マネージャー
「メンバー、乗るけど?」
金井side
今日は午前中にan・anの撮影と午後に皆と撮影。
で、今はan・anの撮影で楽屋に居るんやけど…。
なんか嫌な予感すんねんな…。
なんやろう。この胸騒ぎ。
当たって欲しくないこの胸騒ぎ。
俺はよくこの胸騒ぎが当たることが多々ある。
今回も当たって欲しくないんやけど…
神様は不公平でよく当たる。
だから、出したくも無いため息が何回も出る。
今すごい、メンバーに会いたいです。
🚪コンコン
スタッフ「金井さん、お待たせしました。スタンバイお願いします!」
スタッフさんの後に続いて
撮影が行われる広い部屋に向かう。
スタッフ「金井さん入られます!」
今日のお題は
「セクシーな彼氏」
衣装も白のワイシャツにダボダボのズボン。
カメラマン
「じゃ、ワイシャツ脱いでもらってベットに行こう」
カメラマンの指示に従い
セクシーな彼氏を演じていく。
カメラマン
「うん。いいね。切ない表情も頂戴!」
表情もカメラマンの指示に従う。
何枚か撮ったあと
マネージャーとスタッフさんと含めて
写真を確認していく。
確認が出来たので…
スタッフ「以上です!ありがとうございました!」
カメラマンなどに頭を下げる。
マネージャーと楽屋に戻り
俺は衣装から私服に着替える。
これからメンバーと一緒に撮影だが
場所が違うため移動しなくてはならない。
皆と撮影現場に向かう為準備をする。
マネージャー「用意できた?」
マネージャー「うん。いいけど…ってかあんた薬飲まなかったら濵田に怒られるよ?」
マネージャー
「お前以外全員。」
マネージャー
「小瀧から。」
マネージャーと共に車に向かい
メンバーの家に向かう。
俺は乗って直ぐに、発作止めの薬を全種類飲む。
ほんまに、にっっっがい笑笑
まだ錠剤だからまだしも、これが粉薬やったら
地獄だったと思う。
マネージャー
「もう少しで小瀧の家に着くから寄っといて。」
マネージャー
「あ、本当?助かる。」
マネージャーが望の家の前に車を停め、望を待つ。
真ん中の席を倒し2人で1番後ろの席に。
マネージャーが真ん中の席を元に戻し、
次のメンバーの家に向かう。
最年少に甘えられている俺。
急に肩貸して〜って。
俺がええよって言ったら
んふふ。って。
次の家は照史かな?
半分寝ながら照史におはようと言う望
俺の肩で寝ている望。
むぅーと寝言。
いや、多分構って欲しくてわざと言ったのかも知れない。
俺は優しく望の頭を撫でてあげた。
そしたら嬉しそうに微笑んだ。
マネージャー
「流星」
流星はクールだけど実は甘えん坊。
望の次に甘えん坊ちゃうか?
これみたら望!おい!起きろ!って言いそう笑。
あっ、気付いてない。
眠って言いながら照史の隣に行き
流星も寝だした。
俺の次にでかい2人。
よく寝るんです。俺も人の事言えないけど。
そりゃおっきくなるわ笑笑。
そのまま俺らを乗せた車は
大毅、淳太、崇裕、智洋の順番に行き
撮影が行われる現場へと向かった。
皆乗るなに俺と望を見て
微笑んだり、嫉妬したり…。
智洋と淳太と大毅は写真撮ってた笑笑
望が寝ているからあまり車中はうるさくなかった。
現場に着くまで爆睡していた望。
長い長いまつ毛がゆっくり開いて
ん〜と伸びをする望
荷物もって皆がいる楽屋に向かう。
エレベーターに乗って3階へ。
2人でガヤガヤ。
8人1緒じゃなくてもガヤガヤ笑笑。
楽屋のドアを開けると
スタッフ
「金井さん、濵田さん、重岡さん
先にメイクお願いします。」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。