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第43話

43話
あなたside
お兄ちゃん達に会いに行こうって
思ったけど、どこに行ったか分からないし


でも黎弥くんの所に行けばなにか
わかる気がするから行ってみることに



いつもなら鍵がかかっているはずの
大きな門扉


今回は違った
ギーー

っと音を立ててゆっくり開く

玄関に入ると見覚えのある人達が
血だらけでたくさん倒れていた



そう、八木組の下っ端の人達だ
下っ端
あなたさん、
まだ意識のあった人が話しかけてきた
八木あなた
八木あなた
…お兄ちゃん、いる?
下っ端
いますけど行かない方が
八木あなた
八木あなた
なんで?
下っ端
今、瀬口組に組長が現れて
しかもたくさんの軍勢を連れて。
今はリビングでみんな集まって
いると思いますが、
八木あなた
八木あなた
…私、行かないと行けない気が
するの!
下っ端
…ほんとに気をつけてください
八木あなた
八木あなた
ありがとう!
下っ端の人に伝えると私は
リビングへと続く道を歩いた。


その道のりは長く感じた。


この間にお兄ちゃん達がやられていたら
どうしようとか考えてしまう。


だけど今私が見に行かなかったら
後悔する気がした。