第14話

>>>12
907
2019/07/15 13:50





うちに帰ると電気ゎついてなく、誰もいなかった





お母さん達、まだ帰ってきてないんだ


夕方にゎ戻ると思ってたのに



あなた
ちょっと、お母さんに電話してみるね









・・・でない








山下智久
山下智久
おばさん、でない?
あなた
うん、どこ行ったんだろ
山下智久
山下智久
ま、そのうち連絡来るっしょ
あなた
そうだね






ちょっと心配

変なこととかに巻き込まれてなきゃいぃんだけど




山下智久
山下智久
大丈夫?
あなた
へ?
山下智久
山下智久
心配そうな顔してるょ




やっぱり智久にゎ全部お見通しなんだね



あなた
ちょっと、ね・・・



私の悪い癖なんだょね


ちょっと遅れるだけで、電話に出ないってだけで変な想像して勝手に心配して


1人でテンパる



負の悪循環




山下智久
山下智久
ちょっと、携帯鳴ってるって
あなた
えっ、あ!お母さんだ!






























あなた
うん、わかった、楽しんできてね
山下智久
山下智久
どうしたって?
あなた
今日ただ出かけるって言ってたんだけど、やっぱり2、3日泊まって遊んでくるって
山下智久
山下智久
いぃね、旅行ぢゃん
あなた
いや、良くないでしょ
智久うちで預かってるのに、親いないとか意味ないぢゃん
山下智久
山下智久
あなたと2人でいれるから、いぃぢゃん




出ました、智久の得意技


無意識に私をキュンキュンさせてくる


ほんとに、だめだょ




反則です




あなた
お風呂、入ってくる・・・
山下智久
山下智久
待って




智久のストレートな言葉に照れくさくなって、また顔が熱くなって、早く智久から逃げたかったのに


私の考えゎことごとく智久にゎお見通しで、腕を捕まれ作戦を阻止された




山下智久
山下智久
急がなくてもいぃぢゃん、誰もいないんだし
あなた
だからでしょ・・・ボソッ
山下智久
山下智久
え、なに?



二人しかいないから、この時間、何話したらいぃかわかんないし、どうしたらいぃかもわかんない


ずっと一緒にいたら、心臓ばくばくしすぎておかしくなっちゃいそうだし


智久の隣にいると、熱くてくらくらしちゃうし





だから、逃げたくなるんだょ




山下智久
山下智久
いぃから座って




向かい合わせに膝の上に座らされ、両手を捕まえられた




天国なのか地獄なのかわからない状況


変な汗が首筋に流れる




山下智久
山下智久
んふ、やっぱり風呂入ったほういぃかもね
あなた
だからゆったぢゃん
山下智久
山下智久
あなた熱いし、汗かいてる
あなた
智久といるからだょ・・・
山下智久
山下智久
ぢゃあ、結局風呂はいっても意味無いぢゃん
風呂上がってからも俺いるし
あなた
そーゆうとこがいぢわるなんだょ





ばか、ばか、ばか!






智久と一緒にいると一週間もたないかもって思ったけど、今の状況で3日もいるほうが断然やばいよね







私3日後、死んでるかも・・・





山下智久
山下智久
ぢゃー、一緒に入ろっ
あなた
は?
山下智久
山下智久
いぃぢゃん、2人だけなんだし
あなた
そうゆう問題ぢゃないよね?
山下智久
山下智久
どーゆー問題?
あなた
い、いろいろ!変態!
山下智久
山下智久
ガオー

































山下智久
山下智久
ねぇ、流石に離れすぎ
あなた
近づかないでくださぃ






結局、智久に負けてしまう私

智久のお願いゎ断れる気がしない

だからこうして、恥ずかしいのに、一緒に入っちゃう




山下智久
山下智久
もっとこっち来てよ



私の方に腕を伸ばす智久


全力で拒否する私


あなた
触んないで!スケベ!


バチッ



暴れた拍子に私の平手が智久の左のほっぺにもろに入ってしまった



山下智久
山下智久
カッチーーーーン
もー怒った
あなた
ごめっ、ちょっ、わっ!
山下智久
山下智久
はい、かくほぉー



はい、確保




智久の足の間にジャストフィット


私って自分で思ってるより小柄なの?

それとも智久が思ってるよりも逞しいの?




裸になって、智久に包まれて、初めてこんなに智久との体格差を感じた

やっぱり智久も、ちゃんと男なんだょね





だょね・・・







うん・・・







男だょ・・・







あぁ、やっぱりこの状況、恥ずかしすぎる


また熱くなってきた


意識するなってゆうほうが無理だよね






智久の顔が見れなくて、湯船に口元を隠す





山下智久
山下智久
なぁーに想像してんのー?
あなた
なんにも想像してない



想像してる余裕がないです



それどころぢゃないです



山下智久
山下智久
俺ゎ想像しなくても、昨日見ちゃったからね



どこまでもいぢわるな彼の口を、誰か塞いでください


お陰で昨日のこと思い出して、余計に顔上げられない




山下智久
山下智久
あなたの身体ゎ綺麗だから、隠さなくても大丈夫だょ



うるさいうるさいうるさい



山下智久
山下智久
聞いてるー?



聞きたくない



山下智久
山下智久
俺いつまで1人で喋ってればいーのー?



ちょっと黙ってください



山下智久
山下智久
ねー、返事くらいしようよ
あなた
智久、先にカラダ洗って!



話をそらす

私に出来る、精一杯の反抗



山下智久
山下智久
えー、洗ってちょうだい
あなた
むりむり、自分で洗って
山下智久
山下智久
俺もちゃんと洗ってあげるから
あなた
自分で洗えるから大丈夫
山下智久
山下智久
あなたのケチ!




智久ゎやっと湯船から上がりカラダを洗い始めた



智久のカラダが綺麗すぎて、見てゎいけないと思っても、勝手に目がいってしまう


首、背中、腕、腰、脚、どこを見ても綺麗





なんてゆうんだろ、やっぱりこのシチュエーションもあってなのか



エロい




この言葉が一番しっくりする




山下智久
山下智久
見すぎっ
あなた
あ、ご、ごめんっ



シャワーに打たれる智久が艶っぽくて、ついつい見とれちゃった


こんなの見せられて、興奮しない女の子なんてこの世にいるのかな




もう、智久の存在自体が凶器なんぢゃないかと思えてきた





うん、これゎほんとに“人類のキセキ”です

私が保証します



神様、山下智久という天使を地上に降ろしてくれてありがとうございます




山下智久
山下智久
はい、次あなたの番だょ


いつの間にか全部洗い終えた智久が浴槽に戻ってきた



あなた
私、恥ずかしいから、智久が上がってから洗う
山下智久
山下智久
いや、一緒に上がるつもりだから
早く洗いなよ
あなた
むりだょー



またこの人ゎむちゃくちゃなことを言う


智久に見られながら洗えるわけないぢゃん



山下智久
山下智久
ぢゃあ、見ないから早く洗って?
あなた
絶対見たらだめだょ?
山下智久
山下智久
うん、昨日も見てないぢゃん
大丈夫だから、早く




私ゎ智久を信じて急いで洗う


頭、顔、カラダ




この、智久と同じ空間にいて、お互い裸で、やっぱりまともにしていられない




手が震える


毎日やってる事なのに、上手くできない





お風呂場にゎ私のカラダを擦る泡の音しかしない



この空気がまた、私を狂わせる







プリ小説オーディオドラマ