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第72話

知っているからこそ⑤
小瀧side
あなたが先に楽屋に戻っていくのをただ見守る俺ら。
神山智洋
神山智洋
あなた大丈夫かな…。
藤井流星
藤井流星
結構深刻な顔してたもんな。
濵田崇裕
濵田崇裕
あなたなら大丈夫や。
何故か分からんけど、濵ちゃんの言葉に
説得力があった。
相棒だから分かることあるもんな。

俺らもあなたのことを思いながら
楽屋に向かう。

楽屋の扉を開けると、
着替え終わったあなたがもう帰る準備を
している所だった。
小瀧望
小瀧望
あなた…?
金井
金井
あっ、お疲れ様。
俺、今日定期検査やから先行くな?
中間淳太
中間淳太
…おう、お疲れ。
金井
金井
お疲れ。みんなも、お疲れ様。
じゃ行くな〜。
重岡大毅
重岡大毅
気をつけてな。
金井
金井
おう。
そう言って楽屋の扉を開けようとしたあなただったけど、突然後ろを振り向き
俺らを見るあなた。
金井
金井
…なぁ、もし
俺がお荷物やったら言ってな?
もし、迷惑って思ったら言ってな?

じゃ。
濵田崇裕
濵田崇裕
おい!あなた!
桐山照史
桐山照史
なんや今の…?
中間淳太
中間淳太
分からん。
迷惑ってなんやねん。
荷物ってなんやねん。
俺も意味わからん。
1度も迷惑って思ったことないし、
1度もお荷物って思ったことない。
重岡大毅
重岡大毅
何があなたを苦しめてんねや…。
あなたが俺らが来る前に
照史たちに今日の収録で分かるよ
と言っていた事も実は今日の収録では
やらなかったらしい。

それに、前回よりも謎にテンションを上げ
張り切ってたあなた。

収録前、プロデューサーさんと何かを
話していたあなた。

怪しい。とにかく怪しい。

気になった俺は、
プロデューサーに会いに行く為、楽屋を出る。
小瀧望
小瀧望
ちょっとトイレ行ってくる。
神山智洋
神山智洋
はいよ〜。
楽屋に出た俺は
先程のスタジオに向かう。

するとまだ残っていたスタッフさんの中に
プロデューサーさんも残っていた。
話しかけようと足を踏み出した時

プロデューサー
「あなたくん、もうちょっとなんだけどな。」

スタッフ
「もうちょっととは?」

プロデューサー
「今日あなたくん俺らに迷惑かけないように、朝早くに来て
スタジオセット手伝ってくれたんだけど
別の意味でもっと迷惑かかったって言うか。」

あなたが早くに来て
スタジオセット手伝った?

俺は気になってもっとプロデューサーさんと
スタッフさんの喋り声を聞く。
プロデューサー
「知ってるか?ファンの1人が書いたブログ。」

スタッフ
「ブログ?」

プロデューサー
「そう。あなたくんが引っかかるってさ。
あなたくんの弱いところわざと見せびらかしてるように見えるんやって。
それでブログの1番最後にスタッフさんたちもこういう弱い所をあえて残さないで下さい。
って書いててさ。
俺、笑ったよ。同じこと思ってる人いて
良かったって。
俺たちに迷惑かかってる分からないのかな。
持病持ちだからって調子乗ってさ。」


プロデューサーさんの言葉に疑った。
俺は携帯でプロデューサーさんが言っていた
ブログを探す。
すると…
小瀧望
小瀧望
…なんやねん、これ。
俺はスマホに夢中になり
プロデューサーさんとスタッフさんの
話していることなんてもう頭になかった。

下まで読み切ったところで
スタジオの扉が開く。
そこには、プロデューサーさんが立っていた。

プロデューサー
「小瀧くんか。」
小瀧望
小瀧望
話、聞きました。
残念です。プロデューサーさんが
メンバーを悪く思ってたなんて。
それに、あなたの努力も何も知らないで
いい加減なこと言うのやめてください。
年下が何を言ってんねんって思ってる
かもしれませんが、俺はメンバーの為
やったら動くんで。
これ以上、あなたを傷付けないで下さい。
プロデューサーさんに言いたいことを言った俺は
一礼をして去ろうとしたら

プロデューサー
「メンバーはどう思ってるだ?あなたくんのこと。」
そんなん…
小瀧望
小瀧望
大切な人です。
かけがえのない人です。
あなただからとかじゃなくて
メンバーとして、大切な人です。
プロデューサー
「そ。でも俺だけが悪いって思われたら
大間違いだからな。
あなたくんの事で傷付いてる人
沢山いるよ?君も見たんだろう?ブログ。
あれが本音だよ。ファンの。俺らの。
だから収録前にあなたくんに耳打ちした。
お前のせいで傷ついてる人いるのに、なんで
笑ってるのかが分からないって。
迷惑なんだよ。金井あなたという存在が。
お前らもいつか分かるよ。
今は思ってないけど、近い未来そうだぜ。」

俺からは以上だ。
と一言付けて俺の横を通り過ぎようとしたら…。
濵田崇裕
濵田崇裕
俺らは迷惑やない。
俺らはあなたと居たくて居る。
なんで分からんの?
今日、あなたがプロデューサーさんの
言葉を真に受け、収録に望んだあの姿勢。
見直して欲しいです。
あなたを傷付けたプロデューサーさん
の方が俺たちが1番迷惑や。
重岡大毅
重岡大毅
何メンバーに変なこと言ってんねん。
いつも親切にしてくれてた
プロデューサーさんが
こんな人だとは思いませんでした。
辞めて欲しいのは、プロデューサーさん
貴方です。
あなたは辞めない。辞めさせません。
濵ちゃんとしげがプロデューサーさんに
思ってたことを言い、俺の前に立った。

すると続々とメンバーが駆けつけ
気が付けば全員揃ってた。
神山智洋
神山智洋
のんちゃん、分かりやすいねん。
トイレ行ってくるって言うて
真逆の方に行くし。
小瀧望
小瀧望
…ごめん。
神山智洋
神山智洋
はぁ。
俺も年下やけどメンバーは守ります。
二度とあなたに近付かないで下さい。
藤井流星
藤井流星
俺は何も言うことは無い。
同情とかちゃうから。
呆れてんねん。俺は。
いい年した大人が、年下いじめて。
それが俺らの大事なメンバーで。
あなたはあぁ見えて傷つきやすいねん。
だから余計腹立つ。
中間淳太
中間淳太
持病持ちだからって言うだけで
排除するのかが分からん。
人間やん。同じ。
あなたが特別に貴方を
傷付けた訳じゃないやん。
持病持ちだからっていう理由で
あなたを排除したり、差別するんやったら
俺らは守る。あなたを。
皆言いたいことを言って
プロデューサーさんから離れ
楽屋に戻っていく。

プロデューサーさんの表情は
何を考えているのか分からない。
ただちょっとだけ、切なく悲しい表情をしていた。

俺も皆の後に続けて戻ろうとしていると

プロデューサー
「メンバーってすごいな。すまなかった。」
そう言って頭を下げた、プロデューサー。
桐山照史
桐山照史
2度とあなたを傷付けないで下さい。
望、行こう。
小瀧望
小瀧望
…おう。
照史と一緒に楽屋に戻る。
皆は携帯でブログを読んではまたブツブツと。

それくらい俺らはあなたの事が大好き。


📱ブーブ
突然俺の携帯が…いや、全員の携帯が鳴った。

つまりグループメールであなたが何かを
送信したんやろう。

気になって見てみると…

〜グループメール〜
金井
金井
今日の定期検査の結果は
大丈夫でした!

ありがとう。
さっき、プロデューサーさんから
連絡きた。
今回は自分で片付けるって決めてたんやけど
何から何まで
ほんまにありがとう。

お疲れ様。
流れ星
流れ星
何も無くて良かった。
しげ
しげ
お前な〜〜!
もっと俺らを頼らんかい!!
金井
金井
ん、ごめんごめん。
しげ
しげ
今度罰として
お前、奢りな?
のんすけ
のんすけ
はっ!それはずるい!
金井
金井
じゃ、2人で行こうな〜。
hamaーhama
hamaーhama
俺も行く〜!
金井
金井
いや、崇裕は払ってよ〜。笑
hamaーhama
hamaーhama
えぇー!
神ちゃん
神ちゃん
ふは。
俺はあなたと買い物行きたいな〜。
奢りとか関係なく!
金井
金井
行こう行こう!智洋!
しげ
しげ
だから!
神ちゃんだけずるい!
金井
金井
大毅行くやん笑
しげ
しげ
小瀧とやろ?
そんなんいやや。
金井
金井
なんでやねん笑
のんすけ
のんすけ
俺も2人きりがええ!!!
金井
金井
…はいはい。
予定確認するな。
じゅんじゅん
じゅんじゅん
お前らうるさいねん。
しげ
しげ
そういう淳太、
顔ゆるゆるやで?笑笑
じゅんじゅん
じゅんじゅん
アホか。
金井
金井
あれ?照史は?
あっくん
あっくん
ごめんごめん。
うどん食ってた笑笑
何も無くてよかったわ〜!
今度うどん巡り行こうな!
勿論、あなたの奢りで♡
金井
金井
ハート気色悪ぃ。
あっくん
あっくん
おい!あなた!
しげ
しげ
よく言った!
金井
金井
笑笑
流れ星
流れ星
眠…。
神ちゃん
神ちゃん
流星、それいちいち報告
せんくてもええんやで?笑
金井
金井
俺も眠い。。
寝る。おやすみ。
しげ
しげ
俺を構え!
おい!あなた!
hamaーhama
hamaーhama
寝かせてあげようや笑
しげ
しげ
うわーーーーーーん!!!!
金井
金井
うん、大毅。
個チャ来たら構ってあげるから。
流れ星
流れ星
いや、絶対寝るやん笑
しげ
しげ
寝んなよ!今行く!
〜グループメール終〜
これで終わったグループメール
その後しげは嬉しそうに携帯をいじってる。

あぁ、個人で送ってるんやな〜って
顔で分かるわ笑
重岡大毅
重岡大毅
よし!送った!
桐山照史
桐山照史
なんて送ったん?
重岡大毅
重岡大毅
とりあえずスタンプ送って
暇や〜って何回も送り続けた笑
中間淳太
中間淳太
うざっ。
重岡大毅
重岡大毅
ちゃんとあなたは1つずつ
返してくれるんです〜!
中間の淳太さんとは違って
あなたは返してくれるんです〜!
中間淳太
中間淳太
もうこれがウザイわ笑
俺はこんなやり取りをこっそり撮る。
そして俺もこっそりあなたに送る。
ちゃんと一言付けて。
〜個チャ〜
のんすけ
のんすけ
今の楽屋です笑
大丈夫、皆あなたの味方やから。
誰も迷惑って思ってへん。

あなたこのカオス状態、
今すぐに助けて〜!
金井
金井
ありがとう。
笑笑
行きたいんやけど、今マネージャーと
やり取りしてんねん。
のんすけ
のんすけ
何?
仕事決まったん?
金井
金井
それもそうやし、an・anが
発売延期になったってきた。
それともう1回撮るんやってさ笑笑
のんすけ
のんすけ
そうなんや。
楽しみにしてたのに( ○'н' )ムゥー

新しい仕事って、ドラマ?
金井
金井
おん。ドラマ。
髪染めてやって。笑
のんすけ
のんすけ
何色にするん?
金井
金井
おん。
緑っぽいグレーみたいな。
のんすけ
のんすけ
へぇ〜!そうなんや!
早く見てみたいな〜!
金井
金井
笑笑
楽しみにしておいて。
のんすけ
のんすけ
おん!楽しみにしとく!
金井
金井
スタンプを送信しました。
〜個チャ終〜
あなたは俺らにとっては新しい虹。
だってそうやん?
白い虹って空にかかる虹にはないけど
俺らには特別で大切な白い虹。

俺らにはないモノをあなたは持ってる。
だから俺はあなたを見捨てたりせえへん。
あなたの手を離したりせえへん。

だからこれからももっとあなたの事を見て
守ってやらなって思った。

だって初めてやもん。
年上の男の人を守りたいって思ったん。

そんなん一生
大切にせなあかんやん?

だからこの先、これ以上にあなたが
辛くて苦しいことがあっても
俺は全力で守り抜く。
その手も絶対離さない。

俺らは8人で1つやから。