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第197話

神山side
濵ちゃん達と話して割と直ぐにあなたは寝た。
すると濵ちゃんはゆっくり立ってそのまま
あなたが寝ているソファまで行って
ぐちゃぐちゃになったブランケットをかけ直しつつ
あなたが持っていた香水を優しく離して
蓋を閉めて机の上に置いた。
神山智洋
神山智洋
…濵ちゃん1個聞いてええ?
濵田崇裕
濵田崇裕
おん。何?
神山智洋
神山智洋
…その香水ってあなたの?
濵田崇裕
濵田崇裕
……今はな。
いやもしかしたらあなたは
あなたのじゃないって思ってるかも
知らんけど。
神山智洋
神山智洋
どういうこと…?
濵田崇裕
濵田崇裕
……あなたのお父さんのやねん。
桐山照史
桐山照史
…あなたのお父さんは
生きとるやろ?
濵田崇裕
濵田崇裕
……そろそろ言わなあかんな。
重岡大毅
重岡大毅
…ええん?濵ちゃん。
隣にいたしげは真剣な眼差しで濵ちゃんを見ていた。
桐山照史
桐山照史
…2人は知ってるん?
重岡大毅
重岡大毅
…俺もこの間聞いたばっかやねん。
濵田崇裕
濵田崇裕
…そろそろやなって思ってた。
多分あなたも思ってるはずや。
重岡大毅
重岡大毅
…でも、起きてあなたが知らない間に
過去知られてたらどんな思いすると
思ってんねんっ!
濵田崇裕
濵田崇裕
……この前!
濵ちゃんがいきなり震えながらそう言った。
ズボンの上で力強く握られてる拳は震えていた。
濵田崇裕
濵田崇裕
…この前2人でご飯食べに行った時
あなたが言ったんよ。
そろそろかなって。
そろそろ話した方がいいんかなって。
…俺がいないときでええから
話して。って。
…あなたが寝てる間の方が
気が楽なんちゃうかなって…。
重岡大毅
重岡大毅
…ごめん。強く言いすぎたな。
濵田崇裕
濵田崇裕
……いや俺も。
大っきい声出してごめん。
そのまま濵ちゃんは姿勢を正して
また静かに寝ているあなたに視線を移して
俺らを見渡した。
濵田崇裕
濵田崇裕
……ちょっと話がある。
きっとこれから濵ちゃんが俺らに言う事を
全て知っているしげは直ぐにあなたのそばに
向かった。
濵ちゃんは俺らの顔が見やすい場所に移動して
自然に1:6という形の座り方になった。






それから俺らは耳を塞ぎたくなるような事を聞いた。
あなたの父親が拳銃で殺されたこと。
お父さんが殺された時に濵ちゃんもあなたも
あなたの家族も全員いた事。
…その犯人はまだ捕まっていないこと。
あなたが持っている香水もお父さんのもの。
全て教えてくれた。
隣の照史と淳太は顔をより一層怖くしていて
のんちゃん至っては号泣で
流星は涙を堪えていた。
神山智洋
神山智洋
…犯人に心当たりとかあるん?
濵田崇裕
濵田崇裕
…ないない。ないで。
でもここ最近のあなたへのイタズラとか
いじめとか怪我とか色々思うと
犯人はすぐそこかなって思っとる。
確かにデビューしてからというもの
全然そんなアンチとかストーカーとか
そんなの全くなかったけど
7年目に差し掛かった瞬間から
あなたへのアンチやストーカーとか
更には体までの被害が出てきた。
中間淳太
中間淳太
……濵ちゃんもしかしてやけど。
濵田崇裕
濵田崇裕
……おん。
……俺も思ってる。
小瀧望
小瀧望
……なにを?
濵田崇裕
濵田崇裕
……犯人はあなたを狙ってる。
犯人はあなたの近くにいる人を
こと細かく脅して
あなたを傷つけてるんやと思う。
そんな…。
そんな事出来るんか?でもなんであなたなんや?
神山智洋
神山智洋
…なんであなたなんっ。
桐山照史
桐山照史
神ちゃん?
神山智洋
神山智洋
おかしいやん。
あなたは被害者やん。
狙われる意味が分からん。
濵田崇裕
濵田崇裕
…だからやと思う。
それともしかしたら
俺も狙われてる可能性もある。
犯人は顔を見られたと思って
ずっと後追ってるんやと思う。
あともし…
俺らが変に動いたら狙われると思う。
…自然に自然に過ごせばええから。
あとは……俺らに任せて。
藤井流星
藤井流星
…俺らって?
濵田崇裕
濵田崇裕
…俺とあなたでやってくから。
中間淳太
中間淳太
……アカン。
濵田崇裕
濵田崇裕
…なんでっ!!
中間淳太
中間淳太
…これ以上あなたを傷付けたくない。
濵ちゃんやって同じや。
これ以上傷つけたくないねん。
過去の傷は中々消えへん。
でもその分俺らが協力する。
濵田崇裕
濵田崇裕
……俺があなたを守る。
桐山照史
桐山照史
……じゃ俺は
あなたを守る濵ちゃんを守る。
濵田崇裕
濵田崇裕
……えっ?
桐山照史
桐山照史
……俺は覚悟できてるで。
大事なメンバーが死ぬんやったら
俺が命懸けで守る。
あなたも。濵ちゃんも。
何があっても。
濵田崇裕
濵田崇裕
……照史。
中間淳太
中間淳太
…俺も。
B.A.Dが濵ちゃんの隣に立って肩を組み
ツインの2人も同じように立って周りに行った。
俺も遅れて濵ちゃんの周りに行った。
…勿論しげも。
重岡大毅
重岡大毅
……あなたと濵ちゃんは
俺らで守ろう。
小瀧望
小瀧望
……当たり前やっ!!!
濵田崇裕
濵田崇裕
……ありがとう。
滅多に泣かない濵ちゃんが今日
照史に抱きしめられながら泣いた。