頬に暖かいものが触れる感覚がして目が覚めた



ぼんやりとした視界に映る愛しい人と目が合った





私の隣で横になり、頬杖をついてニコニコとこっちを見てる

智久のいぢわるな笑顔





私ゎ恥ずかしくて布団に潜り込んだ






いつもそうやってからかってくる


なんでさらっとそういう事ができるの



わざと？

無自覚？




ねぇ










すき

もぞもぞと布団をかき分ける

負けました



智久の呼びかけが可愛くて、少しだけ顔を出す

そう言って智久ゎ私のおでこにキスを落とした

智久の彼女になるといろんなオプションが付いてきます


１、常にキュンキュンさせてくれる

２、ずっとキュンキュンさせてくれる

３、とにかくキュンキュンさせてくれる





やばい、このままだと私、心臓もたないかも



熱上がりすぎて病気になるかも



幸せすぎて昇天するかも

私の言葉に頷き、抱き寄せ

また



キスをする

今日一日で色んな感情におそわれた







普通の人なら引いてしまうくらい情緒不安定だった私を、それでも智久ゎ全部受け入れて好きだと伝えてくれた




行き先を失っていた私の気持ちを受け止めてくれた







智久、埋め合わせなんて要らないよ？


今、こうして智久といるのに、これ以上何もいらなぃ




これ以上智久に求めたら、きっとバチが当たるょ

込み上げる涙を堪えながら、それでも頑張って伝えたい

うまく、言葉にできない

涙が溢れないよう、天井を仰ぎながら

ずっと言えなかった・・・




最後の一言を待たず





私の頬にまた、涙が流れる


何度泣いても、智久への想いが溢れてゎまた涙になり


智久の優しさに触れてゎ溢れ出す






今まで我慢してきた分の想いが一気に込み上げて


私が智久に言いたいのゎこんな事ぢゃないのに

もっと伝えたいことゎいっぱいあるのに




智久と想いを通じ合えたことが嬉しくて




なのに、智久を困らせることしか言えない





こんな時まで素直になれない自分に腹が立って、余計に涙ゎ止まらなくなる

智久のその優しさゎどこから来るの？



そんなに優しくしないでょ



少しゎ泣くなって突き放してょ




ぢゃないと、ほら、止まんないから・・・

だって、何度言っても全然足りない


好きなんて言葉ぢゃ伝えきれない

そう言って笑った智久の顔ゎ少し赤かった

そんなことお構いなしに智久ゎ私の顔に手を伸ばし

チュッ






本日2度目の顎クイ、ありがとうございます





よく、ファンの子たちゎ山Ｐのこと王子様だって言うけど、それゎ間違いないです



山Ｐだけぢゃなく、智久も王子様です


そして、俺様です





でも、そんな智久に逆らえない私ゎ、プリンセスって言うよりも、気分ゎメイド




まるでシンデレラ









どうか、この魔法ゎ解けないでいて欲しい






智久と一緒にいれるならどんなことにも負けないから



一生懸命に立ち向かうから





だから、どうか、智久と私の間にあるこの奇跡みたいな魔法ゎ永遠であって欲しい







山下智久の彼女として相応しい女になるから





ずっと一緒にいたいから



私、強くなるから




私ゎ心に誓った



もぅ涙も止まった

私の決意ゎ智久の一言で跡形もなく吹き飛んだ



智久にゎ何もかもお見通しなのかな・・・

せっかくひいたのに


私ゎ智久の胸に顔をうずめる



また溢れてきた涙を隠すために

智久の言葉に何度も何度も頷いた





私も、智久の優しさに応えたい







どんな智久も受け止める覚悟ゎ出来てる




大丈夫、私たちなら心配ない

どんな壁も2人で乗り越えていける





私ゎそう確信した





だぃすきな智久の腕の中で2人の未来を想像しながら