第2話

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2022/01/20 09:15
あら、誰か来たわ
誰がお呼び?
誰だろうね?
誰だ?
誰ダ?
あら、お目覚めよ。
丁重にもてなしておあげ!!
Yes. your ma!!
セバスチャン
セバスチャン
……ちゃん……っちゃん……坊ちゃん
シエル
シエル
ん〜なんだ?
セバスチャン
セバスチャン
坊ちゃん、良かった
シエル
シエル
ん、ここは?
セバスチャン
セバスチャン
私にもわかりかねます。
このような場所は来たことがございませんでしたから
シエル
シエル
そうか
ようこそ!!
ヨウコソ!!
何する?
何スル?
面白いことしよう!!
ソレガイイ!!
何がいい?
何ガイイ?
シエル
シエル
なんだ?
セバスチャン
セバスチャン
これは……
シエル
シエル
覚えでもあるのか?
セバスチャン
セバスチャン
ええ少し。可能性の話になりますが、よろしいでしょうか?
シエル
シエル
ああ
セバスチャン
セバスチャン
姿を現さず、ただ迷い込んだ人を誘い込み
自分たちのパーティへ招き
セバスチャン
セバスチャン
堕落させた後に、食い荒らす。
セバスチャン
セバスチャン
彼らは天使とも私たち悪魔とも違う
セバスチャン
セバスチャン
もちろん死神とも
彼らの存在は我々にもまだはっきりとは……
セバスチャン
セバスチャン
しかし、ひとつ言えるのは、あの“動く死体“と似たようなものということ
セバスチャン
セバスチャン
天使でも悪魔でも死神でもない。
シエル
シエル
生者でも死者でもない……と
セバスチャン
セバスチャン
ええ。そんな存在が曖昧な存在なのです
シエル
シエル
そんなヤツらが僕たちに何の用だ?
セバスチャン
セバスチャン
さあ?意思疎通はできるようですが、私たちの話は聞くかも分かりませんから
シエル
シエル
そうか。
セバスチャン
セバスチャン
如何なさいますか?
シエル
シエル
僕の言うことは分からない。
セバスチャン、彼らに話を聞いてみろ
セバスチャン
セバスチャン
御意
何話してるの?
何話シテル?
セバスチャン
セバスチャン
申し訳ございません。あなたがたに少しお話をお伺いたいのですが
僕たちに?
わたくしたちに?
なんの用?
なにか用?
セバスチャン
セバスチャン
まず、あなたがたは何者ですか?
君の言う通りだよ
君らが何もしない限り
僕らも何もしない
あの“動く死体”なんかと同じにしないで欲しいわ
それに
お前の言うところのやつとは少し違う
だって
ダッテ
僕らは話せる
僕タチハ話セル
セバスチャン
セバスチャン
私の予想はあっていたと。では、あなたがたのことはなんと呼べば?
そうだね……
ソウダネ……
そうね……“堕天使”とでもお呼びなさい
セバスチャン
セバスチャン
わかりました。ですが何故何物でもない貴方方を堕天使と?
それはまた別のお話よ。
まだだめ
マダダメ
セバスチャン
セバスチャン
そうですか。
セバスチャン
セバスチャン
ではひとまず、あなたがたのことは堕天使と呼ばせていただきます。
それでいいわ
それでいいの
ネエネエ、隣ノ坊チャンハ?
なあんで何も話さないの?
話サナイノ?
セバスチャン
セバスチャン
ああ。やはりこちらもそうですか。
隣の坊ちゃんは、人間?
セバスチャン
セバスチャン
ええ。そうです。
セバスチャン
セバスチャン
やはりあなたがた堕天使と人間は対話できないようですね。
する必要が無いもの
セバスチャン
セバスチャン
左様でございますか。
じゃあなんでお前は話せるの?
話セルノカ?
セバスチャン
セバスチャン
ああ。私は悪魔あくまで執事ですから。
なるほど。やっぱりそうなのね
お姉ちゃ、わかっちゃ?
あなたはダメよ。まだ危険
姉ちゃ、わたしも?
そうよ。ほらお帰り
はい/はーい
ねえねえ、パーティしよう!!
ソウシヨウ!!
シエル
シエル
セバスチャン、奴らは?
セバスチャン
セバスチャン
私の予想通りです。
セバスチャン
セバスチャン
彼らのことは、堕天使とお呼びください。
シエル
シエル
わかった。だが何故だ?
セバスチャン
セバスチャン
さあ?私にもそれは
シエル
シエル
そうか。まあいい
シエル
シエル
帰れそうか?
セバスチャン
セバスチャン
聞いてみましょう。
セバスチャン
セバスチャン
お嬢さん方、ひとつお伺いしても?
何?
セバスチャン
セバスチャン
私たちは帰れますか?
楽しませてくれたらね
セバスチャン
セバスチャン
ほう、なるほど。
承知しました。
セバスチャン
セバスチャン
では、少々準備を
セバスチャン
セバスチャン
坊ちゃん
シエル
シエル
なんだ?
セバスチャン
セバスチャン
少し失礼しますよ
シエル
シエル
は?わ、ちょ
シエル
シエル
下ろせ!!
セバスチャン
セバスチャン
おやおや、しっかり掴まっていないと、落ちてしまいますよ?



























この空間はなんなのか。それは誰も知らない、特別な場所



選ばれた数人だけの



その空間は、もう出られない──






















秘密のパーティ

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