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第173話

スーツの男
重岡side
俺は今、あなたの病院の裏口ドアの近くに立っている。

入れないでいるのはそのドアの前に怪しい2人組の
男の人が立っていたから。

マスコミ関係者なのか違うのか…。

しばらく見ていると男の1人が俺に気付き
駆け足でドアの前から立ち去った。


「あなたは大丈夫なのか。」

俺の頭にその考えが浮かび男が立ち去った後
直ぐにドアを開き駆け足であなたの部屋に向かった。
直ぐにあなたの部屋に着いて息を整えて
ドアをノックする。
中から聞こえるはずの返事が聞こえなかった為
俺は慌てて扉を開けた。
重岡大毅
重岡大毅
あなたっ!!
金井
金井
!?
なに!?なした!?
俺がでかい声を出しながら中に入ったら
肩をビクッと跳ねさせながら
俺の方を向いたあなた。

移動式の机の上には大量の資料が置かれており
俺がそっちに視線をずらすと
あなたは慌ててその資料を集めて布団の中に隠した。
重岡大毅
重岡大毅
ドアノックしたで?
金井
金井
うそ。笑笑
気づかんかったわ笑笑
あえて隠した資料には触れず
ドアをノックしても気付かなかったあなたに
違和感を覚えたためそっちに話題を逸らした。
重岡大毅
重岡大毅
…スーツ着てる男の人居ったんやけど
あなたの知り合いか?
金井
金井
……どこで?
重岡大毅
重岡大毅
裏口。
あそこ今入れるの俺らだけやで。
…また何か隠してるん?
金井
金井
…大毅は知らんくてええよ。
重岡大毅
重岡大毅
なんでやねん…!
俺らメンバーやろ!?
言ったやろ!?はんぶんこしよやって!
金井
金井
やからやねん!!!
メンバーやから全部教えるとか
メンバーやから全部はんぶんことか
…しなくてええんよ。
俺が全部片付ける。
大毅は分からなくてええ。
何もしなくてええから。
あいつらに何か言われても
何も知らんって言ってくれ。
そのままあなたは不器用に布団を頭に被って
閉じこもってしまった。
重岡大毅
重岡大毅
俺はここに居るからな?
寝ててもええし。
その資料読んでてもええから。
金井
金井
……っなんで。
布団の中から小さい声で「なんで」と言ったあなた。

それは俺の台詞に向けてなのか。
読んでいるであろう資料についてなのか。

色々考えていたらガサッと布団から飛び起きて
恐怖や不安を訴えているような目を俺に向けてきた。
重岡大毅
重岡大毅
なした?大丈夫か?
金井
金井
ハァハァ…なんで…ハァハァハァ
重岡大毅
重岡大毅
あなた。ゆっくりゆっくり。
吐くことだけ意識して?
スーハー、スーハー、
金井
金井
ウッ…ハァハァハァ…ハァハァハァ…ハァハァハァ
重岡大毅
重岡大毅
大丈夫や。
俺居るから。
そんな時、あなたの部屋の扉が空いた。
外から入ってきたのはあの俺が見たスーツの男の
1人やった。

その1人があなたを見るな否や
顔色を変えて走ってきた。

俺の間に割り込んできてあなたの手を掴もうと
男が手を伸ばした時俺は訳分からんくて
もしかしたらこの人も関わってるんちゃうかと
思ってしまい
俺は男の手を払いあなたを抱きしめるように
男からあなたを守った。
重岡大毅
重岡大毅
…離れてくれます?
こんな状況なんで。
スーツ男①
「そっちこそ、離れてくれます?」

そう言って俺の腕の中にいるあなたを
無理矢理男が男の方へと連れていこうとするのを
俺は更に腕の力を強めあなたを行かせないように
男の手も振り払った。
あなたも怖くなったのだろうか右腕を
俺の手首を持ってぎゅっと力を込めた。
重岡大毅
重岡大毅
やめろって!!!
いい加減にせえよ!?
怖がっとるやろ!?
分からんのか!?
まだ腕の中で過呼吸を起こしているあなた。
俺は一旦男を放っておき腕の中のあなたを落ち着かせる
事にした。
重岡大毅
重岡大毅
大丈夫大丈夫。
吸って、吐いて 吸って、吐いて
吐くことだけに意識して?
大丈夫やからな?
あなたの視界から男を見えないように
あなたを抱え直して俺はあなたの頭を
優しく俺の胸にピッタリ付けた。
重岡大毅
重岡大毅
大丈夫や。大丈夫。
金井
金井
ハァハァハァ…ハァハァハァ
んっ…ハァハァハァ…ハァハァハァ
スーツ男①
「酷くなってへん? 笑えるんやけど笑」
重岡大毅
重岡大毅
黙ってろ。
大丈夫やで。大丈夫大丈夫。
するとまた部屋のドアが空いた。
もう1人の男かなとまた更に俺はあなたのことを
強く抱き締め入ってくる人を待っていた。

でも次に入ってきたのは予想外の人やった。
濵田崇裕
濵田崇裕
しげお疲れ…って
あなた!
濵ちゃんが入ってきた。
濵ちゃんは俺らを見て直ぐに駆け寄ってきてくれた。
濵田崇裕
濵田崇裕
何分くらい過呼吸起きてる?
膝立てをして濵ちゃんは反対側から
俺ごと優しく包み込んだ。
重岡大毅
重岡大毅
5分ぐらいかな…。
濵田崇裕
濵田崇裕
そか。分かった。
びっくりしたやろ?
ようやった、しげ。
濵ちゃんは優しく俺の頭を撫でてくれて
その行為に驚いていると
濵ちゃんはあなたを姫抱きにして
ベッドに優しく下ろした後
濵ちゃんは自分のカバンから白色の巾着を
取り出したところで
濵ちゃんはベッドの周りをカーテンで閉めて
何も見えないようにした。
濵田崇裕
濵田崇裕
あっ、もう〜。笑笑
あなた苦手やろうけど
頑張ってや笑笑
カーテンの中から濵ちゃんの声が聞こえたが
一向にあなたの声は聞こえなかった。
金井
金井
んっ、やぁ!!
濵田崇裕
濵田崇裕
分かった分かった。
後もう少しやからな〜?
…しげ!入ってきて〜!!
重岡大毅
重岡大毅
お、おう!
男に見えないように反対側まで周り
カーテンの中に入る。
重岡大毅
重岡大毅
えっ?何しとるん??
濵田崇裕
濵田崇裕
あぁー、薬入れてるんよ。
ちょっと右腕抑えててくれへん?
あなた〜?大毅来てくれたからなぁ〜?
しげ、声掛けながらやったって?
いきなりは驚いてまうから。
重岡大毅
重岡大毅
お、おう。
あなた〜?ごめんな〜?
濵ちゃんの手には数本の注射器が。
きっとその注射器を打ちたいのに
あなたが暴れてまうんやろ。


濵ちゃんが持ってるってことは
もしかしたら常備してるってことか??
金井
金井
んっ、、大毅。
重岡大毅
重岡大毅
ん〜?
金井
金井
ブサイク…ハァハァハァやな…ハァハァハァ。
重岡大毅
重岡大毅
な、なんやと!?
濵田崇裕
濵田崇裕
笑笑笑笑
ふざけられるってことは大分
良くなったな〜?
金井
金井
もうない…?
濵田崇裕
濵田崇裕
おん、寝てもうたら楽やと思うで。
カーテン閉めといてやるから
あなたは寝といて?
…今気付いたけど
あいつあの資料どこに閉まってん?
重岡大毅
重岡大毅
あなたあの…資料は…?
金井
金井
たか…。持っとる…。
ふわふわなあなたはそう小さく教えてくれた。

濵ちゃんがおやすみと頭を優しく撫でて
布団を優しくあなたにかけたら
あなたはその布団の端を手で掴んで
そのまま目を閉じ眠った。

濵ちゃんと俺は目を合わせ
カーテンから出る。


するとそこに居たはずのあの男はもう居らず
居なくなっていた。
重岡大毅
重岡大毅
…あいつ。
濵田崇裕
濵田崇裕
また来たんか…。
それにしても
なんでここが分かったんやろか…。
んっ…?
「また来てた」って…?
重岡大毅
重岡大毅
えっ、会ったことあるん…?
濵田崇裕
濵田崇裕
えっ?あぁ〜!
そうか、知らんか。しげは。
……しげは知らんくてええよ。
俺らの問題や。
俺ら2人が知ってればええ問題やから。
気になるけどどこか濵ちゃんが居るなら大丈夫やなと
安心している俺が居った。


でも今思えばこの時に
ちゃんと俺も話を聞いておけば
2人を傷つけずには済んだのかもな…。