夢野 幻太郎
さあ、そろそろ買い物に行きますか
有栖川 帝統
お、終わったのか?
夢野 幻太郎
いえ、少しいきずまってしまったので気分転換がわりです
有栖川 帝統
そっか
夢野 幻太郎
どうかしましたか?帝統
有栖川 帝統
いや、幻太郎ってさ
夢野 幻太郎
はあ、
有栖川 帝統
なんで小説家になったんだ?
夢野 幻太郎
そう、ですね…理由、ですか
夢野 幻太郎
……誰かが笑ってくれるような物語を書きたかったんです
有栖川 帝統
ふーん
夢野 幻太郎
嘘ですけど…
有栖川 帝統
え、本当か?
夢野 幻太郎
本当です
有栖川 帝統
あ、な、何が本当なんだ?
夢野 幻太郎
wwほんっと帝統って人は面白いですねぇ
有栖川 帝統
またからかわれたぁぁぁ!
夢野 幻太郎
まろに勝とうだなんて100年早いんですよ💕
有栖川 帝統
くっそぉぉぉ!
夢野 幻太郎
ふふっw
本当に面白い人です、帝統は
小生もあなたみたいな人に生まれたかった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夢野 幻太郎
帝統はこれを持って下さい
有栖川 帝統
おう
有栖川 帝統
っておっも!
夢野 幻太郎
米が入っていますからねぇ
有栖川 帝統
えぇ
夢野 幻太郎
あなたがたくさん食べるのだから買っているんですよ
有栖川 帝統
それはそうなんだけどよ…
夢野 幻太郎
働かざる者食うべからず、ですよ
夢野 幻太郎
さ、帝統、小生の家まで走りますよ~
有栖川 帝統
は、はあああああ!?
夢野 幻太郎
早くしないと置いていきますよ~
有栖川 帝統
ちょっ、まっ
有栖川 帝統
これ!だけ幻太郎持ってくんね……
夢野 幻太郎
わらわはか弱い姫なのでもてないのですぅ~
有栖川 帝統
お前男だろ
有栖川 帝統
あ~もう分かったよ、早く行きゃいいんだろ
夢野 幻太郎
精進なさ~い
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夢野 幻太郎
今日の夜ご飯はシチューでいいですか?
有栖川 帝統
おーいいぜー
夢野 幻太郎
では、もう少ししたら作り始めましょうか
有栖川 帝統
おー
そして、また小生はペンをとった
2人の男女の淡い恋の物語を書き進める
彼女は何の変哲もない2人での会話や買い物、それにさえ幸せを感じてしまう
日々の仕事や家事にも疲れを感じる
あまり小生達とは変わらないのかもしれない
だいたいあらすじさえ聞けばそんなもんだ
有栖川 帝統
ここ新しくできたんだな~
夢野 幻太郎
あぁ、駅前にできたんですよね
有栖川 帝統
へ~
夢野 幻太郎
……行きたいんですか?
有栖川 帝統
いや、乱数とか行きそうだなって
夢野 幻太郎
あー、確かにそうかもしれませんね
有栖川 帝統
はぁ~っ
夢野 幻太郎
あら、帝統暇そうですね
有栖川 帝統
まあな
夢野 幻太郎
じゃあお風呂掃除してもらえます?
有栖川 帝統
おーいいぜー
彼女は夜空を見上げる彼にこう言った
“月が綺麗ですね” と、
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!