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第161話

1日遅れたけど許してや!!
桐山side
9月1日午後7時。
昨日は誕生日でも特に何も変わらなかった。
それは誕生日が過ぎた今日も何も変わらない。
俺の家は至って普通…
金井
金井
照史ーーーー!!!!
ではないです笑笑
桐山照史
桐山照史
なんやねん!笑
そんな大っきい声出さんといて。
シーサー達びっくりするから。
金井
金井
ごめんごめん笑
あなたは今俺の家にいる。
理由は至って普通。理由はな?笑
昨日仕事が日付が回ってもあったらしく
完全に仕事が終わったのはなんて朝の4時半。

俺に誕生日メールと電話出来なかったからと
そのお詫びを兼ねて俺の家で料理を作りに来てる。
桐山照史
桐山照史
んで?どないしたん?笑
金井
金井
あ、あのさ〜?
醤油ってどこにある?
桐山照史
桐山照史
あ、下の棚にあるで〜。
金井
金井
あ、ほんまや!
おおきに!!
まだ何を作っているのか知らない。
…正しく言うと出来てからのお楽しみらしい。

まぁ醤油使うってことは和食系かな〜?笑


ご飯ができるまでシーサーと遊んどこー!笑
























金井
金井
できたで〜!
桐山照史
桐山照史
はいよぉ!
ご飯ができた合図を今度は少し小さめの声で
教えてくれた。
お腹が空いていた俺は直ぐにテーブルに行き
椅子に座った。

あなたが作る料理はホンマに美味い。
料理が運ばれるのを待っていると
あなたが料理が入ったお皿を2つ持ってきた。
金井
金井
待ったよな?ごめんな?笑
桐山照史
桐山照史
かまへんよ。
それより、あなたの体が心配や。
金井
金井
俺は大丈夫やで?
さぁ!食べよう!
あなたが作ってくれたのは和風パスタ。
料理を置いたあなたは俺の目の前に座った。

いただきます!というあなたの顔は
明らかに頬の肉が落ちている。
それに筋肉が着いていた腕も前よりも
無くなっていた。
…体重が全体的に減ったんやと気が付いた。
金井
金井
はぁべぇないの?
(食べないの?)
口の中にいっぱい入れて俺に食べないのかを
聞いてくるあなた。

無理に食べてる感じがして余計に食べると言うより…
桐山照史
桐山照史
あなた?ちょっと話そか。
真剣な話になってしまう。
俺の空腹とか関係無しに今のあなたの環境が
気になって気になって仕方なかったから。
金井
金井
…んっ?
桐山照史
桐山照史
…痩せたんやない?
仕事疲れで。
するとあなたは次に食べる分のフォークを
一旦皿に置いて俺と目を合わせた。
あなたは水を飲み込み
俺は水を飲み終わるまで返事を待った。
金井
金井
…まぁ平気ちゃう?
今日に始まったことちゃうし。
桐山照史
桐山照史
…せやけどっ!
金井
金井
…俺今弱音吐いたら
ケジメ付けへんねん。
付けられへんねん。
無理にわざと誤魔化して無視して…
大毅もこんな感じなんかなって…。
桐山照史
桐山照史
…しげ?
金井
金井
…おん。
大毅もさ?すごいやん。
俺らの中でも1番演技の役…芝居の
仕事を嫌な顔せず引き受けて
必ず視聴率も好感度も演技力も
何もかも素晴らしい評価を貰って
褒められて
大毅が出ていたドラマや映画を見ていた
監督や脚本家の人達が大毅を褒めて
そしてまた大毅に仕事を依頼する。
その繰り返しやん?大毅は。
俺らの前ではニコニコな笑顔で
はい!やります!って言ってるけど
裏ではきっと今の俺みたいに
なってるんちゃうかな…。
桐山照史
桐山照史
あなたも凄いと思うで?俺は。
金井
金井
…ちゃうねん。
全然、上手く出来ひんねん。
俺が出来ても監督には認めてくれへん。
もう1回、もう1回が続いて
先輩方や共演者スタッフさんに
迷惑かかって…
すみませんって頭下げても
仕方ないよって励ましてくれる。
…それだけじゃあかんねん。
まだ足りない、全然足りひんねん と
先程巻いたパスタのフォークから
量を減らして口に運ぶあなた。

あなたのJrからの癖
聞いて欲しい癖、不安な時にする癖
緊張してる時にする癖
どれも全て同時にやってしまうあなたを見て
俺も慌てて口を開いた。

この機会を逃したら
後々最悪なケースになってしまいそうで…。
桐山照史
桐山照史
…なぁ今やで?
金井
金井
んっ?何が?
桐山照史
桐山照史
泣くのも、吐き出すのも
不安を取り除くのも何もかも
今なんちゃう?
撮影が中間地点になっている今やと思う。
俺しか居らんから
今やで…?
みるみるうちにあなたの目に
涙が溜まりパスタを食べればその大きな目から
大きな雫が頬を濡らした後机も濡らして
机は色を変えていった。
金井
金井
…なんでやねん。
桐山照史
桐山照史
うん。
金井
金井
…なんで出来ひんねん。俺…。
桐山照史
桐山照史
大丈夫。
ちゃんと頑張ってるの俺らは
知ってるから。
俺らの楽屋の端っこで静かに台本を読んで
役作りに頑張っている姿を
誰よりも見てきたから。
大丈夫、あなたは。ちゃんと出来てる。

…ただあなたは本番に弱いタイプやから
緊張してしまうんよな?
金井
金井
…どうすれば、ええの。
桐山照史
桐山照史
あなたはあなたらしく
用意してきたものをやればええよ。
食べるのを諦めて声を出すのを抑えて泣くあなたの
隣の椅子に移動して正面から抱きしめた。
声を抑えて泣いてしまうと
それこそあなたの本音が聞けない気がして…。
桐山照史
桐山照史
我慢すんな。声出せ。
俺がちゃんと聞いたるから。
金井
金井
うっ…うわぁーーーーーー。
糸が切れたかのように声を出して泣き出したあなた。
俺は泣きじゃくるあなたの背中を優しく摩って
頭を撫でた。











俺の誕生日明けのはじめての夜は
大事なメンバーのSOSに気づくことが出来た
素敵な夜やった。

腕の中で泣き疲れたのか今までの疲れが溜まったのか
寝てしまったあなたの頭をまた撫でて
姫抱きにして俺のベッドまで運んだ。


運び終わった俺はテーブルの上にまだ残っていた
料理にサランラップをかけて冷蔵庫に閉まって
携帯に信頼出来る人にメールを送った。


















〜メール〜
あっくん
あっくん
崇裕、あなたが痩せた。
精神的にも来てるらしい。
今回のあなたの仕事ハードらしくて
撮影終わったら3人で飯行こ。
hamaーhama
hamaーhama
俺も気になっててん。
せやな。いつものところ行って
お疲れ様会やろか。
淳太も誘う?