太
ちょっ、照史。
重岡大毅
重岡大毅
とりあえず、今は4人で腹を括りましょう。
これから終わったら、社長に話に行くんです。
直談判です。
桐山照史
桐山照史
直談判って…。
重岡大毅
重岡大毅
悔しくないんですか!?
4人って8人やなくて。
桐山照史
桐山照史
悔しくない訳ないやんか!
俺もあいつらとデビューしたいに決まってるやん。
重岡大毅
重岡大毅
なら今は、1回腹括って
テレビの前に出るんです。
あいつらにはちょっと…いや、だいぶ
苦しい思いをしてしまうけど、俺らが動かな
何も起こりません。
しげが言うことは全部正論やった。
何も言い返せない俺たちは
黙ってシゲの言う通り、テレビに出ることに。
中間淳太
中間淳太
俺、4人に連絡するな?
4人に1人ずつ、丁寧に
「黙っててごめんなさい、俺、桐山、重岡、小瀧の4人でデビューが決まりました。」
と、メールを送信。

こんなにもメールを打つだけでも心が痛い事は
初めてやった。

流星からは
「分かりました。ありがとうございます」と
濵ちゃんからは
「そっか。ありがとうな」と連絡が来た。
あなたと神ちゃんからはまだ連絡が来てない。
もし、テレビで初めて知ったとなれば…
ほんまに怖い。
どうか信じて欲しい。俺らを。
そう思いながら
カウントダウンに出て、カメラの前に立った。