第4話

>>>4
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2019/07/07 07:40


ピンポーン


自分の気持ちを落ち着かせるためにベットにうつ伏せに横たわっていると家のチャイムが鳴った



お母さんが誰かと話している



母>>あなたなら部屋にいると思うわ


来客>>うぃ~行ってみる




ん?誰だろ?



気になって部屋の扉を開けようとしたと同時に、私ぢゃない誰かに扉を開けられ、私の勢いゎ行き場を失いそのまま扉を開けた誰かに抱きついてしまった


山下智久
山下智久
え、何?さっきまで一緒にいたのに、もぅそんなに俺に会いたくなってた?
あなた
や、山下くん?!
山下智久
山下智久
今日から1週間、またよろしくね~
あなた
お母さん、また忙しいの?
山下智久
山下智久
今日からロスに出張なんだって
てか、いつまで俺にひっついてんの?

山下くんの言葉に今の状況をやっと思い出し、急に恥ずかしくなって急いで山下くんから離れた


あなた
そ、そっか
とりあえず、入って?
山下智久
山下智久
おじゃま~


山下くんのお母さんゎ女手一つで山下くんを育ててきた⚠︎注意⚠︎完全なるあぢゅの妄想のため、実際の山Pの家庭事情ゎ考慮していません。

IT関係のお仕事らしく海外出張も多く、その度に山下くんゎ親同士が仲がいいため、こうしてうちで面倒を見ていた



長い時だと3ヶ月


普段から帰りも遅く休みもあまりないみたいで、山下くんゎお母さんとの思い出がほとんどないみたい


あなた
あ、なんか飲む?
お茶持ってこようか?
山下智久
山下智久
ん、大丈夫、いぃから座ってて
あなた
は、はい


なんか山下くん、いつもと様子が違う・・・?


あなた
山下くん?どうかした?
山下智久
山下智久
 あのさ、さっき山下くんゎやめよって言ったよね?
あなた
そう、だけど・・・
山下智久
山下智久
結局あの時だけで、またすぐ山下くんぢゃん・・・
あなた
ごめん!無意識に山下くんって言っちゃって···
早く智久に慣れるように頑張りますっ!
山下智久
山下智久
ん、それでよし


またくしゃくしゃ頭を撫でる


ねぇ?山下くんのそーゆーとこ、ほんとにダメだと思うよ?

こんなんされたら私ぢゃなくても山下くんのこと、好きになっちゃうよ



あぁー、せっかく落ち着いてきたとこなのに、また顔が熱いです


智久、あなたのせいです


智久・・・



ボッ///



声に出してないのに、こんなに照れるなんて


山下智久
山下智久
あなた、今日変だよ?
具合悪いの?


火照った私の顔を見た山下くんが心配そうに私のほっぺに手を伸ばす


今日の私、なんか、変・・・?



私が・・・?


あなた
山下くんのせいぢゃんボソッ
山下智久
山下智久
えっ?俺?


ハッ、やばっ、私何言ってんの?!


山下智久
山下智久
俺、なんかした?
あなた
いや、ちがっ
山下智久
山下智久
俺がなんかしたならちゃんと謝りたいから
あなたお願い、言って


だから、なんでそんなに優しいの・・・

あなた
言えないよ・・・
山下智久
山下智久
なんで?
あなた
なんでもっ!
山下智久
山下智久
言えよ
あなた
無理!


なかなか口を割らない私に山下くんの口調もだんだんと荒くなる

山下智久
山下智久
言えって!


私の両手を押さえ、詰め寄ってくる



ここで山下くんのことが好きだと言えば、私の気持ちも少しゎ楽になるのかな・・・?




でも



そんなこと、言えないよ・・・





言ったら山下くんが離れていきそうで・・・





そう思うと、また、涙が・・・



あぁ~、止まって、私の涙!

いい加減山下くんに呆れられちゃうよ~

お願いだから出てこないで!



私の思いとゎ裏腹に、大粒の涙がどんどん溢れて止まらない

山下智久
山下智久
あなた?なぁ、頼む、お願いだから話して?
俺のせいだって言われて、何もしてやれなくて、それぢゃ俺、最低ぢゃん


違う、そんなことない

山下くんゎ最低ぢゃない



もぉ、山下くんにそんなこと思わせて、私の方が最低だよ・・・


あなた
指輪・・・
山下智久
山下智久
え・・・?指輪、欲しいの?
あなた
そうぢゃない
私の気持ち、山下くんの、指輪


“好きだといえば全てがくずれそうで”

“伝えたいのに胸の奥にしまった”

“いつまで見守っていればいいの”

“もうこの気持ちガマンできない”

“伝えたらもう会えなくなるの?”

“指輪が邪魔をして言えない”

山下智久
山下智久
指輪・・・?
あなた
私、今日いっぱい泣いちゃって顔面崩壊してるから、とりあえずお風呂入ってくる!
山下くん、部屋でゆっくりしててね?


遠回しだけど、言っちゃった・・・


山下くん、まだ気づいてなさそうだったけど



今ゎまともに山下くんの顔、見れません

1回お風呂で落ち着こう・・・!




あなたゎそそくさと部屋をあとにし風呂場へ向かった








--------山Pside-------------(待ってました!←あぢゅ)




俺のせいってなんだょ

俺、あなたになにしたんだょ


なんであいつ、あんなに悲しそうなんだょ



わかんねぇよ・・・




指輪ってなんだょ


俺、指輪なんかして・・・ハッ



山下智久
山下智久
まさかあなた、俺のこと・・・


いや、まさかね





昔から、俺が落ち込んでる時ゎ近くにいてくれて、誰よりもお節介で、ちょっと引くぐらい優しくて・・・


自分でも気づいてなかったょ・・・

俺ゎずっとあなたが好きだったみたいだな




最初ゎただ甘えたいだけだったのかもしれない

母さんがいなくて寂しい時とかに、気を紛らわすために一緒にいた


でも、いつからか違った




また、この部屋に来たいと思ってた


あなたが斗真と話してるとモヤモヤした


斗真の呼び方も気に食わなかった




あなたを独り占めしたい



初めての感情だった


俺、あなたのこと、好きだったんだ・・・




あなたゎちゃんと伝えてくれた








俺も、言わないと







あなたのことが好きだって



ちゃんと








伝えよう・・・!






でも、なんて言えばいいんだろ


今更ちゃんと伝えれるのか?




あなたのベットに横たわって一生懸命考えた




考えても考えても、伝えたいことがありすぎてまとまんねぇ




あなたのベットからゎいつものあなたの匂いがした

この匂い、落ち着くなぁ


あぁ、俺、こんなにあなたのこと好きだったんだ



改めて思わされた




あなたの匂いに包まれ、すっかり心地よくなった俺ゎそのまま眠ってしまった






----山Pside-----------end-----

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