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第166話

初めて見た
濵田side
一言で言うと「震えた」。
今日はオフで久しぶりに家でゴロゴロしてようかと
テレビを見たりギターを弾いたりしていた時
携帯がなって電話に出た。

そしたら慌てたマネージャーの声が聞こえた。
「あなたが撮影中に怪我した。血も出てる。今、意識ない。」



電話を終えて教えてもらった病院まで
電車を乗り継いだ。

外はもう真っ暗で病院の最寄り駅に着いたら
更に空は真っ黒になっていた。
…俺の心のように、黒くてちょっぴり怖かった。

初めて来る病院に多少驚きながらも
マネージャーが俺を下まで迎えに来てくれていて
歩いている間に何があったのかを教えてくれた。

まだ俺が着いた時には
あなたはまだ手術中で俺らは薄暗い廊下で
無事に終わるのを待っていた。

その後照史と淳太も駆けつけ兄組だけが揃った。
それと同時にあなたの手術も終わり
あなたはそのまま奥の部屋に通され
俺らは別の先生に連れて行かれ
あなたの怪我や今後について話をされた。


頭を8針と左手を骨折、右足右手も打撲と
かなりの重症を負った。

先生からは全治3ヶ月から半年と
入院1ヶ月と宣告され
そのまま先生は看護師さんに呼ばれ部屋を後にした。

辛い現実に俺らは無言が続いた。

そんな中口を開いたのはマネージャーやった。


マネージャー
「撮影器具の下敷きになったの。
あなたは共演者の女優さんを守って代わりに下敷きに…。」

あなたの優しい性格が巻き起こした悲しい悲劇。



俺らもそのままあなたの病室に向かって
あなたを見に来た。
痛々しい包帯とギプスに胸を痛めた。
淳太と照史があなたのベット近くのソファーに
腰を下ろし俺は小さな椅子に座ってあなたの手を握った。

その後直ぐにドラマの監督やスタッフさん
そしてあなたが守ったであろう女優さん方全員が
病室に入ってきて事故の経緯を説明してくれた。
女優さんは泣きながらごめんなさいと
俺らに頭を下げた。
そんなこと言われたらまるで「わざと」かのように
考えたくないも、思いたくもない事が
頭をよぎる。
この女性が「わざと」あなたを傷付けたんちゃうかと。


俺が黙ってしまったからか
それとも難しい顔をしてしまったからか
淳太が俺をソファーに座らせ
代わりに淳太が監督さんたちと話していた。

隣にいた照史は俺を見るなり
まだ寝ているあなたに視線を移した。












きっと麻酔が切れて起きたあなたは
笑って大したことないでと言うだろうげと
俺はそうとは思わん。
…辛いよな。絶対。

どうやって接していけばいいんやろうか。
どうやって苦しみや辛さを取り除けばええんやろう。

きっといつもの感じではあかん気がする。

…それはまたあなたが起きたら
俺なりに探ってみるか…。






















入口付近で見慣れた姿の後ろ姿を発見した。
そういやあの2人とあなたが混ざったら
エンジェルトリオって言われてたっけな。
…今なら分かる気がするわ。
早くあなたも混ざったそのエンジェルトリオを見たい。


…メンバー全員が集まってまた話したい。
出来れば俺の横で早く笑える日が来て欲しい。


その為にはきっと俺だけやなくて
この2人の力も必要やと思うから。
濵田崇裕
濵田崇裕
しげ、神ちゃん。
神山智洋
神山智洋
お!濵ちゃんっ!!
重岡大毅
重岡大毅
あなたはっ!!
濵田崇裕
濵田崇裕
まだ寝とるよ。
行こか。
俺と一緒にあなたを笑わせて欲しいんや。

神ちゃん、しげ。
濵田崇裕
濵田崇裕
…あなたが起きたら
あなたを笑わせたって。
神山智洋
神山智洋
当たり前や。
重岡大毅
重岡大毅
おぅ。
振り返ったら2人は当たり前のように
優しく笑ってくれた。